福岡市地下鉄薬院大通駅から徒歩3分。気軽にサンドイッチやガーリックシュリンプ、アルコールが楽しめる「フードトラックファクトリー」(福岡市中央区)が、8月1日から営業しています。気になるメニューなどを紹介します。
薬院六角からすぐ、上人橋通り沿いにお目見えしたのはスタイリッシュなキッチンカーで、その名も「フードトラックファクトリー」。移動販売車専用のパーキングを利用して、8月1日から6カ月間の期間限定で営業しています。 午前11時半に開店すると、トラックが気になるのか、買い物客や通りがかりの人が近づいてメニューをチェックしていきます。
同店のオーナー・今福勇輔さんは、以前、映画「シェフ~三ツ星フードトラック始めました~」を見て感動し、インスピレーションを受けて開業を決めたといいます。 映画に出てくる「キューバサンド」は、キューバ移民がフロリダに持ち込み広まったとされます。同店の看板メニュー「キューバサンド」(税込み780円、ナチョスセット1,000円)は、ローストポーク、ハム2種類、チーズ、マスタード、ピクルスが挟まれ具だくさん。パンの表面はバターを塗ってカリッと焼き上げられています。 ローストポークは養命酒と香草につけ込んでから焼かれていてやわらかく、深い味わいです。粒マスタードのプチプチ、パンの表面のカリカリした食感も魅力です。
同店のテーマは「新しいものを創造、発信する工場(ファクトリー)」。そこでトラックの前に脚立を置いたり、スタッフのコスチュームを作業着風のデニムのつなぎでそろえたり、アメリカの工場のような雰囲気で統一されています。テーマカラーは赤と黒。ケチャップやマスタードのケースも色がそろえられています。
午後6時からはバータイムがスタート。アルコール類はビールやハイボールなどがそろい、スタンドで立ち飲みが楽しめます。一人でも気軽に寄れる雰囲気で、8時過ぎると仕事帰りに立ち寄る人が増えます。揚げたてのガーリックシュリンプと冷えたビールで乾杯するビジネスマンの姿も見られました。
その「ガーリックシュリンプ」(単品なし、セット1,200円)は、もうひとつの看板メニュー。ご存じハワイのロコフードです。このお店では特製のマリネ液に漬け込んだエビをバターとガーリックオイルで香ばしく焼いて提供しています。「アツアツをビールやハイボールと一緒にどうぞ。バゲットはオイルにひたして召し上がってください」とのこと。 添えられた「ナチョス アンド ビーンズ」(400円)は、ニンジンやセロリなどの野菜とヒヨコ豆などをトマトで一晩じっくり煮込んだソースに、ナチョスをディップしてスナック感覚でいただきます。単品での注文もOKです。
ハイボール(550~1,250円)は、ウィスキーが5種類の中から選べます。5種類のうち1種類は約2週間ごとに銘柄を入れ替ています。 オリジナルカクテル「ジャパニーズモスコ」(500円)は、養命酒をベースにジンジャーエールで割ったカクテル。女性に人気です。 <アルコールメニュー> 生ビール(650円) ジャパニーズモスコ(500円) 本日のハイボール(550円~) 各種カクテル(500円~)
アウトドアで飲むアルコールがおいしく感じるシーズンに、立ち飲みができるフードトラックの出現。薬院エリアがさらに盛り上がりそうです♪
フードトラックファクトリー
住所:福岡市中央区今泉2-3-12 薬院六角の移動販売車専用パーキング 営業:12:00〜14:30頃、18:00〜24:00頃 不定休 問い合わせ:インスタグラムのダイレクトメールから ※メニューや営業時間など情報はインスタグラムで確認を。 インスタグラム @foodtrack.factory