ママ友とのLINEは、幼稚園の情報交換や連絡に便利。でも、一歩間違えればトラブルの原因になることもあります。私は以前、グループLINEを既読スルーしたことで思わぬ事態に巻き込まれました。たった一回返信しなかっただけで、翌日からママ友の態度が変わり、気まずい空気に…。いったい何が起こったのか、お話しします。
毎日のように続くLINEでのやりとり

幼稚園のママ友たちとは、グループLINEでやりとりしていました。子どもの行事の準備や持ち物の確認など、情報共有には欠かせません。でも、頻繁にメッセージが飛び交うので、正直面倒に感じることもありました。
その日も、「今度の遠足のお弁当、どうする?」「雨だったらどうする?」といった会話が流れていました。私はとりあえず既読をつけたものの、忙しくて返信できず、そのままにしてしまったのです。
既読スルーした理由は

実はその日、子どもが突然高熱を出し、看病で手いっぱいでした。LINEを開く余裕なんてなく、夜になってやっとスマホを見たときには、グループLINEの通知が50件以上。
「あとで返信しよう」と思ったものの、そのまま疲れて寝落ち。翌朝も子どもの世話でバタバタし、気づいたらLINEを確認するのを忘れてしまったのです。
ママ友たちの態度が豹変…!

幼稚園に行くと、ママ友たちの様子が何かおかしい…。普段なら「おはよう!」と声をかけてくれる人が、なんとなくそっけない。話しかけても、目を合わせてくれない人がいることに気づきました。
家に戻りグループLINEを開くと、前日の話題がまだ続いていて、そこに私だけが一切返信していない状態でした。さらに、入園初期の頃から特に仲の良かったAさんから、個別で「昨日のLINE、見てる?」とメッセージが届いていたのです。
「しまった…」と思い、すぐに「昨日は子どもが熱を出していて、返信できなかった」と送信しました。でも、既読はすぐついたのに、夕方お迎えに行くまで返信はありませんでした。
お迎えのとき、Aさんが冷たい態度で話しかけてきました。
「昨日みんなで相談してたのに、グループLINEに返信ないからどうしたのかと思ったよ」と、少しキツめの口調。私は慌てて
「ごめんね、子どもが熱を出してて…」と改めて説明しましたが、Aさんは「ふーん」と素っ気ない反応。
周りのママたちもなんとなく距離を取るようになり、今までの雰囲気が一変しました。LINEの返信が遅れただけで、こんなことになるなんて…。
すぐに謝罪をしたけれど

私は、個別に何人かのママ友にメッセージを送りました。「昨日は本当にごめんね。子どもが体調を崩していて、LINEを見る余裕がなかったの」すると、何人かは「大変だったね!」とすぐに理解してくれました。でも、Aさんを含む数名は微妙な反応のまま。
この一件以来、それまではグループ内で信頼される存在でしたが、距離を置かれ、存在感が薄くなり居心地が悪くなりました。それ以来、グループLINEはなるべく早めに返信するように心がけています。でも、子ども優先の生活の中で、いつも即レスできるわけではありません。
この出来事を通して、「本当に気の合うママ友とは、多少の既読スルーでは関係が崩れない」と学びました。大切なのは、無理なく付き合える人を見極めること。既読スルーひとつでトラブルになることもあるけれど、自分のペースを大切にしながら、ママ友付き合いをしていこうと思います。
(ファンファン福岡公式ライター/ぴち)


