【やまと式かずたま術】という言葉を、初めて聞く方もいらっしゃると思います。
日本古来の、言葉を数字に換算する仕組みである数霊。その数霊を用いて、自分に合った生き方や問題の解決方法を見つけるものが、やまと式かずたま術です。
人はそれぞれ個性を持った、唯一無二の存在

この地球上には約80億人います。そしてあなた自身は、その80億分の1の個性です。
やまと式かずたま術は生年月日と名前から、そしてその家系から統計学的な分析や占いでは知り得ない、その人だけが持っている数字で表すDNA(80億分の1の個性)を割り出します。
人を構成しているDNAと同じように、やまと式かずたま術で割り出される数字で表すDNAには、生まれ持った本質、性格、役割、宿題、人生の流れ、これからの転換期など…人それぞれで違う、人生の設計図とも呼べるものが分かるのです。
「人はそれぞれ違う」

誰もがなんとなく分かっていると思います。ですが、その「違い」を理解できず、問題やトラブルが生まれてしまうのです。
あなたと相手が「違う人間」ということを深く認識すれば、摩擦や衝突は減ります。その結果、心地良い距離感や付き合い方が見えてくるのです。
自分と相手を理解し、相互理解を果たすこと。これこそが、悩みを解決するための具体的な方法であると考えます。
やまと式かずたま術では次のようなことが分かります。
・自分が本来持ち合わせている才能や気質とその活かし方
・家系、家族における役割
・過去、現在、未来の人生の転機やタイミング
など、細かく言えばキリがないですが、これらを自分の事、相手の事を知ることにより、自身にとってより良い選択を取ることが可能にもなります。
母と娘のエピソード
例えば、こんなエピソードがあります。数年前の案件ですが、小学校2年生の娘を持つ母親からの鑑定依頼でした。
「娘がここ数カ月間不登校になってしまっている」
「イジメなどが理由ではないはず」
ということでした。
原因を探るために、母親と娘をやまと式かずたま術鑑定で見たところ、大きな違いがありました。
■母親・・・器用な万能型で完璧主義、可能性を求めるタイプ
■娘・・・一つのことを極めていくタイプ
これまでの状況を聞くと、母親は将来の可能性を広げてあげたい想いで、娘に習い事を5つさせているとのこと。しかし本来、娘は多くを同時にやり切れない気質。自己主張の弱い娘は母親の期待に応えるために一生懸命こなしていたのかもしれません。我慢して続けた結果、どこかでプツンと気持ちが切れてしまったのではないか。という原因を仮定しました。
私は母親に聞きました。
「きっと娘さんはその5つある習い事の内、この1つをやっていきたいと言っていませんでしたか? もしくはそのようなサインを出していませんでしたか?」
母親の答えは、
「何度かこれをやりたいと言われたことがある」
でした。母親としてはそれも踏まえた上で将来の可能性のために、他の習い事も続けさせたということでした。
私からのアドバイスとしては、母親と娘の「本質的な違い」を説明した上で、習い事を1つないし2つまでに絞ることを提案しました。

そして、、、2週間後。母親から連絡が来ました。
「娘が学校行くようになりました!」
このケースはまさしく親子の相互理解になります。
本質的に器用な母と、不器用な娘。まだ娘は幼いため、普通に考えたらまだどちらか分からないという段階です。将来の可能性を広げるため。それも何も間違ってはいないです。ただ、違うのは同じ人間ではない、娘は自分ではないというところでした。
初期段階で子どもの本質を知っていれば、兄弟が多くいても育ち方、育て方もそれぞれの工夫が可能です。
「自分を知る」そして、「相手を知る」
とても大事なことではないかと思います。
これからのコラムでは、このような人間関係で起こる様々なケースをご紹介していきたいと思っています。
一般社団Compass for Dream
一般社団Compass for Dream 代表
やまと式かずたま術鑑定士
SHINGI