誰でも体験できる♪ 音声ARを使った町歩きガイド開始【博多旧市街】

 福岡市・博多の歴史、伝統、文化が感じられるエリア「博多旧市街」に新たな町歩きガイドコンテンツが誕生。現実世界に音声を重ねる音声AR技術を使用し、オリジナルの音声ドラマを聞きながら、博多旧市街の町歩きを楽しめます。スマートフォンがあれば、誰でも無料で体験可能。歴史ある寺社や魅力ある町並みに触れるきっかけになるのでは。

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目次

音声ARを活用した町歩きガイドコンテンツとは?

提供:エイベックス・エンタテインメント

 今回新しく導入されたコンテンツは、観光スポットの音声ガイドやオリジナルの音声ドラマを楽しみながら、博多旧市街を巡るというもの。美術館の音声ガイドが町中で楽しめるイメージです。
 自身のスマートフォン等にエイベックス・エンタテインメント(本社:東京都港区)が提供する専用アプリ「SARF」をダウンロードしておくだけで、観光(音声AR)スポットへ向かえばいつでも音声ガイド・ドラマを楽しむことが可能に!

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 コースは、寺社仏閣などの観光スポットやストリート等を紹介する「博多寺社めぐり」と「博多伝統文化めぐり」に加え、オリジナルキャラクター「ナガマサ」が戦火により荒廃した中世博多の町を復興していくオリジナル音声ドラマ「博多流~はかたながれ~」があります。

 「博多流~はかたながれ~」は、「祇園山笠」をテーマに、博多の町を盛り上げる一人の青年の物語。博多を発祥の地とする「うどん」や「黒田官兵衛」など歴史上の人物も登場します。
 川端通商店街や櫛田神社など20スポットを巡り、所要時間は大体2~3時間程度。画像左のマップには、20の観光(音声AR)スポットが示され、 観光(音声AR)スポットに近づくと自動で音声が流れる仕組みとなっています。

提供:エイベックス・エンタテインメント

 主人公「ナガマサ」は、NHK連続テレビ小説『エール』で俳優デビューした、福岡出身の坪根悠仁(つぼね ゆうと)さんが声優を担当。たくましく人情味あふれる演技に注目です◎

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 福岡市地域観光推進課の吉武さんは「歴史や文化に興味がなくても、博多旧市街を訪れるきっかけになればと考え、今回オリジナルストーリーを制作しました。多くの人に利用していただき、さまざまな博多旧市街の魅力を知ってもらいたいです。」とコメント。

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 エイベックス・エンタテインメントの渡部さんは「今回リリースした町歩きガイドコンテンツは、九州で初めての取り組みです。博多の町には、さまざまなトリビアや歴史があるので、今後も機会があればオリジナル音声ドラマの続編も検討したいと思っています。」と話します。

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 スマートフォン等だけでも音声ガイドコンテンツを利用できますが、より快適に楽しめるイヤホンを無料で借りる事も可能。耳ではなく骨を通して聴く骨伝導イヤホンなので、外の音もしっかり聞こえて安心安全です◎ 博多駅総合案内所(福岡市博多区)や「博多町家」ふるさと館(同区)ほかで貸し出しされています(各5台/期間限定)。

 音声ARアプリ「SARF」や音声ガイドコンテンツの詳しい内容ついては、以下「よかなび」公式ページから確認ください。

音声ARを使った博多旧市街町歩きガイドコンテンツ

開始日:11月25日
場所:博多旧市街エリア内の観光スポット等に設置した音声ガイドスポット(全30カ所)
料金:専用アプリ「SARF」のダウンロードは無料
※コンテンツは全3コース
※骨伝導イヤホンの無料貸し出しあり(各5台/期間限定)
問い合わせ:福岡市経済観光文化局 観光コンベンション部 地域観光推進課
電話番号:092-711-4984

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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