【蕎麦と燗酒 はかりめ】ひとり飲み|小粋なつまみと燗酒で、愉悦のひとときを!(福岡市博多区)

 福岡市地下鉄の沿線上にある、ひとりでも入りやすくゆっくり食事ができるお店を紹介する「ちかたびグルメ ひとり飲みのすゝめ」。今回は、地下鉄七隈線・櫛田神社前駅近くの「蕎麦と燗酒 はかりめ」を紹介します。

目次

全国の地酒が常時30種類! 締めは石臼でひく十割蕎麦♪

 櫛田神社前駅3番出口から徒歩約8分。冷泉通りの中ほどに、青いレトロな看板を出す蕎麦(そば)店です。店主の綾部隆司さんは六本松の人気店「蕎麦切り かんべえ」で腕を磨き、2023年11月にこのお店をオープンしました。

 「はかりめ」の魅力といえば、燗酒(かんざけ)のお供にぴったりの蕎麦前です。

熱々の「穴子の白焼き」と熱燗を交互に楽しむ幸せたるや!

 名物の「穴子の白焼き」(1,500円〜)は、肉厚で脂の乗ったアナゴをこんがりと塩焼きにした一品で、キレ味のいい熱燗と相性良し!

 芳醇(ほうじゅん)なだしをたっぷりと含んだ「玉子焼き」(700円)は、温めたお酒のやわらかな香味と溶け合うように調和し、削りたてのかつお節と葉わさびをあえた「錦木」(500円)は、鼻を抜ける爽やかな辛みが酒米のふくよかさを際立たせます。

 燗酒用の日本酒は、店主が目利きした全国の地酒。常時30種類ほどそろえていて、1合1,210円から注文できます。

熟成酒の豊かな香味に感動!

 締めの「お蕎麦」(1,100円〜)は、冷・温合わせて約15種類。芳醇な香りとほのかに緑がかった色味が特長の、茨城県産「常陸秋」を使っています。店主手ずから石臼(いしうす)でひいて打つ入魂の十割蕎麦を、ぜひご賞味あれ。

看板の「ざるそば」(1,100円)

【今夜の会計】
・玉子焼き 700円
・穴子の白焼き 1,500円
・錦木 500円
・ざるそば 1,100円
・燗酒1合(旭菊「エルバージュ」)1,320円
・燗酒1合(神亀「子」)1,540円
合計 6,660円

【入りやすさ】★★★★☆
【居心地】★★★★★
【席】11席(カウンター×5、6人卓×1)

蕎麦と燗酒 はかりめ

住所 福岡市博多区店屋町3-1-2階
電話 070-4132-4936
営業 木・金曜 18:30~22:00
   土・日曜 11:30~22:00
月・火・水曜休み

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

「ファンファン福岡/サブクリップ」(福岡都市圏内配布、福岡市地下鉄駅駅設置)紙面に掲載した話題、編集部員が突撃取材した話題などを紹介します!

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