70年ぶりに如水庵が天神に復活へ! 天神限定の和菓子も登場

 “筑紫もち”でおなじみの福岡の老舗和菓子店「如水庵」が、70年ぶりに天神エリアに帰ってくる─。天神の新ランドマーク「ONE FUKUOKA BLDG.」の地下2階に 4月24日(木)、「如水庵 ワンビル店」がグランドオープンします。

目次

歴史ある“天神一丁目一番地”に再び―70年ぶりの出店

店舗イメージ:如水庵

「如水庵 ワンビル店」が、4月24日(木)にグランドオープンする大型複合ビル「ONE FUKUOKA BLDG.」にオープンします。

 如水庵の前身ともいえる博多の菓子屋だった「五十二萬石本舗」(旧森榮松堂)。1954年(昭和29年)に天神に出店したのが、天神一丁目一番地の西鉄街店だったそうです。

 その原点ともいえる場所に、70年の時を経て再び暖簾を掲げるのが今回のワンビル店となっています。

天神西鉄街店(1954年開店):如水庵
店内に飾られる「五十二萬石」の看板は天神西鉄街店に飾られていた看板:如水庵

ワンビル店限定&開店記念商品

 ワンビル店のみ販売の和菓子も販売予定とのこと。どれも厳選した素材を使用し、職人が丁寧に仕上げたこだわりの和菓子です。

 当時の天神西鉄街店で販売していた「殿様最中」をはじめ、若手社員が開発したネオ和菓子「うめみづき」などを期間限定で販売予定。如水庵の伝統技術を受け継ぎながらも、新しさが詰まった和菓子を楽しめそうです。

開店記念 期間限定の商品

黒餡、白餡、抹茶餡の3色餡の特別な最中:如水庵

商品名:殿様最中
販売価格:1,680円(税込、1個)

福岡県花でもある「梅」をモチーフにした琥珀糖:如水庵

商品名:うめみづき
販売価格:1,296円(税込、1箱9粒入)

ワンビル店限定 通年販売

如水庵自慢の黄な粉(タマホマレ)を贅沢に使用した黒糖入りわらびもち:如水庵

商品名:ほまれわらび
販売価格:1,080円(税込、1箱)

職人技が光る工芸菓子も展示

【工芸菓子過去作品】2024年:西日本食品産業創造展 出展作品「和文様」:如水庵

 店内には、和菓子一級技能士・佐藤理子氏による工芸菓子「希望の藤」を展示。自然や季節を表現した繊細な和菓子アートは、技術と感性の結晶。見て楽しむ“芸術としての和菓子”も体験できます。

如水庵 ワンビル店

店舗名:筑紫菓匠 如水庵 ワンビル店
場所:福岡県福岡市中央区天神1丁目11-1 ONE FUKUOKA BLDG.地下2階
営業時間:10:00-20:00
電話番号:092-791-8551
オープン日:2025年4月24日(木)

70年ぶりに帰ってきた如水庵の天神新店舗で、“今”と“伝統”が融合した和菓子が楽しめそうです。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次