“ウィズコロナ”の、新しいライフスタイルが注目されている昨今。自宅で、親子で、どんな学習をすればいいか、悩んでいる家庭も多いのでは。そんな中、4~6歳の幼児向け家庭学習教材「できるーと」が、他とは違う個性を放っていると話題です。六本松 蔦屋書店(福岡市中央区)のこどもと絵本のコンシェルジュ、廣瀬カナエさんに話を聞きました。
ワークえほん、ワークアプリ、おうえんアプリが一つになった新教材
「できるーと」の最大の特徴は、「ワークえほん」「ワークアプリ」「おうえんアプリ」の3つの教材を使って、親子で楽しみながら学べる仕組み。 絵本など児童書で知られるフレーベル館(東京都)と凸版印刷(同)が両社のノウハウを活用し、アナログ教材(絵本)とデジタル教材(アプリ)を組み合わせて共同開発しました。今年1月からフレーベル館から販売されています。
現在、販売されているのは「かずシリーズ」の1~3巻。対象は4~6歳で、小学校の算数学習の基礎になる力を養うことができる内容です。 かず1<集合/順序> 算数力の基礎になる、物の特長を正しくとらえる力、物の数や順序を数字で表す力を育む。 かず2<たし算・ひき算/いろいろな数> 身近な物や生活体験をもとに、足し算、引き算の基礎力や、お金や時計などの概念を理解する力を育む。 かず3<比較/図形> 比較や図形の学びを通じて、多様な視点から物事をとらえる力や論理的思考力を育む。 全巻、ワークアプリとおうえんアプリがセットで各1,500円(税別)です。
親子で学べる新教材「できるーと」の詳しい使い方はこちら↓↓↓
親子で「できるーと」を使ったコンシェルジュに聞いてみた!
六本松 蔦屋書店の児童書コーナーで絵本や教材についてガイドしている、こどもと絵本のコンシェルジュの廣瀬カナエさんに、「できるーと」を実際に使用した感想を聞きました。 ―息子さんと一緒に使われたそうですね! この教材の魅力を教えてください。 まず、ワークえほんが楽しい! ストーリー性があるので集中しやすいんです。親子で手を動かしながら、時には親が読み聞かせをするように、一緒に進めていけるのがいいですね。 ―アプリはどうでしょうか? ワークアプリは、動画やゲームを楽しむ感覚で、子どもが直感的なタッチで能動的に操作できるよう設計されています。どんどん進んでいきますよ! それだけに子ども任せに陥りやすいのですが、おうえんアプリがあることで、まめにチェックできますね。親がどう声掛けをすればいいかも分かりやすく、とてもよく考えられているなあと感じました。
―特に「ここがナイス!」と実感した点は? お菓子やフルーツ、動物など、子どもが大好きな身近な題材が使われているので、親子で一緒に楽しみながら進められて、会話やコミュニケーションの時間が増える点ですね。勉強というより、一緒に遊んでいるような雰囲気なんです。しかも子どもは「できたら褒めてもらえる!」とワクワクしている。そこがいいなと思います。 さらに、おうえんアプリが斬新です。子どもの進み具合や、どこでつまづいているか、設問の狙いは何なのか、どうアドバイスしたらいいか、そんなことがリアルタイムで分かるので、かなり役に立ちました。つい、私もハマったというか、アプリをチェックするクセがつきましたよ(笑)。
―どんな人におすすめしたいですか? 「デジタルツールを活用した学習をさせたいけれど、何を選んだらいいか分からない」という親御さんに。それとインパクトが強過ぎないビジュアルを探している人にもおすすめです。アプリの音や光の刺激も強くなく、安心して使わせやすいと思います。
―おうち時間が増えている今、「できるーと」をうまく活用するアイデアがあれば。 ワークに出てくる題材がとても身近なので、例えばおやつの時間に「ワークにも出てきたね、このクッキーとこのクッキーを足したら何個かな?」など、生活の中で遊びながら学べると思います。「できるーと」を一緒にやっていると、親子の会話が増えるのは間違いありません。私は、それがとても大事なことだと思うのです。
―「できるーと」でワークショップを企画中とか。 新型コロナウイルスの感染予防対策をしながら、どんなふうに実施したらいいのか考案中です。開催が決まったら、ぜひ皆さんに参加してほしいです。体験すると、楽しさが実感できますよ!
「できるーと」<ワークえほん かずシリーズ3巻>
対象:4~6歳 定価:各1,500円(アプリ利用料を含む)税別 監修者:無藤隆(白梅学園大学)/白川佳子(共立女子大学) 指導者:和田美香(東京家政学院大学) /吉永安里(國學院大學) 動作環境:iOS10.0以降/Android5.1以降 ※AppStoreまたはGooglePlayからダウンロード可能 ※全国の書店、Amazon、楽天等オンラインショップで販売中 問い合わせ:できるーとサポートデスク 電話:0120-505-271(土・日曜、祝日、社休日を除く10:00~17:00) Eメール:support@dekiroute.com