いま福岡ではやっているものをファンファン福岡が調査する「福岡の”旬”です。”キュン”です。」の特別企画! 第7弾は、クリスマス”オススメ”の本2冊「クリスマスの思い出」と「銀河の片隅で科学夜話」を特集します。(協力:丸善博多店、教えてくれた人:丸善博多店・徳永圭子さん)
目次
「クリスマスの思い出」
(トルーマン・カポーティ著、村上春樹訳、山本容子画/文芸春秋)
作者のカポーティが幼い日々の思い出をつづる「思い出シリーズ」の最終作。いとこのスックと犬のクイーニーとのささやかなクリスマスを描いた話です。今年もまだ落ち着いたクリスマスを過ごす人も多いのではと思い、この静かでささやかな話をおすすめします。大人になって改めてかみしめる、子どもの頃の素朴な気持ち、クリスマスを待つ喜びと過ぎ去る悲しみを美しい挿絵と訳文から感じられます。
「銀河の片隅で科学夜話」
(全卓樹/朝日出版社)
理論物理学者で作者の全さんが語る、この世界の小さな驚きを22話に分けて語った一冊です。「流れ星はどこから来る?」「忘れられた夢を見る技術」「銀河を渡る蝶」など、ロマンたっぷりの話題を読みやすく、分かりやすく解説してくれています。身近な科学から遠い宇宙のかなたまで、クリスマスの夜に思いをはせてみては。
丸善博多店
住所 福岡市博多区博多駅中央街1−1 JR博多シティ8階
電話 092-413-5401