【せかい旅】福岡―バンコクの空の旅をより快適に。タイ国際航空の「プレミアムエコノミークラス」はお早めに!

 日本人に人気の海外旅行先として上位にランクインするタイ。福岡空港からも首都バンコクへの直行便が毎日運航していて、約6時間のフライトで行けるのも魅力の一つです。そんな空の移動時間をもっと快適に過ごしたいという人におすすめしたいのが、タイ国際航空(TG)の新機材に導入された「プレミアムエコノミークラス」。2月初旬に実施された見学会に行ってきました。また、3月28日(金)のグランドオープンを前に、増改築工事が進む福岡空港国際線ターミナルの新施設の一部も見てきました。

余裕ある足回りとアームレスト、優先搭乗の特別感も

A330-300の機内へ

 TGのプレミアムエコノミークラスは、日本では福岡発着TG649/TG648便のみに導入された特別な設定で、2025年4月30日(水)までの運航。エコノミークラスよりも広いシートで機内食などのサービスもグレードアップします。同クラスをはじめ3つのクラスを搭載したA330-300の機内を見学しました。

2025年4月30日まで設定される「プレミアムエコノミークラス」  画像提供:タイ国際航空

 プレミアムエコノミークラスは1列2-3-2配列の48席が設けられています。足元のスペースが広く、個別のアームレストが備わり、バンコクのスワンナプーム空港までのフライトを快適に過ごすことができます。ワンランク上の機内食にスパークリングワインやカクテルなどのサービスがあり、アメニティーキットもセットされています。特別感を味わえる優先搭乗や優先手荷物の対象なのも魅力的。

2025年4月30日まで使用機材のロイヤルシルククラスのシート  画像提供:タイ国際航空

 ちなみに、前方のロイヤルシルク(ビジネス)クラスは、さらにゆったりとした31席。フルフラットにもなるシートはリクライニングも自在でぜいたくなプライベート空間に。和食、洋食、タイ料理の3種類から選べる機内食やシャンパンのほか、機内用にタイで特別生産・ブレンドされたブラックシルクコーヒーも味わえます。

エコノミークラスの足元が広いシート

 エコノミークラスは185席あり、人気の1列2-4-2配列。足元に余裕のある座席を料金追加(50米ドル/片道)で選ぶこともできます。食事やアルコールはもちろん無料。2種類から選べる機内食とタイビールやワインなどが楽しめます。

 いずれのクラスもエンターテインメントのサービスが充実しているのも特徴。映画は新作をはじめ往年の名作がそろい、そのほかテレビシリーズ、音楽、ゲームなど豊富なコンテンツをパーソナルモニターで楽しめます。「福岡―バンコクのフライトもあっという間ですよ」とはTGの担当者。

「Free:楽に Fast:早く Fun:楽しく」福岡空港国際線からタイへ♪

北側コンコースが延伸されPBB(旅客搭乗橋)は12基に倍増

 3月28日にグランドオープンする福岡空港国際線ターミナルは、これまでの約2倍の面積に拡張され、より便利で快適な施設に生まれ変わります。テーマは、「Free:楽に、Fast:早く、Fun:楽しく」。北側コンコースの延伸、自動チェックイン機の増設や手荷物預け機の新設、保安検査場の拡張、出発免税店エリアの増床&フードコートの新設、到着免税店オープンなど、機能やサービスが一層充実します。

ワット・ポー(バンコク)の涅槃像  画像提供:タイ国政府観光庁

 円安の影響でインバウンド(訪日客)が増加し、海外旅行に出かける日本人が押され気味の中、「24年に福岡空港からタイに渡航した日本人はコロナ禍前の19年の120%に増えています」と福岡国際空港旅客マーケティング部の櫛間崇史さん。
 グルメ、世界遺産見学、ショッピング、タイ式マッサージ、パワースポット巡り、ゴルフ、マリンレジャーなどタイでの楽しみ方は多彩。この春、リニューアルした福岡空港から年間平均気温29度の“微笑みの国”タイへ出かけませんか!

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