魚と環境にやさしい釣り餌が誕生! 1/18~試作サンプルを配布

 梱包資材製造をメインに営むIMARI(佐賀県伊万里市)と九州大学(福岡市西区)学生チームとの共同プロジェクト「ECYCLE PROJECT(エサイクルプロジェクト)」から、食料廃棄物を活用した釣り餌「SABIKI」が誕生。試作サンプル配布イベントが1月18日から、釣り具のまるきん 福岡糸島店(福岡県糸島市)、伊万里本店(佐賀県伊万里市)、佐賀北部バイパス店(佐賀市開成)、平戸店(長崎県平戸市)にて実施されます。

目次

ECYCLE PLOJECTとは?

提供:IMARI

 「ECYCLE PLOJECT」は、IMARIと九州大学学生チームとの共同プロジェクト。食料廃棄問題と海洋汚染問題の解決をベースに取り組んでいます。食料廃棄物を加工して釣り餌にすることで廃棄物を減らし、化学薬品が入っていない釣り餌なので海や魚にも優しいものに。この釣り餌を使用することで、環境問題への関心が高まり、子どもの食育にもつながるきっかけになるのでは。

IMARI 代表取締役 福井康一郎さん コメント

提供:IMARI

 我々は梱包資材の製造販売に長年携わっています。近年、その中で感じるのは、パッケージもサステナブルへの移行が求められているということです。本プロジェクトでは、パッケージはもちろん、製品自体もサステナブルで、それが教育ツールとしても利用できるものを目指しました。梱包資材屋がつくる釣り餌プロジェクトですので、パッケージデザインにこだわり、釣り初心者の方でも親しみやすく、愛される商品となることを願っています。

九州大学 学生チーム コメント

提供:IMARI

 大学の授業などで常に「SDGs」を扱っていますが、地球規模であることもあり、どうしても自分ごととして捉えられない、行動に移せないものもあります。しかし、時代とともにさまざまなモノ・コトが進歩している中で、僕らのような若い世代がもっと社会のことを考え、行動していくべきだと思っています!
 ECYCLE PLOJECTを通して、食品廃棄の削減が促進されることはもちろん、僕ら若者がこれからたくさん行動を起こせる、そのきっかけになっていきたいです。

提供:IMARI

釣り餌「SABIKI」テスト使用時の様子

提供:IMARI

1月18日に実施された配布会の様子。多くの報道陣が集まりました

 「SABIKI」は1月18日から、釣具のまるきん4店舗にて試作サンプルを配布中。発売は、5月を予定されています。また、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」でも販売し、売上金の一部は海の保全活動に使用される予定です。
 釣り餌の新常識となる商品を、この機会に取り入れてみてはいかが。

「SABIKI」試作サンプル配布イベント

配布開始:1月18日 13:00より(配布サンプルが無くなり次第終了)
配布会場:釣具のまるきん4店舗
・福岡糸島店    (福岡県糸島市二丈上深江字小西968-1/092-325-8088)
・佐賀北部バイパス店(佐賀市開成6-12-35/0952-36-6880)
・伊万里店     (佐賀県伊万里市二里町大里乙3-24/0955-23-3518)
・平戸店      (長崎県平戸市岩の上町1102-4/0950-22-7122)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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