<コスパ最高>ボリュームたっぷり、野菜もたっぷり! 毎日食べたい「日替わり定食」(650円)【食彩厨房 美味】

 福岡市早良区にある「食彩厨房 美味(みみ)」はランチ時にいつも満席。常連客はほぼ「日替わり定食」を注文するそうで、値段は何と650円。「早速調査しなくては」とおなかをすかせて行ってきました!
※文中の価格は全て取材時の税込み価格

目次

ランチ時はいつも満席。常連客は「日替わり」一択

青緑色ののれんが目印

 ホテルや日本料理店の調理師だった山室清さんが1982年に開いた「食彩厨房 美味」。21年前に現在地に移転したそうです。福岡市地下鉄七隈線の野芥駅から歩いて14分ほどの住宅街にあり、目印は青緑色ののれん。早速入ってみます。

妻のさよみさんと調理場に立ちます

 店内はカウンターが約10席、4人掛けのテーブル席が3つ、奥には座敷もあります。11時半の開店時間になると常連客が次々と店内に入ってきて、12時になるとあっという間に満席になりました。

ランチメニューはどれもリーズナブル

 ランチメニューはどれもリーズナブルですが、常連客は迷わず「日替わりで!」。店内の客全員が「日替わり定食」一択という光景に驚きました。メインのおかずは仕入れによって変わり、肉の日と魚の日が交互とか。この日のメニューは「サバの煮付け定食」。迷わず注文です!

しば漬け、キムチ、つくだ煮など漬物バイキングは9種類

まずは白菜の煮びたしと温かい緑茶が提供されました

 席に着くと最初に小鉢と温かい緑茶が出されます。この日の小鉢は白菜と油揚げ、ニンジンの煮びたし。たっぷりの野菜が取れてうれしいですね。温かいお茶にもほっこり♡

漬物バイキングのつくだ煮は自家製

 メインのおかずを待つ間にカウンターにある漬物バイキングへ。しば漬けやキムチなどの漬物や昆布とかつお節のつくだ煮、大きな梅干しまであります。つくだ煮は自家製だそうです。

9種類全部を少しずつ盛ってみました

 全部で9種類、全てを少しずつ盛ってみました。日によって内容が変わることもあるそうです。漬物好きにはたまらないサービスですね。

全部そろうとこのボリューム!

 アツアツのサバの煮付けと大きな茶わんに盛られたご飯、みそ汁が到着。全部並べると何とも豪華で「本当にこの値段でいいの?」と思ってしまいました。

この日のメインはサバの煮付け

 サバの煮付けは2切れ付いてきました。臭みもなく身はふっくら、アツアツ。甘じょっぱい味付けにご飯がどんどん進みます。

大ぶりの茶わんなので普通盛りといってもご飯は多め

 福岡県糸島市産の米を少し硬めに炊いたご飯はうまみがしっかり。みそ汁は麦みそを使っていて、この日はワカメと豆腐、ネギが入っていました。ともにプラス100円でお代わりできます。

プラス100円でご飯は大盛り、もしくはお代わりできます

 煮付けのおいしさにご飯が進みすぎて、少々お代わりしました。だしを取るときに使ったかつお節で作った自家製のつくだ煮をたっぷりのせてパクリ。「う~ん、うん、うん!」と思わず声が出るほど、こちらもホカホカご飯にぴったりです。

ホットコーヒーサービスも

 食後のホットコーヒーも付いていました。食事だけでもリーズナブルなのに、コーヒーまで付いているとは!

また明日も来たくなる! 毎日食べても飽きないおいしさ

 日曜以外は毎日ランチを食べに来るという常連客の男性は「大将の味付けが抜群だから毎日来ても飽きません。何を食べてもおいしいです」とにっこり。ちなみに昨日は「チキンかつとじ定食」だったそうです。

「明日の日替わりは来てからのお楽しみ」と山室さん

 「〇〇さんはご飯大盛り、〇〇さんはご飯少な目」と、お客さんの胃袋の大きさをスタッフが把握しているアットホームな同店。店主の山室さんは「お米も値上がりして価格を維持するのは大変ですが、お客さんのおいしかった、という言葉と笑顔を励みに頑張っています。気軽に食べに来てください」と話してくれました。

食彩厨房 美味(みみ)

住所  福岡市早良区干隈4-19-12
定休日 日曜

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

「ファンファン福岡/サブクリップ」(福岡都市圏内配布、福岡市地下鉄駅駅設置)紙面に掲載した話題、編集部員が突撃取材した話題などを紹介します!

目次