義母はクレーマー! ギャフンと言わせたのは意外な人物だった

過去、義母の言動に困惑した時期がありました。義母はクレーマーだったのです! エスカレートしていく義母の言動に物申し、解決へ導いたのは意外な人物でした。

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義母はクレーマー

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 結婚後、義母が購入した物を返品交換する場面によく遭遇しました。私が100円均一で買った商品に、ほんの少しの傷を見つけた時も、義母は私からレシートを取り上げ、すぐにお店へ。
 わずかな傷を店員に見せて交換してもらい、義母は誇らしそうでした。

 その後もスーパーでの欠品商品について、病院での待ち時間など、義母のクレーム行為は続きましたが、私はまだ他人事でした。しかし、ついに事件が起こったのです。

 産後、仕事が忙しい夫とワンオペ育児状態の私の関係が険悪だった時期があり、心配した義母から電話がありました。
 「夫が仕事が忙しいのは理解しているが、もう少し育児をフォローしてほしい」と伝えると、義母は自信ありげに
 「私に任せて!」と電話を切りました。
 私は、夫へ何か言ってくれるのだと思っていました。しかしその夜、夫が怒り心頭で帰宅。義母が会社に電話をして
 「息子が激務で疲弊しているので、息子の仕事量を減らしてほしい!」と言ったそうなのです!

 夫はすぐ義母に電話をして
 「そんなことで会社に電話するなんてやめてくれ!」と言いました。
 しかし義母は
 「私はあなたのためにしてあげたのよ、感謝しなさい!」と一言。 
 夫は諦めたように電話を切りました。

ついに私の実家へクレームを…

 数日後、今度は実家の母が興奮状態で電話をしてきました。
 「義母さんに、『息子が私にきつくあたるようになったのは娘さんが原因です。妻として息子に配慮できていないのではないですか?』と散々言われたわ!」と。
 義母の次なるクレーム先は、なんと私の実家でした…。

 母は圧倒されてしまい、言い返すことができず
 「私の育て方が悪かったです」と謝ったそうです。ここにきて、義母の行動は他人事ではない、自分勝手で度が過ぎた行動だ… と憤りを感じました。

 夫に相談し、義母へ話をしに行くことになりました。「2人で話せばわかってくれるかもしれない」そんな望みを抱いて義実家へ行ったのですが…。

義母をギャフンと言わせたのは意外な人物

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 夫が
 「嫁の親や、俺の職場に勝手な言い分で電話をするな。度が過ぎている、みっともないよ!」と言うと、義母は
 「直接訴えることの何が悪いの?」と反省する様子はありません。

 「一体どう言えばわかってくれるのか…」夫婦で絶句していると、そばにいた息子がぽつりと言ったのです。
 「それってクレーマーっていうんだよね」

 義母は一瞬で顔色を変え
 「ち、違うわよ! クレーマーだなんて。ばあばは、皆のためにしているのよ」と息子に駆け寄りました。息子は
 「僕が壊したおもちゃも、すぐお店に持って行って、初めから壊れてたって言ったじゃん、あれ嫌だったよ」と続けました。
 「あなたのためよ…」義母の声が小さくなっていきます。

 「ばあば、格好悪い。何にでも文句言ってるだけだよ!」
 義母はうつむいて黙っています。そして息子の決定打の一言。
 「僕、自分のばあばがクレーマーなんて嫌だからね!」
 義母は意気消沈し、その場で夫と私に
 「出過ぎた行動だった」と謝りました。

 それから義母はクレームをつける行動をしなくなりました。あの時、6歳の息子が義母をギャフンと言わせるなんて! 可愛い孫の「クレーマー」発言に、少し義母がかわいそうな気もしましたが、これを機に夫との仲は改善し、また円満な日常が戻ってきました。

(ファンファン福岡公式ライター / takase)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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