毎日の洋服選び、面倒だと思ったことはありませんか? 手を抜きすぎず、いかに楽に日々を過ごしていけるかを真剣に考えた結果”私服の制服化”に至りました。周りのママ友からも好評の”制服化”のポイントやそこまでのエピソードをご紹介します。
綺麗なママと思われたい
娘の通っている幼稚園の保護者は、いつも小綺麗にしている人もいればラフな格好の人もいたりと人それぞれです。若い頃からファッションが好きだった私は、他のママよりも若見えしたい・いつも綺麗なママだと思われたいという想いが強く、毎朝早く起きて服選びに時間をかけていました。
とはいっても、もう若くなく年相応の格好をしなければならないのかなと思うことも…。子どもと出かけるとなるとお洒落な格好は動きにくかったりと、自分のファッションについて模索していました。
主人の一言がきっかけで
鏡の前であーでもないこーでもないと何度も着替える私を見て、主人は自分のネクタイを締めながら、私を茶化すようにこういったのです。
「そんなに悩むなら、毎日スーツで行けば?」
普段なら「はぁ? 何言ってるの?」と思うところですが、その時は何故か「そうかもしれない」と思いました。毎日制服みたいにコーディネイトを統一すれば、こんなに悩むこともないんだと。
考えてみると、あのママは、ふんわりしたスカートにニット・あのママはスキニーデニムにパーカーなど、なんとなくのイメージはすぐ思い浮かぶものの、実際に昨日何色の服を着ていたかと聞かれても覚えていないなと気づいたのです。
私服の制服化をスタート
年齢的にも違和感のない、自分のなりたい系統を雑誌やSNSを参考にピックアップし、そのコーディネイトをそのまま購入することに。その時、思い切って手持ちの衣類はほとんどを断捨離しました。
私の場合は、普段の服は公園にも行けるパンツスタイルと決め トップスとパンツを3着ずつ、ランチやお出かけにロングワンピときれいめのパンツを1着ずつ購入しました。
これによって自分のスタイルが確立し、毎朝の服選びがとても楽になりました。
いつも同じ服を着ていると思われるのではないかという不安もありましたが、3着ずつ持っていればある程度の着回しもでき、ヘアアレンジや帽子などで雰囲気を変えて楽しむことができています。
着たおしてよれてきたら似たようなものをまた買い替えるというサイクルなので、無駄に服を買うこともなくなりました。
気になる周囲の反応は
朝の支度やお出かけ前の準備をする時など、服を選ぶ時間が圧倒的に早くなり、家族からは好評です。娘も
「お母さんが早くお着替えするようになったから、この前幼稚園に着いたの1番だった!」と喜んでいます。
ママ友からも
「○○さんっていつもお洒落よね~。」と度々褒められます。ファッション誌のスタイルをそのまま買っているだけなので、私自身にセンスがあるワケではありませんが褒められるのは嬉しいです。
服を制服化した分、アクセサリーやヘアアレンジで楽しむようになったからお洒落っぽく見えるというのもあるのかもしれません。
雑誌やSNSを元に、年齢相応の自分好みのファッションを考えるということはとても有意義な時間でした。私のように毎日の服選びが億劫になっている方だけでなく、産後の忙しさでファッションから遠ざかっていたという方も、今一度自分の年齢とライフスタイルにあった服を考えてみることをおすすめします。
その上で、思い切って私服の制服化をしてみると毎日がとっても楽になりますよ!
(ファンファン福岡 公式ライター/塚原 朋子)