大家好!(皆さん、こんにちは!)
今回が台湾留学記の最終回。
台湾で人気の日本のものや大学卒業についてリポートします。
你是日本人嗎?(あなた日本人?)
よく台湾は親日だと言われていますが、本当に親日!
想像以上に日本人に優しい。
クラスメイト、先生からコンビニのおじさん、たまたま近くに居合わせた見知らぬ人まで私が日本人というだけで、「あなた日本人⁉日本っていいよね」と気さくに話しかけてくれました。
台湾人の親切でおおらかな性格に加えて、日本に対していい印象を持ってくれている方が多いので、台湾は日本人にとって生活しやすいところです。
台湾で人気の日本
台湾では日本のものが人気。
コンビニでは日本のお菓子が売られ、地下鉄の駅などには日本の芸能人が出ている広告が。
商品のパッケージに誤字脱字のある変な日本語が使われているのもご愛嬌!
日常会話では勝手に台湾人が作った「アタマコンクリート」なんて日本語が使われています。
石頭という意味らしいです。
人気の海外旅行先は北海道や沖縄。
台湾では雪が降らないので雪景色やスキーが魅力的に映るようです。
また、日本製の薬や化粧品は質がいいと人気で、私が長期休みで日本に戻る時は、よく周りから「日本の薬を買ってきて」と頼まれていました。
畢業快樂!(卒業おめでとう!)
台湾の大学の卒業シーズンは6月。
卒業式で生徒たちはアメリカの映画に出てくるような四角い板のような帽子を被って、黒いガウンを着ます。
卒業式は学校の教会の中で行われ、学長のお話、生徒たちによる合唱、優秀な生徒の表彰といった内容ですが、式典より式が終わって友達と写真を撮って別れを惜しむのがメインでしたね。
卒業式が終わって行きつけの飲食店に行くと、お店の人たちが「卒業おめでとう!今日はおごるから何でも好きなの食べて!」と言って、山盛りの料理を出してくれて感激しました。
回到日本之後(日本に戻ってきて)
大学を卒業してまだ一度も台湾に行っていませんが、友達とはずっと連絡を取り続けています。
今でも中国語は勉強していますが、日常の中で中国語を使う機会がないので、友達と話をした時、うまく意思の疎通が出来なくなったなと感じるのがちょっと悲しいです。
台湾での4年間は決して楽ではありませんでしたが、日本では経験できないことが沢山ありました。
留学は語学を習得したり、その国のことを学ぶだけでなく、自分の国の良さに改めて気づく機会でもあると思います。
日本を離れて初めて日本の便利さ、日本人の丁寧さ、接客の質の高さ、水道水が飲めること、故郷の安心感…それまで当たり前だと思っていた自分を取り巻く環境がどれだけ恵まれていたかに気付き、ありがたみを感じました。
そして当然ですが日本語だと頭の中で一生懸命考えなくてもスラスラ出てくること。
台湾で一番大変だったことはやはり言葉がうまく伝わらない、聞き取れなかったことです。
毎回台湾から帰ってくる時、飛行機が空港に着陸すると心の底からホッとしていました。
またいつか台湾に行って、友達に会い、中国語で話せる日を楽しみにしています。
実は大学4年生の時に中国の大学にも半年間留学をしていました。
私にとって驚きの連続で摩訶不思議な国だった中国。
次回は中国留学についてお話します。謝謝大家,下次見!(皆さん、ありがとうございます!また次回お会いしましょう!)