「ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)」が4月24日(木)に開業します。その中でも注目は5階に入る「天神福食堂」。天神交差点を見下ろすロケーションの中、手作りの1,000円以下のメニューがずらり。テラス席やカウンター席もあり、1人でもグループでも重宝するスポットです。試食会に参加したファンファン福岡編集部がリポートします。※価格は全て税込み

天神交差点を望む景観。天神最大級の209席

約4mの天井、大きな窓がつくり出す開放感のある店内。天神交差点を見下ろすロケーションが大きな売りです。平日はランチタイムとアペリティーボタイムで営業。日曜・祝日は時間を分けずにランチ、カフェが楽しめます。天神最大級という209席の規模も魅力です。
手作りを大事にしながら、1,000円以下の価格!

運営する西日本鉄道食堂事業担当課長の徳久愛子さんは「“あたたかさ”にこだわった料理を提供します。基礎調味料以外全て自家製。その上で価格を1,000円以下に抑えています。メニューは年間200以上を予定。スピーディーでストレスフリーなランチを楽しんでください」と話します。

調理を手がけるのは福岡市中央区平尾にあるイタリアンレストラン「リングラッツェ」です。社長の田村浩治さんは「体にも心にも優しい、あたたかさで満たすような料理をお届けします。だしやスープの自然な味を楽しんでいただけたら」。

厨房(ちゅうぼう)のスタッフが着用するユニホームはカジュアル。気軽に声をかけてほしいとの思いがあるといいます。Tシャツが6種類、エプロンと帽子が10種類ほどあり、バラエティーに富むスタイルです。10~70代までの国籍もさまざまなスタッフ約50人が調理しています。
支払いはキャッシュレスでスピーディー

ランチタイムはスムーズな食事提供のためモバイルオーダーまたは券売機で注文するシステムです。席札の2次元コードを読み取ってオーダー、または入り口の券売機でキャッシュレス決済をします。現金は使えないので注意してください。

ランチは毎日13種類。定食、丼物、カレー、ラーメン、パスタ、うどんと数量限定のスペシャルランチがあります。カレーと丼物はテイクアウトが可能です。

手ごねハンバーグに3日間煮込んだカレー。手間暇かけた味

「ハンバーグ定食」(900円)と「欧風カレー」(750円)を試食しました。
「ハンバーグは手ごねです。自家製のジャポネソースと相性がいいですよ。欧風カレーはスパイスの調合、素材からスープを取るところから始めています。肉や野菜のうまみが溶け出すまで約3日間煮込んでいます」とリングラッツェ・天神福食堂マネージャーの増井成さん。
「ハンバーグ定食」は肉がぎっしり詰まっていてジューシーでふんわりとした食感。タマネギの甘みとうまみが広がるジャポネソースと調和しています。

「欧風カレー」は食す前からスパイスの香りが魅了。具材が溶け合い、ほのかな辛みもアクセントです。
混雑状況が入り口モニターで確認できる!

テラス席は植物のある癒やしの空間。空や風の様子を感じながら、天神の街を歩く人を眺めることもできます。

心地よい風が通り抜ける中でのひとときは、気分転換になりました。窓を向いたカウンター席があるのは、おひとりさまにうれしいポイント。

くつろぎの時間が過ごせる「アペリティーボタイム」はデリ、おつまみ、麺類、コーヒー、アルコールなどが楽しめます。

旧福ビルの開業時から地下の飲食街にあった「喫茶 門」のミックスジュースが再現されたことにも注目です!

そのほかにも「共創メニュー」として福岡の飲食店の人気おつまみメニューが登場します♪

入り口のモニターで店内の混雑状況を確認できるシステムは忙しいオフィスワーカーにとって便利です。
「眺めも、味も、気軽さも」そろった新スポット。ランチ場所が不足しているといわれる天神地区に誕生した食堂として、多くの人のランチタイムに新しい選択肢を提供してくれそうです。

天神福食堂
住所 福岡市中央区天神1-11-1 ONE FUKUOKA BLDG. 5階
営業 ランチタイム11:00~15:00、アペリティーボタイム15:00~20:00(L.O.19:45)、日・祝日11:00~17:00 ※5月3日(土・祝)~6日(火・休)、お盆、年末年始は休業
※支払いは完全キャッシュレス
電話 092-752-9888
公式Webサイト https://onefukuoka-building.jp/tenjin-fukushokudo


