九州初のハタムスビ農園「THOMAS FARM(トーマスファーム)」(福岡県新宮町)が9月1日にオープンしました。「ハタムスビ」とは、畑と人を結ぶマッチングプラットフォームです。今回、未活用地をこの貸し農園として運営するのは、不動産業のトーマスリビング(福岡市博多区)。同プラットフォームのサービスを提供して運営をサポートするのは、マイファーム(京都市)です。
ウィズコロナ時代に合わせた新しい土地活用、貸し農園
不動産業の主力商品である宅地マンションにおいて「立地」「環境」「眺望」などの好条件が得られない土地は、未活用遊休地になる場合があります。 一方、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに都市部を中心に家庭菜園を始める人が増え、貸し農園の需要は増加傾向にあるといいます。
この現状を踏まえ、福岡県を中心に不動産業を営むトーマスリビングが、自社管理物件内における未活用地の収益化に向けて、「THOMAS FARM(トーマスファーム)」を開園しました。
九州初のハタムスビ農園「THOMAS FARM」
「THOMAS FARM」は、福岡市に隣接する福岡県新宮町に造られた、広さ1,200㎡、全20区画のゆったりとした農園スペースです。 <THOMAS FARM> 農園住所:福岡県新宮町立花口240-1 面積と料金: ・3×5m(15㎡)/1カ月3,300円(税込み) ・5×5m(25㎡)/1カ月3,850円(税込み) 備付け設備:クワ、ショベル、ジョウロ
今後は、農園内の一部区画を地域住民に解放をすることも予定されています。また、季節に応じた野菜を栽培し、地域の保育園や幼稚園に収穫体験の機会を提供することも検討中とか。 「土に触れる機会が少なくなってきている昨今、大人も子どもも楽しめる野菜作りの場を提供したい」と同農園。
オンラインで5分で契約完了、農園現地でも契約可能
利用状況は、下記「ハタムスビ」公式サイトで確認ができます。さらに、借りたい区画をオンライン上で登録すれば契約は5分で完了し、その後すぐに農園での利用を開始することができます。 実際に現地を見学し、見学後に同サイトで契約、その場で利用をスタートできるので、まず畑を見てみるのもおすすめですね。 共同で使用できるクワ、ショベルなど簡易な道具はそろっているので初心者も安心。新規契約すると菜園道具のセット「ハタムスビスタートキット」がプレゼントされるのも人気です。
THOMAS FARM
住所:福岡県新宮町立花口240-1 問い合わせ:ハタムスビ運営事務局 電話:080-8944-1035(笠井) Eメール:kasai@myfarm.co.jp