ひと味ちがう! 太宰府み~つけた! ~前編~

 天神から電車で約30分、気軽にリフレッシュできる場所として福岡県民に愛される太宰府。今回は、今までとは少しだけ違う視点で楽しむ太宰府をご紹介します。

目次

太宰府天満宮

境内に縁起物の動物がたくさん! 参拝がてら探してみよう

 学問の神様、菅原道真公を祭る太宰府天満宮は、御本殿を参拝するだけではもったいないほどの名所がたくさんあります。特におすすめしたいのが縁起物の動物。御神牛(ごしんぎゅう)をはじめ、さまざまな動物が境内の至る所にいるので、参拝の道すがら探してみませんか。 

右下 ①:カエル
左 ②:麒麟(きりん)、鷽(うそ) 鷽鳥みくじ 初穂料/500円 

 鷽は幸運を呼ぶ守り鳥。御本殿造営の際、蜂に襲われた時に鷽の大群が飛んできて助けたといわれています。

③:鹿
④:神亀(じんき)
⑤:ウサギ、鳥 
⑥:鯉(こい)、獅子、鳳凰(ほうおう)
⑦:虎、龍〈ヒント〉 横から見ると…

どこにいるかわかりますか? MAPで答え合わせ! 

太宰府天満宮MAP

※動物は同じ数字の場所にいます。

推し御神牛を見つけよう!

 菅原道真公のお使いの牛である御神牛はなでた箇所がよくなるという信仰の対象でもあります。そんな御神牛が境内に11体。それぞれ顔が違うので、グッとくる“推し”御神牛を見つけてみましょう。

「梅の種」納め所

 天神さま(菅原道真公)が宿ると伝わる梅の種を粗末にしないようにと納める場所。御本殿に向かって右横から本殿裏へと出た場所にあります。

おみくじ 初穂料/100円

 季節で色が替わるおみくじ。1月からは梅をイメージした桃色に

厄晴れひょうたん

 古来より、不思議な力が宿るとされる「ひょうたん」。厄よけ祈願でお札、お守り、厄晴れひょうたんを授かり、願い事を書いた用紙をひょうたんに納めて1年間神棚におまつりします。厄が晴れたら、御本殿裏のひょうたん掛所に納めます。

太宰府天満宮

住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1
電話:092-922-8225(9:00~17:00) 

天開稲荷大明神 

御本殿から徒歩約3分

たくさんの鳥居をくぐった先に現れる奥の院はパワースポット

 九州最古の稲荷神社ともいわれ、近年ではパワースポットとしても知られる「天開稲荷(てんかいいなり)」。拝殿とは別に石で囲まれた「奥の院」があります。一歩中に入ると突如静寂に包まれ、不思議な心持ちになります。まさにパワースポットといわれるゆえんかもしれませんね。※御本殿から入り口まではすぐですが、そこから境内までは坂道や急な階段が続くので、歩きやすい靴で行きましょう。

不思議な空気に包まれた「奥の院」

限定梅ヶ枝餅

左上:毎月25日はヨモギ入り 
右下:九州国立博物館10周年記念で始まった古代米入りは毎月17日

 太宰府といえば名物「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」。菅原道真公の誕生日(6/25)と命日(3/25)にちなみ、毎月25日のみヨモギ入りで販売しています。 

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著者情報

「ファンファン福岡/サブクリップ」(福岡都市圏内配布、福岡市地下鉄駅駅設置)紙面に掲載した話題、編集部員が突撃取材した話題などを紹介します!

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