【名物の「鯛茶」を実食!】老舗割烹料理店「よし田」が創業の地・天神に復活

 福岡で愛され続けるあの味が帰ってくる! 福岡・天神の発展と共に歩んできた老舗割烹料理店「割烹よし田」が、ついに創業の地・天神に帰ってきます。2025年6月10日(火)、天神1丁目に装い新たな「割烹よし田 天神本店」がグランドオープンします。

 早速天神本店にお邪魔して、名物の「鯛茶」を実食してきました。
 ※記事内容は公開日時点での情報です。

目次

福岡の老舗割烹料理店「よし田」

老舗割烹料理店「よし田」

 1963年(昭和38年)創業の「割烹よし田」は、福岡の街と共に歩み続けて60年以上の歴史を刻む老舗割烹料理店です。

 創業から62年目を迎える同店は、天神ビッグバンによる再開発のため博多区に移転し営業していましたが、このたび満を持して創業の地である天神に復活! 新たにオープンする「天神本店」は3フロア構成となっていて、旧店舗と変わらない場所に位置します。

 博多店はそのまま継続して、今回グランドオープンする「天神本店」と「博多店屋町店」の2店舗体制で営業を続けています。

 よし田は真鯛にこだわった料理が多く、中でも福岡・博多の名物でもある「鯛茶」は創業当初からの名物であり、「よし田といえば、鯛茶!」と言われるほど愛され続ける看板メニューです。

 名物鯛茶のほかにも「イカの活造り」や「ゴマサバ」といった九州ならではの新鮮な海の幸を使った料理も人気を集めており、鯛しゅうまいや鯛ドレッシングなど“鯛”を活用したオリジナル商品の開発にも力を入れています。

 鯛茶を中心とした定食メニューから、ランチコースやスペシャルランチコース、夜の会席料理コースなど幅広く料理が用意されており、地元の食材と熟練の職人技が織りなす手間ひまをかけた和食の数々で接待や祝い事などの大切な場面を演出する上質な空間として、福岡市民に愛され続けています。

割烹よし田 「天神本店」

看板メニュー「鯛茶」が再び天神のビジネス街を彩る

名物の「鯛茶」を実食
「よし田といえば、鯛茶!」

 「割烹よし田」といえば、何といっても名物の「鯛茶」。

 職人が直前に捌いたぷりぷりの鯛に一子相伝のたれを絡めた逸品は、天神のビジネスマンを中心に絶大な人気を博してきました。その上品な味わいと手軽さから、多忙なランチタイムの定番として愛され続けています。

 今回の天神本店でも、この看板メニュー「鯛茶」は健在です。先代から受け継いだ変わらない味を再び天神で堪能することができます。

 価格は1,760円(税込)で、天ぷらハーフセットなど豊富なバリエーションも用意されています。天ぷらもサクサクで鯛茶との相性もバッチリ。鯛茶・天ぷら・お漬物のコンビネーションで、ご飯をかきこむ手が止まりません。

天ぷらもサクサク!

職人技光る、こだわりの調理法

ぷりぷりの鯛がたまらない

 よし田の鯛茶の真髄は、その繊細な調理プロセスにあるといえます。まず、職人が注文を受けてから目の前で新鮮な鯛を捌く。この「直前調理」へのこだわりが、ぷりぷりとした食感と鮮度抜群の味わいを生み出しています。

 丁寧に処理されたぷりぷりの鯛の身は、創業以来受け継がれてきた秘伝のたれと絡みます。この一子相伝のたれこそが、鯛茶の命。甘さと塩気の絶妙なバランス、そして鯛の旨味を最大限に引き出す独特の配合は、先代から現在の店主へと代々受け継がれてきた門外不出のレシピだそうです。

天神のビジネスマンが愛した理由

秘伝のたれや出汁を使ってさらに美味しく

 鯛茶が天神のビジネス街で絶大な支持を得てきた理由は、その「上品な味わい」と「手軽さ」の絶妙な組み合わせにあるといえます。割烹料理の本格的な味を、ランチタイムの限られた時間で楽しめる贅沢さ。忙しいビジネスマンにとって、質の高い和食を手早く味わえる鯛茶は、まさに理想的な一品でした。

 福岡の新鮮な魚介類と旬の食材をふんだんに使用し、それを熟練の技で仕上げる。シンプルでありながらも奥深い味わいは、日常のランチや接待の場として天神のビジネスマン達に長年愛されています。

豊富なバリエーション

ランチでも大満足な鯛茶

 今回の新店舗でも、名物の「鯛茶」は健在です。基本の鯛茶は1,760円(税込)という手頃な価格設定で、天ぷらハーフセット(2,530円)や、より豪華なランチコース(4,070円)、スペシャルランチコース(5,500円)まで、様々なニーズに対応しています。 ※記事公開時の価格です。

 創業当初から変わらない職人の技が光るよし田の味を、再び天神で味わえるのは嬉しい限りですね。

 普段のランチタイムでも、夜のゆっくりとした夕食でもよし田の“こだわりの料理”を存分に味わってください。

個室も完備された、上品で充実した空間

2階には迫力満点の“鯛”がお出迎え
入口にはえびす様が

 新しい天神本店は、地上4階・地下1階建ての堂々たる構えで、総座席数は160席・個室は最大14部屋が完備されています。

 また、1階には1名から利用できるカウンター席も新設され、一人でゆっくりランチを楽しみたい方や家族向け、接待などの団体用など多様化するお客様のニーズに応える空間設計が特徴となっています。

 上質で充実した店舗にて、よし田の絶品料理を味わいながら快適なひと時を過ごしてください。

1階:カウンター席も完備

カウンター席でゆっくりと

 1階には、1名から利用しやすいカウンター席が新設されています。一人でゆっくりとよし田の料理を楽しみたいとの要望も多く、今回新設されたんだとか!

 目の前には生け簀が広がっていて、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。

複数人でも利用可能

 カウンター席と同じ空間に、複数人で利用できるテーブル席も完備されていて各々の食事の時間を楽しむことができます。

2階・3階:開放的な大広間と落ち着いた個室

上品でありながらも馴染みのある空間に

 各フロアで異なる内装を楽しめるのも新店の魅力です。旧本店で使用していた建築資材や意匠を随所に採用し、馴染みのある雰囲気を継承しています。

 2階には最大60名対応可能な開放的な大広間が設備されていて、3階にはプライベートな個室中心の落ち着いた空間が広がっています。

 お客様の利用人数や用途によって、上品かつ洗練された空間を提供することができます。

各個室には、九州にちなんだ名前が割り振られているんだとか!

新事業「家庭割烹」で食文化の裾野を拡大

 また、よし田で新たに始まる「家庭割烹」と名付けたお土産事業にも注目です。

 新店の1階に設けられた専用コーナーでは、家庭でも楽しめる割烹の味を商品化した新定義の商品が展示・販売されます。

 これまでの店内飲食だけでなく、福岡の食文化を家庭にも届ける画期的な試みとなっています。天神本店の1階でも気軽に購入することができるので、よし田の歴史とこだわりが詰まった「鯛だしつゆ」や「鯛茶たれ」など、家庭でもよし田の本格的な味わいを楽しんでください。

天神本店の1階のお土産コーナー

 また、博多店屋町店と同じ通常メニューに加え、天神本店では特別なランチコースや会席料理が提供されます。落ち着いた店内でゆっくりと食事を楽しめる、天神本店だけの特別な体験を演出します。

まちと繋がり時代を繋ぐ、よし田の新たな挑戦

2代目・吉田泰三社長(天神本店の前で)

 今回新たに創業の地・天神に帰ってくる「割烹よし田」。

 コーポレートカラーのベンガラ色を基調とした外観は日中と夜間で異なる表情を見せ、「繋がる」をコンセプトに設計されました。隣接ビルとの同時開発により、まちと一体となる新時代の店舗として天神をさらに盛り上げます。

 創業から62年、福岡・天神と共に歩んできた老舗「割烹よし田」の新章が、創業の地にていよいよ始まります。

 沢山のお客様に愛されて守られてきた、よし田の味と伝統。そのように「食」を通して、皆さんと共に福岡のまちをさらに盛り上げていきたいと2代目・吉田泰三社長は語ります。

 伝統の味を守りながら新しい挑戦を続ける老舗の心意気に、福岡グルメシーンの熱い視線が注がれています!

店舗情報

・店舗名:割烹よし田 天神本店
・住所:福岡市中央区天神1丁目14-14
・電話:092-721-0171
・営業時間:昼11:30~14:30、夜17:00~22:30
・定休日:第1・第3日曜、お盆、年末年始
※個室は室料別途

※情報・内容は変更になる場合があります。
※詳細は公式サイトおよび公式SNSを確認ください。

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