テーマ「高齢での妊娠、出産」【カラダのトリセツ】

 今回のテーマは「高齢での妊娠、出産」。青葉レディースクリニックの院長・小松一先生が”カラダのトリセツ”を教えてくれました。

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「高齢での妊娠、出産」について

 晩婚化で日本人女性の初産時の平均年齢が上昇しています。

 2011年に30.1歳となって以降「30代の初産」が定着。男女とも加齢により妊娠する・させる力(妊孕性/にんようせい)が下がり、女性は30歳を過ぎると自然に妊娠する確率は減り、35歳から著明な低下を来します。

 適齢期は妊娠が20〜35歳、出産が40歳までといわれます。高齢妊娠中は子宮筋腫、慢性高血圧、糖尿病(耐糖能異常)などの合併症に罹患(りかん)しやすく、分娩(ぶんべん)時のトラブルも増加。

 一般に、1度の妊娠で流産する確率は10~15%といわれています。40歳の女性の場合、妊娠11週までの初期流産をする可能性は40%、42歳では50%を超えます。

 適齢期に妊娠、出産ができるように、家族でライフプランを話し合ってみてはいかがでしょうか。

 高齢妊娠に限らず妊娠、出産にトラブルは付きものです。しかし、前もって危険を予測し、対処方法をシミュレーションしていれば、十分安全に診療ができると考えています。 若年妊娠と比較すると、経済的に余裕がある面もあり「高齢妊娠、高齢出産はハイリスク」と一律に捉える必要はないと思っています。

青葉レディースクリニック

(院長/小松一)
住所 福岡市東区若宮5-18-21
電話 092-663-8103
休診 日曜、祝日

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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