北九州市八幡西区で介護施設を運営する、株式会社プロデュース(中原亜希子社長)は3月14日、グループホームきらめき本城 (八幡西区本城)で、健康経営支援「チアLifeプログラム・ポンポン」を実施しました。会場とオンラインのハイブリッド形式で行われ、入所者、家族、地域住民、従業員約120人が参加しました。

介護施設を運営するプロデュース 健康経営優良法人「ブライト500」取得
プロデュースは中原社長が2000年10月に創業し、今年で25周年を迎えます。現在8事業所で認知症に対応する介護施設を運営し、認知症高齢者のケアに情熱を注いでいます。2022年から4年連続で、経済産業省が認定する健康経営優良法人「ブライト500」を取得しました。介護現場で利用者と従業員が生きがいを持ち、健康で心が豊かになる環境づくりに取り組んでいます。
MIKI・ファニット が創作した「チアLifeプログラム」で、ウェルビーイング向上を

「チアLifeプログラム」は、ポンポンを振って、軽快な音楽に合わせて踊り「介護する、される」の関係から「相互に応援する」ことでウェルビーイング向上を目指すプログラムです。福岡市西区の「MIKI・ファニット」古庄美樹代表が創作し、人生 100 年時代の持続可能な社会をつくる福岡市との共同事業「福岡100ラボ」にも採択されています。
指導した古庄代表は「非日常の空間が生まれ、職員の自己肯定感が高まった。参加者全員が笑顔になり、幸福感があふれていた」と充実した表情を見せました。
中原社長 今後も地域のみんなが幸せになる「イノベーション」を起こしたい

参加した本城校区本城自治区会の小田廣幸会長は「病気の予防でも笑いが重要と聞きますが、講師の指導でみんなが朗らかに楽しんで踊れました」と笑顔で話しました。
中原社長は「従業員と入所者のコミュニケーションの質が高まりました。健康経営は会社の業績に反映するだけでなく、社外から介護施設で働きたいという仲間が増え採用にも繋がっています。今後も地域のみんなが幸せになるイノベーションを起こしたい」と抱負を語りました。