おれこと、オス猫サニが暮らす福岡市もようやく梅雨明け。豪雨の被害も癒えず、相変わらずコロナが猛威をふるう中、手放しでは喜べないが、しばらく大雨はなかろうと思うと、少しだけ安心する。このところあんまりこのブログ「サ日記」を更新しないからか、サニの人気は低迷しているが、それでも根強いおれファンのために、かもめ~るを買って暑中見舞いをしたためた。以前は30人くらいから「欲しい」と言われたものだが、最近は落ち目なので、10枚だけ印刷した。欲しい人は、最後に応募先のメールアドレスを記すので、「かもめ~る欲しい」と書いて送信して欲しい。
暑いですニャア。クーラー嫌いのおれ、今年は雨模様が続いてあんまし冷房しなくても耐えられたんだが、梅雨が明けておひさまが照りつけてくるようになると、ちと厳しくなってくる。暑くてたまらんときは、無理せず人間と冷房をつけて、昼寝することにする。熱中症になっても馬鹿らしいからニャ。
久しぶりにイノマタ先生のクリニックに行った。ケガをしたとかどこか具合が悪いわけじゃない。飼い主が「サニの口臭がときどき気になる」と言って、念のためにと連れて行かれた。病院は何度行っても気分の良いもんじゃない。有名な漫画猫・つしまさんも「びょんいん(病院)嫌い」と言ってた。 暴れるおれを飼い主も含め3人がかりで押さえつけて口の中をのぞかれた結果、「歯石がたまっている」という診断が下された。 一度ついた歯石は、簡単には取れないらしい。若い頃から歯みがきしていれば良かったんだろうが。とりあえず、歯をきれいにするサプリメントとやらの試供品をもらった。粉々にしてえさに混ぜるらしいが、好き嫌いの多いおれが食べられるのか疑問だ。
さて、きょうのサ日記の本題、「かもめ~る」だ。今回も撮りためた写真を使って、筆ぐるめというソフトで地道な作業により、おれオリジナルの暑中見舞いを作り上げた。少しだけ時勢も反映した良い出来栄えであるぞ。上の写真は、試し刷りを満足気に見直すおれだ。ネタばれになったらいかんから、肝心のデザインのところは塗りつぶして見えなくした。配達されてのおたのしみだ。 最初に書いたように、わずか10枚しか作ってない。ハガキももう無くなった。先着順に郵送しますから、最後までお読みいただき、あて先のメールアドレスにご住所(調べるの面倒だから郵便番号も頼むよ)ご氏名を書いて、「かもめ~るください」とか「猫の暑中見舞い希望」とか書いて送ってください。
さて、しばらく見なくてどうしてるかと思っていた近所のしろさんが久しぶりにやって来た。少ししっぽを上げて元気そうな足取りだ。
これまた久しぶりに大分から帰ってきたTが近づいてもびくともしない。百戦錬磨の戦士のごたる。
しろさんは、孤高の猫だ。近所の人の話では、「他の猫と折り合いが悪くひとりで居ることが多い」らしい。尊敬すべき猫物である。おれが来る3年くらい前に今の家で飼われてたみぃさんよりも前からこのあたりで暮らしており、どう軽くみつもっても20年は生きてるということだ。
車の下にもぐりこみ、周囲を見渡すしろさん。まるでホワイトタイガーのようだ。あまり他の猫を褒めないおれが尊敬する数少ない大物だ。長生きしてこの地域を守って欲しい。
原則外に出してもらえないおれは、しろさんとか他の猫のありさまとか鳥などが行きかう様子をこうして部屋の中で観察するしかない。欲求不満はたまるが。原則と書いたが、例外があるわけでもなく、たまに飼い主の戸の締め忘れとかの油断をついて、つかの間の散歩を楽しむ程度だ。それも危ないからやめろ、と口を酸っぱくして言われる。
この家に入り込むまでは、野良生活も経験したおれだが、今はえさに不自由することもなく安定した猫生を送れてはいる。あんまり「自由がない」とか贅沢を言ったらいかんのはわかってるつもりだが。
1日の3分の2は眠って過ごす猫、おれもそろそろ限界だ。猫の通は、「アンモナイト寝」と呼ぶ形になって安らかに眠るわ。 では、繰り返すが、ご希望の方は、この後のあて先メールに「かもめ~る希望」などと書いて送信してくれ。ご住所、ご氏名も忘れずに。早い物勝ちで10名様までニャ。 <サニかもめ~る応募先アドレス>jun.kanekozuki@gmail.com