【リニューアル】「博多町家」ふるさと館にカフェがオープン! ここだけの“ハカタのタカラ”あふれた空間に

 今年8月に開館30周年を迎える「博多町家」ふるさと館(福岡市博多区)の物産棟が全面リニューアル。カフェを新設し「hakatakara」(ハカタカラ)として4月26日にオープンしました。日本茶や和菓子などのカフェメニューをはじめ、物販コーナーの「博多祇園山笠DECOチョコ」「にわかアイスキャンデー」など、ここにしかない“ハカタのタカラ”にあふれた、すてきな空間に生まれ変わっています。 ※文中の料金表示は全て税込み価格

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壁一面のDECOチョコに目を奪われた!

壁一面に並んだDECOチョコに目を奪われます! 水法被姿の背中が壮観です

 「hakatakara」に入って最初に目に飛び込んできたのは、壁一面のDECOチョコです。大量のDECOチョコにテンションが急上昇! 切り絵作家、故小西一珠喜さんの切り絵をプリントした博多祇園山笠のDECOチョコ(1個108円)は、水法被の後ろ姿がりりしい♡ ここでしか手に入らない博多土産です。

福岡市地下鉄の駅シンボルマークのDECOチョコも

 福岡市地下鉄の駅シンボルマーク、福岡ソフトバンクホークスの選手ユニホームなど、DECOチョコは種類豊富で、見ているだけでもワクワクします。

カフェは日本茶が充実。“ここだけ”のスイーツも

シックな色合いのカフェカウンター。写真手前の交流スペースのテーブルを利用できます

 DECOチョコに興奮し過ぎましたが、今回の全面リニューアル最大のトピックスはカフェの新設。カフェカウンターやメニューボードは、町家の雰囲気にマッチしたシックな色合いで統一されています。

日本茶(左)とコーヒーを丁寧な所作でいれてくれます

 ドリンクメニューは日本茶、コーヒー、季節のフルーツドリンクのラインアップ。日本茶は玉露、かぶせ茶、煎茶、水出し煎茶、抹茶オレの5種類。創業300年を超える「光安青霞園茶舗」(福岡市博多区)の茶葉を使っていて、hakatakaraスタッフは同茶舗でいれ方の指導を受けたそうです。

「おいしい日本茶とコーヒーをどうぞ」左は店長の都陽子さん

 コーヒーは「STEREO COFFEE」(福岡市中央区)のハンドドリップコーヒーと水出しアイスコーヒー、カフェオレを提供しています。これも「ドリップ方法をきっちり指導してもらいました」とスタッフ。
 「玉露」(550円)と「ハンドドリップコーヒー」(550円)を注文しました。65度のお湯で丁寧にいれた玉露の味わいは、とてもまろやか。コーヒーも香り高く、実習の成果が感じられました。

「小福餅」は10個入り(800円)と3個入り(240円)がありました

 フードメニューの「小福餅」(10個800円、3個240円)は、小福餅は福岡県春日市に本店を構える「お茶々万十本舗 富貴」の監修。中でも「うどん味」は、博多の名物うどんの風味を取り入れたユニークな一口サイズのお餅で、ここでしかお目にかかれません。他によもぎ、ゆずこしょうと3つの味が楽しめます。

写真は、にわか最中アイス+あんこ+もなか+小福餅シングル(550円)

 にわか面のもなかがかわいい「にわか最中アイス」(470円~)は、小福餅をトッピングしてもOK。アイスのスイーツはこれからの季節にぴったりですね。

日本文化を体験できる交流スペースがお目見え

観光コンシェルジュが観光のお手伝い。背後に見えるのが新しいサイネージシステム

 新たな物産棟は、博多旧市街を中心とした観光情報を提供する機能も充実させてリスタートしました。その一つが観光コンシェルジュの常駐。国内外から訪れるツーリストの利便性向上の役割を担います。“観光客との双方向コミュニケーション”をコンセプトにSNSと融合させた新サイネージシステムを導入しているのも注目したい点です。

交流スペースの一角に日本茶ワークショップの案内ブースが

 もう一つは、交流スペースの新設。海外からの来訪者が増えている状況も踏まえて「日本茶」「折り紙」「書道」のワークショップを実施し、気軽に日本文化を体験できるようにしています。日本茶ワークショップではブレンド茶を作ったり、飲んだ日本茶を当てる「利き茶ゲーム」をしたりと、楽しそう!

「開館30周年を前にカフェができました」と長谷川法世さん

 物産棟の全面リニューアルに当たり、館長で漫画家の長谷川法世さんは「念願だったカフェがようやくできて、観光情報を得られて休憩もできました。博多や福岡の街の観光に出掛ける前に立ち寄るのに、ちょうどいい施設です」と魅力を語りました。

にわか面デザインのアイテムいろいろ

「あまおう二○加バウム」も限定品

 これまでの物産棟でおなじみだった博多銘菓や博多織を使ったグッズなどももちろん「hakatakara」で販売されています。リニューアルオープンの今は「博多仁和加特集」のコーナーがありました。二○加煎餅、二○加バウムなどにわか面をモチーフにした菓子がずらり。

アイシングクッキーも博多バージョン♡ 桜坂AZUL「プチギフトボックス」(1,070円)

 ちょっとしたギフトに喜ばれそうなアイシングクッキーがかわいかったです♪

都店長作のイラストがよか~♡ 「にわかアイスキャンデー」(1個250円)

 さらに、入り口近くで「にわかアイスキャンデー」を発見。パッケージに描かれたにわか面のゆる~い感じに引きつけられました。メガネやおかっぱ(?)のにわか面も。

スタンプは6種類。袋欲しさにいろいろ買い物してしまうかも?!

 聞けば「hakatakara」店長の都陽子さんがデザインしたとか。スタッフが着用しているキャップやエプロンのロゴも都さんデザイン。購入商品を入れる紙袋に押してあるスタンプも都さんが描いたそうです。

 「みやげ処」から「hakatakara」へ。大変身した新スポットは心ときめく“ハカタのタカラ”が満載です。

「博多町家」ふるさと館

住所:福岡市博多区冷泉町6-10
電話:092-281-7761
開館:10:00~18:00(入館は~17:30)
休館:第4月曜(祝休日の場合は翌平日)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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