熊本城の復旧・復興を目指して「復興城主」募集中!<PR>

 2016(平成28)年の熊本地震により、熊本城は天守閣をはじめとした多くの建造物や石垣が甚大な被害を受けました。地震発生から5年が経過し、ようやく天守閣の一般公開も開始された熊本城ですが、完全復旧には長い年月と莫大な費用を要するため、熊本市では「復興城主」を募集しています。

目次

復興城主とは

 復興城主とは、1回につき1万円以上の申し込みで誰でも「復興城主」になれる熊本城の復旧・復元のための寄付制度です。ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」または「楽天ふるさと納税」からの申し込みのほか、郵便振り込み、窓口などで受け付けています。※熊本市外の在住者は、同ポータルサイトから城主証・城主手形以外にさまざまな返礼品を選択することも可能です

「復興城主」の特典

 復興城主の特典は以下の3点です。
1. 城主の証「城主証」の発行
2. 熊本市の観光施設や協賛店で特典を受けられる優待証「城主手形」の発行(個人のみ)
3. デジタル芳名版へ城主名を掲載(大天守4階及び熊本城ミュージアムわくわく座2階に設置)

 申込方法や特典内容の詳細は、熊本城復興城主ホームページを確認ください。

寄付金は天守閣、特別見学通路、長塀をはじめとした熊本城の復旧・復元に活用!

 2020(令和2)年3月に地上からの高さ約6ⅿ、長さ約350mの空中回廊「特別見学通路」が完成しました。特別見学通路からは、地震被害の復旧工事によって立入規制されているエリアの被災状況や復旧工事の様子を間近から見学できるようになりました。

 坪井川に面した石垣上にある全長242mの「長塀」は国指定重要文化財です。熊本地震で長塀の東側80mが倒壊する被害がありましたが、2021(令和3)年1月に復旧工事が完了し、被災した城内13棟の国指定重要文化財の中で復旧第1号となりました。

 

 熊本地震で鯱瓦の落下や石垣の崩落などの大きな被害があった天守閣は、地震に備えた最新技術と伝統技法を融合させ、震災復興のシンボルとしての復旧作業が進められ、2021(令和3)年3月に復旧が完了。同年6月28日から全面リニューアルした内部を一般公開しています。
 リニューアルした展示は、熊本城の「天守」の歴史にクローズアップし、築城から西南戦争での焼失、1960(昭和35)年の天守再建、2016(平成28)年熊本地震での被災と復旧までを模型・映像などでわかりやすく解説しています。
 また、天守閣にはバリアフリートイレ、車いすで最上階まで行けるようスロープやエレベーターなどが設置され、その他スマートフォンをかざして展示内容を音声で聞く「音声ガイドアプリ」や映像ナレーションの同時字幕表示も可能になりました。

 このように、着実な復旧が進む熊本城ですが、完全復旧にはまだまだ皆さんの支援が必要です。あなたも復興城主になってみませんか。

■熊本城「復興城主」についての問い合わせ先
熊本城総合事務所(熊本市中央区花畑町9-6)
電話番号:096-359-6475
FAX:096-356-5655
Eメール:kumamotojou@city.kumamoto.lg.jp

■熊本城の観覧についての問い合わせ先
熊本城運営センター
電話番号:096-223-5011
FAX:096-223-5056

提供:熊本城総合事務所

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