7歳・9歳の息子を持つママライター、永野栄里子です。
好きな教科は人によって異なりますが、「算数が得意な子」になるとさまざまなメリットが得られます。力を伸ばすには、学校の授業だけでなく、習い事をしてみるのも1つの方法です。
今回は、算数が得意な子になるためのおすすめの習い事を紹介します。
算数・数学は小中学生が「苦手」な教科1位

学研教育総合研究所の「小学生白書Web版(2024年11月調査)」によると、小学生の好きな教科1位は体育、嫌いな教科は算数でした。

同調査では、嫌いな教科で「算数」が10年連続1位となっている反面、2022年までは「好きな教科」でも1位に選ばれており、「好き嫌い」がわかれる教科であることがわかります。
また、ニフティキッズが2024年12月~2025年1月に実施したアンケートでも、「算数・数学」が、小中学生の苦手な教科1位となっています。

保護者のなかにも、「子どもの頃、算数・数学が苦手、嫌いだった」という人がいるのではないでしょうか。
「小学生の日常生活・学習に関する調査」(https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/202411/chapter8/01.html)
子どものホンネ 調査レポート(https://kids.nifty.com/parent/research/study_20250202/)
算数が得意だとメリットがたくさん!

苦手意識を持つ子どもも多い算数ですが、得意になると学習面だけでなく、日常生活のなかでも多くのメリットが期待できます。
生活のなかで計算がスムーズにできる
算数が得意な子は、たし算やひき算、かけ算、わり算などの計算が速く、確実にできることが多いです。簡単な計算を求められるシーンは日常生活のなかにも多くあり、大人になってからも続きます。
電卓を使えば一発で答えが出るものの、スムーズに計算して答えが出せれば、電卓を使う手間が省けますし、周囲からも「計算が速いね」と認めてもらえるでしょう。
イメージする力が養われる
算数が得意な子は、紙や鉛筆を使わないで計算したり、問題を解いたりできます。計算式や図形、文章題で提示されている状況などを頭のなかで思い浮かべられるようになり、イメージする力が強化されるのも、メリットの1つです。
イメージするには、まず計算の決まりなどを覚える必要があるので、暗記力も自然に養われます。
“得意”なことが自信につながる
素早く計算ができたり、正しい答えを確実に導き出せたりするようになると、テストでよい点数が取れる、先生や保護者、仲間に褒められる、認められるといった成功体験につながります。算数が得意なことで、自分に自信が持てるようになる子もいるでしょう。
自信が持てることが1つでもあると、ほかのことにも意欲が増してあまり得意ではないことにも挑戦でき、「苦手」に悲観的になりすぎない心が育ちます。
算数以外の教科にもよい影響が
算数は、ただ計算をすればよいわけではありません。たとえば、文章題では問題の漢字を読んだり、問題の内容を理解したりするために国語力が必要です。このように、算数が得意な子になるには、算数以外の教科の力が求められることもあります。
また、方程式などの決まりを覚えるなかで養われた暗記力は、社会や理科にも応用できるでしょう。
算数が得意な子を見ると、算数以外の教科もよい成績を納めているケースは多いです。
算数が得意になる事のメリットとは?実は知らなかったメリットをご紹介!(https://kumon-fudomae.shop/blog/detail/4)
【おすすめ】算数が得意な子になる習い事4選

算数が得意な子になるには、授業の内容を理解し、問題に積極的に取り組むことが重要です。また、習い事を通して算数力をアップさせるのもよいでしょう。
算数が好き・得意になる、得意をもっと伸ばせるおすすめの習い事を紹介します。
公文式
幼児・小学生の習い事人気ランキング上位にも入る公文式は、特に算数の力を伸ばしたい場合におすすめです。公文式は、スモールステップで徐々にレベルを上げていく方法で、個々の学習進度に合った内容を学べます。
何度も問題に取り組んで苦手を克服できるだけでなく、学校の授業よりも進んだ「先取り学習」も可能です。基礎学力アップとともに、応用力や学習習慣が身につくので、公文式で算数を習う子どもは多くいます。
そろばん
電卓で計算することが多い昨今ですが、そろばん教室が根強く残っている地域も多いのではないでしょうか。古くからの習い事の定番であるそろばんは、計算力アップに最適です。
黙々と問題に取り組んだり、「ねがいましては~」と、先生が読み上げる計算を正確にこなすなかで、集中力も養われます。また、そろばんという道具を使って視覚的に計算を理解でき、レベルが上がると頭のなかでそろばんを出して暗算できるようになる子もいます。
月謝が安く、週に2~3回通える教室も多いので、保護者の負担が少ないのもメリットです。
プログラミング
昨今人気のプログラミング教室も、算数に応用できる考え方が身につく、おすすめの習い事です。
プログラミング教室では、ロボットを動かすプログラムを学んだり、プログラムでオリジナルゲームを作ったりします。集団の教室では、仲間と考え、実行し、成功する喜びを体験できますし、オンラインや個別指導に対応している教室では、自分のペースで学べます。
論理的思考や問題解決力、算数に役立つ力などを、遊びを通して養えるので、子どもも楽しく通えるでしょう。
算数教室
算数教室とは、算数の基礎力・応用力を身につけ、強化するための習い事です。ただ授業を受けて問題に取り組むだけでなく、道具を使ったり、ゲーム感覚で楽しみながら学べたりする教室もあります。
また、受験対策や検定対策、「算数オリンピック」など、ハイレベルな目標達成のための始動を行う教室も、少なくありません。
算数教室には、もともと算数が得意な子が集まりやすい傾向ですが、通うことで徐々に算数が得意になる子もいます。集団で授業を受けるなかで、共通の話題で盛り上がれる仲間ができ、算数がより「楽しい」「好き」と思えるようになるのも、算数教室の魅力です。
公文式の算数は効果あり?教材の進度や勉強のやり方を解説!(https://www.himawari-child.com/knowledge/6324.html)
【将来有利になる】算数が得意な子におすすめな習い事|理系の能力が伸ばせる(https://play-program.com/good-at-arithmetic-learning/)
算数が得意な子になるために、保護者ができること

算数が得意な子になるために、保護者はどういったことを意識するとよいのでしょうか。日々の生活のなかでできる工夫などを解説します。
遊びや生活のなかに算数を取り入れる
数字や図形に触れられる遊びを取り入れると、算数が得意になる可能性があります。たとえば、ブロックやパズルなどに取り組むと、空間認識力がアップします。また、おままごとなどの「ごっこ遊び」にも、計算を取り入れることは可能です。
算数の要素を含んだ遊びは未就学児でもできるので、小学校入学前に算数への興味・関心を高めれば、算数が得意な子に近づけます。年齢が上がっても、カードゲームなどを通して、楽しみながら数字に触れられるでしょう。
わが家の次男は、最近「鬼滅の刃」版の人生ゲームにハマっています。鬼滅版では「KP(呼吸ポイントらしいです。笑)」をお金の代わりに用いるのですが、KPのやり取りを通して、気がついたら暗算の力がものすごく上がっていました。
また、生活のなかで算数に触れる機会をつくるのも1つの方法です。「お菓子が10個あるけど、お兄ちゃんとわけたら何個ずつ食べられる?」「テレビを見る時間は長い針が8、短い針が6までです。何時何分でしょう?」など、行動のなかで算数につながるものを見つけて、呼びかけてみてください。
毎日簡単な問題を解く
応用問題は、基礎ができていないと解けません。そのため、算数の基礎学力アップにつながる簡単な問題を、毎日少しずつ解いていくのもおすすめです。
「1日30分問題を解く」「毎日10ページずつやる」など、課題が多いと、子どもは算数が得意どころか「嫌い」になってしまうかもしれません。毎日続けて力をつけるためにも、時間やページ数は少なめに設定してください。
市販の問題集は、さまざまなレベルのものがあるので、子どもに合ったものを選びましょう。
検定などに挑戦する
日々の取り組みが成果になると、子どもの自信や意欲アップにつながります。算数が得意になってきたら、算数検定や珠算検定、暗算検定、算数コンテストなどに挑戦させてみるのもよいでしょう。
検定に合格できれば、子どもの自己肯定感がアップします。また、「次のレベルに挑戦しよう」という気持ちも芽生えるのではないでしょうか。
子どもの頑張りを褒める
「算数が得意な子になってほしい!」と、習い事をさせたり工夫をしたりしても、子どもが算数を好きにならない、思うように成績が伸びないということもあるでしょう。しかし、結果ではなく、まずは「子どもが頑張っている」という過程を評価するのが重要です。
褒められたり認められたりすれば、子どもは「頑張ったこと」に誇りを持ち、どのようなことにも前向きに取り組めるようになります。徐々に算数が得意な子に育つかもしれませんし、別の才能を開花させる可能性もあるでしょう。
「算数」は10年連続「嫌いな教科」第1位に。算数苦手が”好き”に変わる!おすすめの習い事・絵本をご紹介(https://style.ehonnavi.net/manabi/2024/02/29_610.html)
習い事や日々の工夫で、算数が得意な子に育てよう

算数が得意な子になると、その他の教科の成績が伸びる可能性も高まります。公文式やそろばん教室などの習い事を通して、算数力を養うのもよいでしょう。すでに算数が得意な子も、今回おすすめした習い事で、”得意”をさらに伸ばすことができます。
自宅でできる工夫も取り入れながら、子どもが算数を好き・得意になる、いろいろなことに意欲的に取り組める環境を作りましょう。


