福岡市地下鉄薬院大通駅から徒歩約1分。手作りの創作サンドイッチと洋菓子の店「ザ サンドイッチ スタンド」（福岡市中央区）を訪ねて、夏にぴったりのサンドイッチ、フレーバーティー、スイーツに出合いました。
薬院大通沿いにあり、休日の昼時は行列ができる人気店の「ザ サンドイッチ スタンド」。自家製の食パンやフランスパン、ベーグルで作ったサンドイッチが約25種類も並び、特に正午から午後1時頃に種類がそろっています。テークアウトのほか、ドリンクを注文すればイートインでも楽しめます。
カフェスペースには、カフェメニューが用意されています。カフェメニューを注文すれば、サンドイッチは必ずしもオーダーする必要はありません。窓が広く開放的な空間で居心地が良く、休日は14席がいつもいっぱいです。
8月はヘルシーでさっぱりした味のサンドイッチがよく売れるとか。季節の食材やフルーツを使ったドリンクやスイーツもそろっています。
おすすめの夏向きサンドイッチを店長の勘如眞子さんに尋ねると「自家製フィッシュカツのチャバタサンド」（400円税別）という答え。 もちもち食感のチャバタに、白身魚（タラ）のフライが挟まれ、手作りタルタルソースとレモンがさっぱり爽やか！ 程よい塩味のフライはボリューム満点で、食べ応え充分でした。
「サンセットティ」（500円）は、7月10日からお目見えした夏向きのドリンク。上質な台湾産ジャスミンティーをベースに、オーストリアの「darbo」というブラッドオレンジのグレナデンシロップをブレンドしたフレーバーティーです。イチジクの果肉とパッションフルーツのピューレが入っていて、飲んでみるとプチプチした食感が楽しい！ 赤とオレンジの2層になった見た目も華やかです。9月末頃まで提供される予定です。
暑い夏に飲みたいもう一杯は「レモネードエスプレッソソーダ」（500円）。エスプレッソ、レモンシロップ、炭酸水がグラデーションになるようグラスに注がれています。 味の決め手は自家製レモンシロップで「蜂蜜は福岡県八女市の蜂蜜農家さんの百花蜂蜜を使います。クセがなく香りもよくておいしいんです。」と堪女さん。どのメニューも材料選びにこだわり、レシピのアイデアは、スタッフで出し合うそうです。
焼き菓子は、パウンドケーキが約5種類（各280円）、クッキーなどが約5種類あります。定番商品ですが暑い夏にぴったりなのが、レモンの酸味が効いたパウンドケーキ「ピスタチオ・レモン」。 ベースの生地にはレモン果汁、アンズジャム、サワークリーム、バター、レモンピールなどが入っていて、黄緑色のマーブル模様の部分がピスタチオクリーム。表面はレモンシュガーでレイズド（砂糖シロップがけ）されています。 食べてみると、リッチなバターとほのかなピスタチオの味が口の中に広がります。レモンの甘酸っぱさがクセになりそうです。
もう一つの夏向きスイーツは「白桃とゴルゴンゾーラのアーモンドボストック」（180円）。8月下旬までの季節限定です。 「ボストック」は５cm角のキューブ型で、ちょっぴり甘いものが食べたい時に、ちょうどいい大きさ。ソフトなブリオッシュ生地にはミルクと卵がぜいたくに使われ、マイルドな甘味です。そこにジューシーなモモの果肉、ブルーチーズ、アーモンドクリームがトッピングされていて、なんとも豊かな味わいです♪
8月下旬には、コロンとした形のクッキー「レモンとクルミのブールドネージュ」（380円）が販売される予定。他にもスイーツ好き、パン好きならチェックしたいメニューがいっぱいです。 外の暑さを忘れて、通りを行き交う人の姿を窓から眺めながら、のんびり。心地よいティータイムを過ごすことができました♪
ザ サンドイッチ スタンド
住所：福岡市中央区薬院4-7-11 電話：092-534-6033 営業：8:00〜18:00 月曜休 ※祝日の場合火曜、変更の場合あり ※メニュー情報はインスタグラムで確認を。 インスタグラム ＠sandwich.stand
