【ぎょうざの丸岡】宮崎市で愛されるテイクアウト餃子が福岡でも楽しめる店

 「餃子といえばどこ?」と尋ねられたとすると、皆さんなんと答えられますか?一般的には「宇都宮」「浜松」あたりではないでしょうか?  しかしながら今(直近で)日本で餃子が最も食べられている街は「宮崎市」だそうです。今回はそんな宮崎の中でもソウルフード的に愛されている「ぎょうざの丸岡」さんをご紹介します。

目次

宇都宮をこえた!新たな餃子王国・宮崎市

「餃子が名物の土地といえば?」と聞かれると、多くの方は「宇都宮」を思い浮かべるのではないでしょうか?あとは静岡の浜松は有名だと思いますし、福岡にお住いの方からすると「やはり博多の鉄なべ餃子でしょう!」との声もあるかと思います。  しかし。一般社団法人焼き餃子協会が今年8月に発表したレポート(総務省統計局が発表する「家計調査」から「餃子」の支出金額と購入頻度を独自に集計)によると、2020年の上半期は、宇都宮・浜松をおさえ「宮崎市」が「支出金額」「購入頻度」ともに一位になったそうです!まだ上半期とは言え、おめでとうございます!

参考・宮崎市が上半期の餃子消費で日本一に

 宮崎といえば、宮崎牛はじめ地鶏、チキン南蛮など鶏料理も豚肉も美味しいし、レタス巻きや釜揚げうどんなど名物がたくさんあって、かつ美味しい焼酎も豊富。個人的に九州内で出張があると、最もテンションがあがる県です。ただ【宮崎=餃子】という印象は正直あまりありませんでした。  それにはどうやら理由があるようで、宮崎の餃子の楽しみ方として、もちろん店頭で食べれる店もたくさんあると思いますが「餃子テイクアウト専門店」が他県と比べて非常に強いようです。地元で愛されるお店も多く「テイクアウトで家で焼いて食べる」文化が根付いている模様。  特に今年はコロナ禍でテイクアウトの需要がさらに高くなったことが、今回の「宮崎市1位獲得」という結果にも影響していると思われます。  そんな宮崎市を代表する「餃子テイクアウト専門店」で、今回の1位獲得にも大きく貢献したと思われるのが「ぎょうざの丸岡」さんです。

ぎょうざの丸岡 ウェブサイト

【宮崎の定番餃子】ぎょうざの丸岡さんにドはまりしました。

 私が丸岡の餃子をはじめて食べたのは、今から6年ほど前。友人家族と沖縄旅行に言った際でした。コンドミニアムに宿泊し、夕食は皆で材料買って作って食べたのですが、その時宮崎出身の友人がわざわざこちらの餃子を沖縄まで取り寄せてました。  沖縄まできてなぜに餃子・・・と思ったものの、食べた瞬間感動。なにこれ、めちゃくちゃうまいやん!そこではじめて「ぎょうざの丸岡」の存在を知ります。福岡に戻ってからも、何度かネット通販でお取り寄せをするほど好きになりました。  しかし。ある日、福岡で車を運転していると「ぎょうざの丸岡」と書いてある店舗を発見。ん?パクリかな?と思いつつ、中に入ってみると・・・「ぎょうざの丸岡福岡にもあるやん!」

福岡でも楽しめる。宮崎のソウルフード【ぎょうざの丸岡】

出典:ヤマナカリョウ

 私の家の最寄りは有田店ですが、それ以外にも福岡県内に3店舗あります。わざわざ本店から取り寄せてた自分はなんなんだ・・・と思いましたが、これを知って以降は有田店がわりと近所ということあり、頻繁に購入するようになりました。そして本日も「宮崎市の一位獲得」の祝勝会がてら買いに出かけました。

出典:ヤマナカリョウ

 有田店は県道558沿い、講倫館高校の近くにあります。この日は14時ごろに伺いましたが、駐車場はいっぱい。もう少し遅い時間になると結構売り切れたりしているのでお気をつけください。ちなみにテイクアウト専門なのでイートインはできません。

出典:ヤマナカリョウ

餃子の価格はこんな感じです。クオリティとボリューム考えるとかなり安い印象です。我が家は自分と妻、9歳と5歳の男の子の4人家族ですが、本日は他のおかずも準備はしているので、とりあえず40個オーダーしました。

出典:ヤマナカリョウ

 いわゆる「生餃子」なのでこんな開封すると感じです。ひとまず最初の20個を焼いてみます。

出典:ヤマナカリョウ
出典:ヤマナカリョウ

作り方のポイントとしえは(わりかし一般的だとは思いますが)途中で「熱湯」をいれて蒸し焼きする点でしょうか。以前めんどくさくて水をいれたら、できあがりがいまいちだったことがあるので「熱湯」にはこだわったほうが良いのではないかと思います。

最高です!家族で取り合いになるほど美味しい焼き餃子!

出典:ヤマナカリョウ

 できあがりはこんな感じ。レシピ通りにつくるといわゆる羽根ができて、パリパリした食感も楽しめます。  肝心の味は・・・最高です。キャベツの甘み、お肉のジューシーさ、ニンニクもいい感じに効いていてめちゃくちゃおいしい。自宅でこんなん食べれるとか本当に幸せ・・・。このハイレベルな餃子を自宅で食べる文化がある宮崎市は、そりゃ一位になるよな、と納得。  今日は休肝日にしようと思っていたのですが、こればっかりはしょうがない、と飲み出したビールも進みます。

出典:ヤマナカリョウ

 ちなみに餃子には別売のタレをかけて食べます。丸岡さんには申し訳ないのですが、このタレもむちゃくちゃクオリティが高いので、いつも多めに買って冷蔵庫に常備し、丸岡さん以外のスーパーで買った餃子にかけたりもしてます。(ごめんなさい!)

出典:ヤマナカリョウ

 子供含めて4人で40個。他におかずもあるし足りるでしょう、という自分の算段はあまく、無限にいけるのでは?というほど皆ぱくぱく食べるので、取り合いになりました。誰が今何個食べたのか、という確認で食卓に緊張感が走ります。  (本来であれば肉汁いい感じにでてる写真をおさえるべきでしたが、自分の分を確保しようと必死になった結果、雑な写真になってしまいました・・・)

最近「餃子は完全食」というフレーズを聞いたことがあります。脂っこいイメージもあるかと思いますが、実は炭水化物も野菜も肉も一気に摂取できて、栄養バランスが非常に良いという評価です。個人的にはかつビールにあう、ということもポイントで完全食の要件を高水準で満たしている料理だと思います。  お店に食べに行く餃子ももちろんおいしいですが、福岡在住のみなさんで、もしまだ「ぎょうざの丸岡」に行ったことのない方は一度おためしください!(店舗のないエリアの方はお取り寄せでぜひ!)「宮崎市1位」の理由が納得できるはずです!

施設名:ぎょうざの丸岡 福岡有田店
住所:福岡県福岡市早良区有田3-10-7
営業時間:10:00~売切次第終了 日曜営業
定休日:不定休 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
平均予算:~¥999
アクセス:次郎丸駅から760m

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

惑える40代。飲み歩き・食べ歩きをこよなく愛し「酒ダルマ」と呼ばれるも、40代にして守りに入りやや健康志向。基本ミーハー、浅く広くカルチャー全般に興味。

目次