【リポ】福岡愛もたっぷりに歌うMISIAさん♡ 福岡市民ホールこけら落とし公演に行ってきた!

 福岡の新たな文化振興の拠点「福岡市民ホール」が3月28日、福岡市・天神にオープンしました。こけら落とし公演として同29、30日に同施設の大ホールで、福岡市ゆかりのアーティストMISIAさんのライブが開催されました。1月に始動した全国ツアー「STARTS presents THE TOUR OF MISIA 2025 LOVE NEVER DIES」の6都市目でありつつ、福岡市民ホールの開館を記念したスペシャルバージョンを展開。MISIAさんの福岡愛にあふれるパフォーマンスでお祝いムードに包まれました。29日の様子を紹介します。
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大ホール約2,000席は両日満席で大盛り上がり

 「フレール・ドゥ・ラ・パシオン」で華麗に幕開け  ©︎リズメディア

 開演を待ちわびるファンの熱気が高まる大ホール。ステージにMISIAさんが登場すると、幅広い世代が詰めかけた会場から割れんばかりの拍手と歓声が起こります。昨年7月にリリースした「フレール・ドゥ・ラ・パシオン」で華やかにスタート。同ホールが重視している音響の良さを感じながら、MISIAさんの圧倒的な歌声に引き込まれていきます。

「客席がすごく近い!」とMISIAさんも喜ぶ一体感 ©︎リズメディア

 「このたびは福岡市民ホール、オープンおめでとうございます。ホールはたくさんの音楽、お客さんの拍手や歓声を聞かせるといいので、これから幸せな空気をたくさん吸い込んで(すてきなホールに)育っていってほしい」とMISIAさん。「客席がすごく近い。3階席も近く感じるし、奥行きもありますね」と客席を見上げながらホールの印象を語りました。

ニューアルバムの曲やヒットナンバーの数々

ニューアルバムを中心にした選曲で進行 ©︎リズメディア

 このツアーは、5月28日(水)にリリースされる15作目のオリジナルアルバム「LOVE NEVER DIES」の収録曲を中心に構成。「ニューアルバムのナンバーの中で、これまで歌わずに(福岡のために)残しておいた曲を初めて歌います」と会場を沸かせて「はんぶんこ」を披露しました。
 さらに、10代の頃に福岡市民会館で歌ったという経験や福岡市民ホールになった今も歌える喜びを即興の歌にのせて福岡愛を表現。博多弁の歌詞が楽しいナンバー「好いとっと」でも盛り上がりました。

アンコールではまるで太陽のような存在感! ©︎リズメディア

 アンコールでは「福岡での公演数、世界一を目指します!」とメッセージを投げかけてラストナンバー「アイノカタチ」へ。これで終演かと思いきや、鳴りやまぬ拍手に応えて再びステージに登場。きょうはお祝いだからと「THE GLORY DAY」を歌い上げました。
 圧巻のパフォーマンスに魅了された本公演の最後は「福岡市民~!」というMISIAさんのコールに続いて、「ホール!」と客席からレスポンス。両手をいっぱいに広げ、ファンの声と思いをギュッと抱きしめるようにして受け止めるMISIAさんの姿は、とてもキュートでした。

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