リアル中国生活 ~中国文化編~

大家好!(皆さん、こんにちは!)
日本には昔、中国から様々な文化が伝わった背景があり、地理的にも近いですが、両国は似ているようで似ていない国。
最終回の今回は、興味深い中国の文化や生活習慣などをお話しします。

南京の夜
目次

食在中国(食は中国にあり)

学食の朝ご飯(おかゆ、シュウマイ、ごま団子、エッグタルト)

中国は美食の国。
半年間1日3食中華でしたが、飽きることなく日本食を食べたいとも思わなかったほど!
地域によってだいぶ味も違うようですが、私が食べたものはどれも美味しかったです。
日本の中華も美味しいですがやはり本場の味には勝てないと思います。
毎日のように食べていたのが麻辣香鍋という四川料理。
野菜や肉など自分で好きな食材を選んで炒めてもらうのですが、痺れるような香辛料の辛さが病みつきになります!
そして、大勢で円卓で食べる時に出てくるご飯の量にびっくり!
中国ではご飯を残すのがマナーという話を聞いたことがあるかもしれませんが、本当にかなりの量を残していました。
人をもてなす時は食べ切れないほどのご飯を出して、お腹一杯になってもらうのが礼儀だそう。

烟酒文化(お酒・タバコの文化)

中国の高級タバコ
タバコは吸いませんが、記念に買ってみました

中国では、タバコもコミュニケーションツールの一つ。
売店などのタバコ売り場には、いかにも中国!なパッケージのタバコがずらっと並んでいます。
中国の男性の多くは、食事をする時、お互いのタバコを交換してコミュニケーションを取るそう。
写真真ん中の中華が中国で一番ポピュラーなタバコで、一箱100元。
大学の学食が5,6元で一食お腹いっぱい食べられることを考えるとめちゃくちゃ高いですね!
お酒は、ビールやワインなど様々ですが、私たち外国人の間では中国のお酒と言えば白酒!というイメージがありました。
白酒は50度以上のものが多い蒸留酒で、一般的に仕事の接待などで飲まれるそうです。
その味は…喉が焼けるよう!

中国文化博大精深(中国文化は幅広く奥深い)

その他、気づいたこと・思ったことを箇条書きで。
・車のスピードがめちゃくちゃ速い。
信号があまりないので道を渡る時は全速力で走る。・学食で生徒たちの食べるスピードも速い。
・中国人はほとんど現金を使わない。
全部電子マネー。
財布も持たないらしい。
・日本以上にレンタル自転車が普及している。
・日本以上にネット通販が生活に密着している。

南京の繁華街・夫子廟

真っ赤な提灯、反りあがった屋根、ギラギラと輝く漢字の看板…
日が暮れて空がだんだんと暗くなって提灯に明かりが灯る様子は「千と千尋の神隠し」に出てくる世界のように思えました。

「海纳百川,有容乃大」
海は無数の川を受け入れるからこそ、あれだけの大きさを誇る全てを受け入れる寛大な精神という意味。
私の好きな中国の格言です。
中国で一番感じたことはそのスケールの大きさ。
人口の多さ、悠久の歴史、凄まじい発展とその勢い…地図を見れば日本と中国の面積の違いくらい一目瞭然ですが、実際に中国で生活して改めて巨大国家だということを肌で感じました。

中国は広すぎるので、一生かかっても行きたいところ全ては見て回れないだろうなと思いつつも、全て行くのが夢です。
新たなエリアを訪れたら、また報告しますね!
谢谢大家!再见!(皆さん、ありがとうございます!またお会いしましょう!)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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