会社から徒歩5分。うまい！安い！ボリュームたっぷり！のお店「中華工房 山庄」さん。学生時代からカウントすると、かれこれ20年近く通っています。10日に１回は行っているとして、ひと月に3回。１年で36回。20年で720回は行っている計算になります。って、マジか！？
天神南駅近辺で働く人のランチの選択肢の上位にランクイン？
僕はランチを食べる時、お店の新規開拓をすることはよくありますが、明確な目的を持たず無意識に歩いていると、ほぼ足を運んでしまっているお店があります。それは「中華工房 山庄（福岡市中央区渡辺通）」さんです。いつでも胃袋と精神の状態を最高値まで満たしてくれる、僕の中の天神ガッツリ飯の代表格です。店内はカウンター10席くらい。お客さんを見渡すと、社内の人も多く「ほぼ社員食堂」状態の時もある一方、話したことはありませんが「毎回、あの人は皿うどん食べてるなー」といった、いつも見かける人たち（社外の方）がいます。もしかしたら僕の事もそういう風に思われてるかもしれません。
毎回、この番号を見ながら脳内会議が始まる
メニューを見るたびに、⑥「小エビ及とり肉のミックス天ぷら」か、⑧「中華そば（ライス+とり天2ケ）か、⑩「小エビ及とり肉の唐がらし炒め」のどれにするか脳内会議が始まります。定食は⑭番まであり、各750円です。メニュー表に記載の物はほぼ食べたと思いますが、全部ウマいです。他のお客さんを見ていると、皿うどん（700円）を食べている割合も多いですね。
注文して出来上がりを待つ間、卓上のスープをすすりながら新聞を読んでしばし待ちます。外で並んでいる時に注文をしたので、席に着いたらすぐ注文した品を準備してくれます。
オレはもうあの10番を止められねえ
今回は⑩「小エビ及とり肉のミックス唐がらし炒め（750円）」を注文しました。「オレはもうあの10番を止められねえ」を見てピンときた方。そうです。伝説のバスケ漫画「スラムダンク」の中に出てきたワンシーンです。山王戦の時、三井が６番（松本）の事を指して言ったセリフからインスピレーションを得ました。本作では、その後「オレからスリーポイントを取ったら何も残らねえ」と続きます。カッコよかったですね！不思議なことに、「今日は（例えば）絶対に⑧番を注文する」と決めていても、いざ注文するときになると違うメニューを選んでしまうことがあります。たぶん何を頼むか真剣に考えていなかったのでしょう。ちなみに僕はバスケ部とは全く関係のない柔道部でした。
定食には、サラダと卵炒めがマストで付いています。この卵炒めにはゴマが効いた特製ソースをかけるとウマさが倍増します。唐揚げにかけてもウマいです。
濃いめの味付けがご飯を無限に食べさせてくれます。定食のご飯大盛はプラス50円。おかずの大盛はプラス100円です。熱量を込めてこちらの文章を書いていますが、僕が頼んだ定食のご飯は「少なめ」にしています。それは、前回の健康診断で「肥満」と診断されたから。せめてもの抵抗？ささやかな努力といった感じでしょうか。
卓上には、ピリカラ風味のたくあんや辛子高菜が置いてあります。昔はコレだけでご飯を一杯食べていました。ご飯が無限に食べれると思うほど絶妙に味付けされています。
山庄のオリジナルＴシャツが存在した
会計の時に大将に「街で若いお兄ちゃんが山庄のＴシャツを着ているのを見たんですけど、売ってるんですか？」と聞くと、「今泉のアップルバターストア（洋服屋さん）で売ってますよ。でもすぐ売り切れるけん、たぶん無いっすよ！」とのこと。「え!?マジ？そんなに人気なの？確かにかっこいいけど、品切れってスゴイなぁ」と思い、メルカリ（最近なんでもメルカリで調べる傾向があります）でチェックすると、プレミアム効果もあってか結構なお値段。僕が山庄を愛する気持ちはゆるぎないですが、ファッションよりも食欲に関心が行っちゃうかな。なんて言いながら、もし街中で山庄のＴシャツを着ているオジサンを見かけたらそれは僕かもしれません！
