いまだカレー熱冷めやらぬ中、古いアパートの一室や路地裏など目立たない場所でひそかに個性を放つカレー店が誕生しています。そこで、福岡市で今注目の隠れ家的なカレー店を紹介します。
スパイスの奥深い味わいを堪能。一度食べると、くせになる一皿【TOWA SpiceCurry】

薬院大通駅から徒歩約1分。築50年のビル3階にあるスパイスカレー店。1番人気の「チキンカレー」は、ホロホロの骨付きチキンとスパイスの奥深い風味のコンビネーションが抜群。その他にも「鯖(さば)とホウレン草のココナッツカレー」など常時4種類のカレーを提供。迷ったら、プラス300円で3種類の合いがけがおすすめです。

3種の合いがけ(ライスM/サラダ・スープ付き)1,300円。
カレーは全種類、同一料金。ライスS(200g)が950円、M(250g)が1,000円、L(300g)が1,050円。

セットのスパイススープはライスにかけても◎

アルコールやおつまみも充実。

2DKの和室を改装した店内は、アジアン雑貨やアートが飾られておしゃれ。

ビルの3階。

ピンクのドアと黄色の看板が目印。

「ランチタイムは12時〜16時。夜は18時〜22時で土曜のみ24時まで!」と店主のウトさん&はるさん。
TOWA SpiceCurry(トワ スパイスカレー)
住所 福岡市中央区薬院2-2-2 薬院ビル304
月曜休み
おいしさが多彩に広がる!目にも鮮やかな創作カレープレート【咖喱時々珈琲ナミヒラ】
大名の一角にある築55年のアパート3階で、体にやさしいカレーが評判のカフェ。人気のカレーは、オーナー夫妻が「自分たちの食べたい味」にこだわった一品。化学調味料は使わず、和洋のエッセンスを取り入れ、濃厚なうまみに仕上げています。無農薬野菜を使用した10種類以上の副菜を自由に混ぜて、多彩に変化する味を楽しんで。

本日の一皿 1,700円〜(エビカレー・チキン南蛮1個 2,100円)。
メニューは日替わり。宮崎出身の店主こだわりの「チキン南蛮」もトッピングにぜひ。

深い味わいコーヒーと手作りケーキのセットもGOOD。

「なめらかプリン」(500円)は苦みのあるカラメルが特徴。

コンクリート壁にアンティーク家具を組み合わせた店内。

手作り感のあるドアや手書きの看板がかわいい外観。カフェ使いもOK。夏は自家製アイスがおすすめです♪
咖喱(カレー)時々珈琲(コーヒー)ナミヒラ
住所 福岡市中央区大名1-8-5 養巴コープ303
レトロな空間でほっと一息。カレー&豚汁で心和むごはん時間【rose rice】
2024年8月オープン。高宮駅から徒歩約5分、個性豊かな店舗が集まる木造アパートの一室を改装。開業時はスパイスカレーを提供していましたが、建物のレトロな雰囲気に合わせ、和風だしの欧風カレーに豚汁を添えた定食に変更。黒米入りローズライスは自然な甘みで、カレーライスとの相性も抜群。おなかも心も温まるひとときをぜひ。

チキンカツカレー(豚汁付き)1,100円。
1番人気はやわらかジューシーなチキンカツ。その他、ハンバーグ(1,200円)、トンカツ(1,200円)も。

豚汁は具材がゴロゴロ!

あんバターデニッシュ(400円)。

定食屋のような雰囲気の店内。お一人さまもゆっくりくつろげる。

アパートの2階が店舗。手描きイラストのメニュー表がかわいい。

「夜はキッシュなどのおつまみと一緒にお酒も楽しめますよ。」と、店主のマツケンさん。
rose rice(ローズライス)
住所 福岡市南区大楠3-7-26 あさだ荘22号室
住宅街の路地裏で気軽に楽しむ本格スパイスカレー【spice curry gran】
西新駅に程近い住宅街。細い路地にたたずむアパートの一室で2024年7月に開業。「気軽に通えるスパイスカレー店」を目指し、親しみやすい味わいのカレーを提供。中辛の「スパイスチキンカレー」「キーマカレー」、甘口の「バターチキンカレー」は本格的ながら、1皿690円。トッピングやセットを自由に組み合わせて楽しめます。アルコールを含むドリンク全品220円と超お得!

グランカレープレート セット(サラダ・アイス・ドリンク付き)1,390円。
揚げ野菜5種がのり、副菜も豪華。セットを付ければ、おなかも大満足。

ドリンクは、アルコールメニューからも選べます!

アパートの一室を改装したナチュラルな雰囲気の店内。広いテーブル席も。

路地の奥へ進むと見えてくる、黄色ののぼりが目印。

ホークス戦の日は23時まで営業予定!インスタグラムを要チェック。
spice curry gran(スパイス カレー グラン)
住所 福岡市中央区地行3-7-6-6
ソリオ唐人町101号室
電話 090-6141-5520
緑の隠れ家カフェで出合う スパイスの余韻を楽しむ一皿【アトリエてらた】
六本松駅から徒歩約9分。坂道の途中に立つ、緑に囲まれた民家の2階にあるカフェ。看板メニューの「ヤッホーカレー」は、シンプルな見た目に反して、スパイスの風味が際立つ濃厚な味わい。ペースト状のカシューナッツなど、見えないこだわりが奥深いうまみを生み出しています。非日常を感じるアート空間も魅力です。

ヤッホーカレー 1,050円。
チキン入りのスパイスカレー。黒コショウのピリリとした辛さが味を引き締める。

ドライフルーツ入りの「シナモンチーズケーキ」(550円)も絶品。

オーナーの父、洋画家・寺田健一郎の作品が壁一面を飾るアート空間。喫煙可。

静かな住宅街の一角、みずみずしい緑が目を引く。外階段から2階のカフェへ。

「17:30からはバータイムに。お酒に合う料理も充実しています!」と、スタッフの寺田美和さん。
アトリエてらた
住所 福岡市中央区六本松3-5-28
電話 092-771-4445
路地裏の古民家で味わう 背徳感たっぷりの白カレー【THE BRIDGE】
上人橋通りの脇道沿いの敷地に立つ古民家。その2階にあるバーで本格欧風カレーを提供。8種類あるカレーの中で人気ナンバーワンなのが「白い炙りキーマカレー」。キーマカレーの上にとろとろのチーズを重ね、香ばしくあぶって仕上げました。重たいと思いきや、軽い口当たりで、飲んだ後にもペロリといけるおいしさです。締めにぜひ!

白い炙(あぶ)りキーマカレー 1,550円。
キーマのうまみを、すっきりとしたコクのチーズが引き立てる。

キーマカレーは懐かしい味わい。

トンカツがドーン!「デラックスカレー」(1,780円)。

懐かしさ漂う店内は、カウンター席とゆったりくつろげるソファー席を用意。

ハンバーガーのオブジェの先に、店舗が入る古民家が現れる。

緑のドアを開けて2階へ!

「土日は不定期でランチ営業。普段は21時から早朝5時まで!詳しくは、インスタグラムをチェック!」と、店主のモーリーさん。
THE BRIDGE(ザ ブリッジ)
住所 福岡市中央区警固1-6-3
ハナタレ横丁内2階


