全国で一斉に始まったレジ袋有料化。以前から時々エコバッグを使っていた私は、「今頃になってやっとか~」くらいの感覚でした。しかし、いざ始まってみると、思いのほか不便な思いをしました。
ショップ巡りで非常事態、ここでも袋がもらえないのね!
レジ袋が無料でもらえなくなっても、エコバッグを持参すれば問題ないと思っていた私。ところがある日、エコバッグを3つ持って出掛けていると、びっくりすることが起きました。 まず、ショッピングモールでいつものようにお店巡りをしました。洋服を買うと、店員さんに「エコバッグをお持ちですか?」と聞かれたので、私は「はい」と答え、持参していたバッグに洋服を入れました。 次に訪れた靴店では、娘のサンダルを買いました。靴箱はかさばるので、いつものように「箱は要りません」と言い、会計を済ませるとびっくり! 靴をそのまま渡されたのです。 新しい洋服が入っているエコバッグに、新品とはいえ靴を一緒に入れるのに抵抗を感じました。お店の人から「レジ袋は有料ですが必要ですか?」と聞かれていたら購入したのに! 残り2つのエコバッグは、食品売り場とドラッグストアで使う予定だったので、仕方なく靴を洋服と一緒に入れました。 続いて書店で雑誌を購入。この店の袋はプラスチック製ではなく紙製だったのに、入れてくれませんでした。なぜなのか疑問です。雑誌は他の物と一緒に入れると、汚れたり曲がったりするので別にしたい思いもありましたが、結局同じバッグに入れました。 その後、食品売り場で取っておいたエコバッグのうち1つを、最後にドラッグストアでもう1つを使いました。そのドラッグストアは、荷物を詰める台が2カ所しかなかったので、次の人を待たせないために、とても慌ただしい思いをしました。 こうして、この日の買い物は何とか終了。いつもと勝手が違って、ぐったり疲れてしまいました。
エコバッグと入れる物のミスマッチで、悲劇を招くことも
ある時は、こんなこともありました。 その日、私は公園で昼食をとるために、コンビニで弁当とデザートを購入しました。ここでもレジ袋はもらえません。エコバッグを持っていましたが、温めた弁当と冷たいデザートを一緒に入れたくないと思い、エコバッグに弁当と割り箸、デザート用のスプーンを入れて、デザートは手に持つことにしました。 公園に着き、エコバッグから弁当を取り出すと、中身が片寄っているではありませんか。「今日は、ついてないな」と思いつつ食べていると、ふと弁当のごみを入れる袋がないことに気付いたのでした。 環境保護のためだと分かっていますが、実際に制度が始まってレジ袋が無料でもらえないのは、やっぱり不便。私は衛生的に気になる物は別の袋に入れたいし、もともと紙袋を使用していたところはそのままでいいのではないかと思います。 それ以来、 1.服や靴などを購入する時は商品の大きさに合わせたバッグ 2.弁当の時は底にしっかりとマチのあるバッグ 3.暑い日は食品用に保冷機能の付いたバッグ 4.コンパクトに畳める予備のバッグ を準備して買い物に出掛けるようにしています。 そうそう、弁当を食べる時は、ごみ袋も忘れていません! (ファンファン福岡公式ライター/おきょうさん)