健康でおいしい! 味噌を楽しむ。 ~前編~

 寒い日が続き体調を崩しやすい冬は“みそパワー”で元気に! 福岡市内のみそ料理やお取り寄せできるみそ手造りみそ教室も紹介します。

目次

じんわり染みるみそのおいしさ

左:いつものみそ汁(600円) 右:ぶたみそおにぎり(400円)

 「みそにより虚弱体質が改善されました」。そんな実体験を語るのは、食育指導士・みそソムリエとしても活躍する北川さん。注文ごとに鹿児島県枕崎産の本枯節を削り、手造りみそをといて作るみそ汁や、自家製の豚みそおにぎりは風味豊か。福岡・糸島の農家直送米や朝倉の野菜など生産者の顔が見える安全な食材、丁寧に作られたおいしさが染み渡ります。

まろやかでコク深い「蒸し野菜のみそバーニャカウダー」(700円)

Facebookでみそ造り教室の案内も

晩酌や夕食セットがあり一人客も多い

店主の北川みどりさん

 みそは栄養に優れた発酵食品です。子供の成長や生命維持に不可欠な必須アミノ酸がすべて含まれ、タンパク質、ビタミンなども豊富。体を温め、がんや生活習慣病のリスクを下げるともいわれています。

一汁一菜(いちじゅういっさい) みその葉

住所:福岡市中央区警固1-3-6 警固フラット105
電話:080-5244-9988
Facebook:@misonoha

サラリとまろやかなだしが決め手

ごま味噌うどん(890円)

南関あげや、一度素揚げした鶏つみれも美味

 さぬきとも博多とも違う自家製麺が自慢の同店で、一、二を争う人気の「ごま味噌うどん」。かつお・昆布・さば節などで取る黄金のだしに、白みそベースのオリジナルみそと煎(い)りごまを合わせた一品です。まろやかでコク深く、香ばしさもふわり。冬場はゆず皮のあしらいも。体が芯から温まりますよ。

細く滑らかで弾力のある麺が絡む 

夜はしっぽりと晩酌を楽しむ客も

 「地酒のお供には特製みそで作る牛すじ煮込みを」と、店主の中山雅弘さん

うどん 杵(き)むら

住所:福岡市中央区薬院2-14-28 ADEKATZビル2階 
電話:092-714-2323

香ばしく焼けたみそでゆるりと一献

鴨の朴葉味噌焼き(1,050円)

鴨の甘い脂と鼻を抜ける朴葉の香りも格別

 和洋中、創作までさまざまな料理がそろう同店で、創業時から人気のメニューが「鴨の朴葉(ほおば)味噌焼き」。赤みそや白みそなど数種類を合わせた、コクのあるオリジナルみそがおいしさの決め手です。卓上しちりんの上でくつくつと焼けるみその香りもごちそう。揚げナスや鴨ロースを絡めながら食べれば、お酒も止まらない! 一人飲みから友人・家族との食事までくつろげます。

 「ブイヤベース」(1,580円)も人気

藤崎駅より徒歩約7分

飲放題付きのお得なコース(4,500円〜)も!

ユルイヤ

住所:福岡市早良区高取2-13-1
電話:092-688-2144
インスタグラム@takatori_yuruiya 

創業80年の老舗が造る九州生みそ

輝麦500g(648円)

麦秋期に黄金色に輝く麦畑の姿が名前の由来

 長崎から全国へこだわりの調味料を届ける老舗企業。醤油(しょうゆ)・だしなどに加え、多くの種類がそろうみそも自慢です。中でもオススメは、長崎県産の「はだか麦」と九州産大豆を使用し、甘味とうま味を引き出した麦味噌「輝麦(てるむぎ)」。化学調味料無添加で使いやすく、みそ汁やみそ煮と、何にでも重宝しますよ。

塩も九州産を厳選

ホームページでレシピを紹介中

イメージキャラクターのチョーコーちゃん 

チョーコー醤油

住所:長崎市西坂町2-7
電話:0120-040-500

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著者情報

「ファンファン福岡/サブクリップ」(福岡都市圏内配布、福岡市地下鉄駅駅設置)紙面に掲載した話題、編集部員が突撃取材した話題などを紹介します!

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