1月22日はカレーの日【久留仁譲二の小市民だより】

 こんにちは。スケール小さい久留仁譲二です。直近で、ラーメンのことを書きましたが、1月22日は「カレーの日」ということで、私が最も好きな食べ物であるカレーについて書きます。わらながら役に立つと思うことを発案したので、家でカレーをつくる人は是非お読みいただければうれしいです。

 1月22日は「カレーの日」だそうです。ハウス食品のホームページを読むと、「1982年に社団法人全国学校栄養士協議会が1月22日の給食のメニューをカレーにすることを決め、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたことにちなんで定められたそうです」と書いてあります。私はその年には大人になっていたので、カレー給食の恩恵にはあずかってませんが、子どもはカレー好きな人多いから喜んだことでしょう。

 今週私、カレー作りました。上人橋(しょうにんばし)通りにある老舗の「井手精肉店」でまずまず立派な牛肉の角切りを300g買い、S&B の「プレミアムフォン・ド・ボー ディナーカレー中辛」というちと高級なルーを使い、なかなかのぜいたくを楽しんだわけです。期待通り美味でした。

 5皿分、というのがいいです。あたしの場合、ついつい張り切って作りすぎて三日も四日もカレーを食べ続ける羽目になることしばしばなので。

 で、たくさん作ろうが少なめに作ろうが悩ましいのが最後に鍋に少量残ったルーの問題です。うまいこときれいにこさぎ取れない。捨ててしまうのはもったいない。

 自分の場合、だいたいその鍋の中に白ごはんをぶち込んで、まぜながら温めてドライカレーみたいにして食べて片づけることが多いですね。しかし、そのやり方にも欠点があって、米粒がこげてこびりついて洗いにくくなります。

 そこで、あるとき思いついたのがごはんの代わりにゆがいたスパゲティを投入することです。

 今回もやりました。

 茹でてバターを少々からめたスパゲティを入れます。

 お玉についたカレーもきれいに取り、菜箸でかき混ぜながら鍋を温め、炒めます。

 出来ましたよん。具はほとんど残ってませんが、コクのあるカレーの味がしみわたってるから僕的にはダイジョブです。

 鍋もこの通り、空っぽです。このあと洗うのがラクだし、余分な濁った水を捨てないので、環境にも良いです。ささやかな話ですが。

 「カレー味のスパゲティなんて・・・」と抵抗のある方以外は一度試してみて下さい。私はたいていの炭水化物にはカレー味合うと思ってるんですが。餅とかもですね。

 さて、先ほどパッケージをお見せしましたが、今回「中辛」のルーを選びましたが、自分のカレーだけでももっと辛くしたいという人におすすめなのが、これ↓です。

 福岡発の「カレーノ」です。この商品、この手の「あと付け」のカレー調味料の中では抜きんでた出来の良さだと思います。「1滴で辛っ!」と書いてますが、はっきり言ってそこまでないです。自分の場合、一皿に10滴くらい入れてます。

 何が優れているかと言って、元々のカレーの味をまったく損なわずに全体に調和してさらに満足度を高めるところでしょう。サッカーに例えると、スーパーサブとして途中出場した選手が決勝点を決める、みたいな活躍ぶりです。

 ネット通販でも買えますが、送料が馬鹿にならない。実売している所に出かけました。

 うちから自転車で10分、西鉄大橋駅併設の「レイリア大橋」。「サニーパン」で有名なシロヤさんの入るB1フロアを目指します。

 「ナイル」というカレーショップです。

 伝説の店の復活ですよ。にしても「1000人の行列」とはに。コロナ禍の今と違って詰めたとしてもひとり30cmは必要でしょう。「0.3m×1000人=300m」。いくらなんでも盛ってないですか。私も30数年前、そのナイルに行ってましたが、さすがに300m並ぶ場所なかったような。一日千人来店した、ということじゃないでしょうか。それでもすごいですけど。

 とにかくここでカレーノを1本買い足しました。税込み450円。リーズナブルです。

 「辛いカレー食べたいのに、子どもがちっさいからママがバーモントの甘口かカレーの王子さましか作ってくれんのよ」とお嘆きのそこのあなた、だまされたと思ってカレーノを買って甘々のカレーに振りかけてごらんなさい。失われていた人生への希望がよみがえること疑いなしですよ。

 あ、このカレーノ、現在のナイルなどを経営されている「益正グループ」さんんから発売されてますが、私は何のご縁もなく回し者でもないので、念のため。「ステマ」するメリット、しがないおじさんの私にはまるでないし。

 大分の豊後大野市で作ってるようです。昔千歳村だった地域が合併されたんですね。このカレーノ製造、村おこしになってるんでしょうか。

  天神に用があったついでに、三越の地下をのぞいたら、こんな鍋つゆが売ってました。監修の「ガラム」さんも、福岡のスパイスカレー(カリーと書くべきか?)の名店で、300mとは言わんまでも、行列に並んで食したこともあります。

 2人前で千円超えかあ。きょうは見送りましたが、いつか試してみたいと思いました。

 ひと頃、カレー鍋も少しはやりましたが、最近あんまし聞かないなあと思ってましたが。好きな人はいるんでしょう。

 以上、元ラーメン屋のせがれながら、カレーの方が好きなやつの繰り言でした。

 

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

米国の本家と同い年のシニアブロガー。毎晩長いときは30分に及ぶ歯磨きを欠かさない。最近覚えたメルカリへの出品にはまっている。
17年乗った作業用の軽トラックをカッコいいカーキ色の新車に買い替えた。

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