家にいながら授業を受けたり学習ができる通信教育。日々のテスト対策だけでなく、受験対策も自宅でできるのが大きな特徴です。今回は小学生の子どもを持つ人を対象に実際に利用している通信教育に関しての口コミを調査しました。今後利用を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。
アンケート概要と回答者
調査概要:小学生向け通信教育の利用に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月6日〜19日(14日間)
人数(男性・女性):20〜60代の男女173人(男性32人、女性141人)
173人に聞いた!小学生向け通信教育のおすすめランキング
実際に小学生の子どもを持つ保護者がおすすめする小学生向けの通信教育はどこなのでしょうか。さっそくアンケートの結果を見ていきましょう。
小学生向け通信教育のおすすめランキング
今回の調査で最も多かった回答が進研ゼミ小学講座。今回の回答者の約半数が利用している比較的人気の通信教育と言えるでしょう。次いで、スマイルゼミやZ会、スタディサプリ、公文式などがランクインしています。その他、幼稚園年長段階で、小学生にあがる準備として「こどもちゃれんじ」を利用したり、家庭教師のトライで新しく登場したオンラインレッスンなどもランキングに入ってきています。
1位 進研ゼミ(94人:54%)
運営会社:ベネッセコーポレーション
対象学年:幼稚園年長、小学1〜6年生、中学1〜3年生、中高一貫校(中学1~3年生)、高校1〜3年生
授業形式:通信・ネット
「赤ちゃんの頃から通信教育をしていたので、今でも継続しています。家で暇なときや隙間時間に勉強することができます。月々の値段が安かったため、通信教育を選びました」(30代女性)
「あまり勉強が好きではない子どもなので、手軽に勉強できるイメージが強いチャレンジタッチにしました。また、頑張っている競技の選手クラスにも所属していますので、チャレンジタッチだと1カ月の内容がダウンロードでき、オフラインでも勉強出来るため、選手クラスの送迎中や大会の行き帰りなどにも活用できるため、気に入っています。時間を見つけて手軽に取り組めるかどうかが我が家のポイントでした」(30代女性)
「こどもちゃれんじを使用していて、そのまま進研ゼミに移行しました。子どもが教材を楽しみにしていたことと、頑張って取り組んでいたので続けることにしました」(30代女性)
2位 スマイルゼミ(39人:22%)
運営会社:ジャストシステム
対象学年:幼稚園年中〜年長、小学1〜6年生、中学1〜3年生
授業形式:通信・ネット
「子どもが勉強することが嫌いで、何とか楽しく勉強をしてほしいと思い選びました」(50代女性)
「海外駐在のため、書類のやり取りが高額になるため、オンラインかつプレゼントやDMが一切ないものを選びました」(30代女性)
「コロナ禍の影響もあり、なるべく自宅で学習をさせたかったからです。通信教育であれば学校の教科書に対応した教材を配布してくださり、さらに添削もおこなわれるので効率的だと考えました」(30代女性)
3位 Z会(16人:9%)
運営会社:増進会ホールディングス
対象学年:幼稚園年少〜年長、小学1〜6年生、中学1〜3年生、中高一貫校(中学1~3年生)、高校1〜3年生、大学生、社会人
授業形式:通信・ネット
「授業進度に合わせた構成で、応用問題が多く、考える力をつけたかったため。また、丸付けが自動なので、保護者の負担がないため、オンラインを選びました」(40代女性)
「難関私立でも対応できるのと近隣に大手の中学受験塾がないため」(40代男性)
「子どもの中学受験を検討しており、昔から定評のあるZ会を受講させています」(40代男性)
4位 スタディサプリ(11人:6%)
運営会社:リクルート
対象学年:小学1〜6年生、中学1〜3年生、高校1〜3年生、社会人(英語)
授業形式:通信・ネット
「中学受験も視野に入れていた小学4年生の時、授業料が高い塾に行かせるより、まずは神授業が見放題と言われているスタサプを試してみようと思い、選びました」(40代女性)
「子どもが塾には行きたくないと言うので、家でできるものをと思いました。授業が面白い先生などがいると聞いたので決めました」(40代女性)
「金額が手頃なので」(40代女性)
5位 公文式(6人:3%)
運営会社:公文教育研究会
対象学年:乳児・幼児(0〜3歳)、幼稚園年少〜年長、小学1〜6年生、中学1〜3年生、高校1〜3年生、大学生、社会人
授業形式:通信・ネット
「塾に通わせたいと思っていたが、世の中の情勢的にまずはオンラインで開始していくことにしました」(20代女性)
「低学年の時は教室まで連れて行くのが大変だったため、通信教育を選びました」(40代女性)
「公文式に通っていてその関係で通信教育に移行しました」(40代女性)
6位 こどもちゃれんじ(2人:1%)
運営会社:ベネッセコーポレーション
対象学年:乳児・幼児(0〜3歳)、幼稚園年少〜年長、小学1年生
授業形式:通信・ネット
「小学1年生になり、全く勉強に興味がない様子だったから、少しでも楽しく勉強に向き合って欲しくて導入しました」(30代男性)
7位 ポピー(2人:1%)
運営会社:全日本家庭教育研究会
対象学年:幼児(2〜3歳)、幼稚園年少〜年長、小学1〜6年生、中学1〜3年生
授業形式:通信・ネット
「以前は別の通信教育を使用していました。付録が多く子どもの興味は惹きますが実際の学習はあまり継続できませんでした。こちらの通信教育は教科書と連動しているため自分で取り組めています。付録もなく遊ぶ事はありません。塾にも通っていますが日々の自宅学習のため通信教育を選びました」(30代女性)
「小学校に入学し、家庭学習の習慣をつけたかったから」(30代女性)
8位 学研通信教育(1人:0%)
運営会社:学研エデュケーショナル
対象学年:幼稚園年少〜年長、小学1〜6年生、中学1〜3年生
授業形式:通信・ネット
「通塾していたが、コロナがきっかけで通信に」(30代女性)
9位 家庭教師のトライ(オンライン)(1人:0%)
運営会社:トライグループ
対象学年:小学1〜6年生、中学1〜3年生、高校1〜3年生
授業形式:通信・ネット
「塾に通っていたが、体調を崩し送迎が難しくなったのでオンライン家庭教師と授業を選択してみました」(30代女性)
10位 すらら(1人:0%)
運営会社:すららネット
対象学年:小学1〜6年生、中学1〜3年生、高校1〜3年生
授業形式:通信・ネット
「学力に合わせてできるところからスタート可能だったから」(50代女性)
まとめ
今回は小学生向けの通信教育について、実際に利用している保護者にアンケートを実施し、選ぶ際の決め手に関しての口コミを紹介しました。幼稚園からの継続利用や、子どもが意欲的に学習できる仕掛けがあるのかに注目しているのがわかりました。今後、小学生向けの通信教育の利用を検討している人はぜひ参考にしてみてください。