収穫の秋!福岡・うきはの【やまんどん】で梨狩り体験

真夏が過ぎ、だんだんと過ごしやすい気温になってきた今日この頃。せっかくの連休もあることだし、感染症対策もしながら楽しめることはないか…と考えていたところ、収穫の秋ということでフルーツ狩りに行くことに。福岡でフルーツといえば浮羽町!【うきは果樹の村 やまんどん】さんで今が旬の梨狩りを体験してきました。

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今の旬は?事前にリサーチがおすすめ

出典:http://yamandon.com/

“やまんどん”とは、浮羽町山の堂の地名が、浮羽弁で訛ったもので、この浮羽町山の堂は、約80年前(大正10年頃)より果樹栽培が始まった「浮羽町果樹発祥の地」とのこと。一年中いつ行っても「旬」のフルーツに出会えます。 それぞれ季節ごとの旬は以下の通り。 いちご(さちのか、さがほのか、紅ほっぺ、恋みのり、淡雪)1月上旬〜5月上旬 ブルーベリー 7月中旬 ぶどう(巨峰等)8月上旬~9月 梨(豊水、新興、新高、愛宕)8月初旬~11月 柿(富有)11月上旬~12月中旬 今の季節としては梨が最も旬ですね! ギリギリ9月下旬でぶどうは間に合うか…という時期だったので、事前に電話で確認したところ梨のみとのことだったので今回は梨狩りに専念することにしました。

九州自動車道朝倉ICから車で約20分。フルーツのまち「うきは」へ!

九州自動車道朝倉ICから車で約20分程度で到着。 目印の案内板がたくさんあるので迷わずに着くことができました。 なんと敷地の広さは2.3ヘクタール!広い!どこからどこまでなのか分からない! ブルーベリー、ブドウ、梨、柿の果樹園や、軽食やスイーツが楽しめるカフェ「Cake & Caffee 夢語寄家(むごよか)」もあります。同店には「やまんどん」で収穫した旬のフルーツを使用したケーキが常時50種類以上も揃っているそうで、到着時には既に長蛇の列。今回は泣く泣く断念しました…

出典:RAY
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ぶどうが終わってしまっていたのは台風が原因だったようですね。 早速入場し、料金支払いへ!

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まず入園料として、大人(中学生以上)は300円、子どもは200円が必要となります。 ファミリー・グループ料金として8名までであれば、一括1,000円も可能という嬉しいサービスが! 今回は友人5人組だったのでグループ料金を利用しました。 料金支払い後、感染症対策の兼ねてか実際に園に入れる人数を調整されているそうで、しばし待機。 待機中には少しだけ梨の試食もさせてもらえるという大サービス! 伺った日に採れる品種は「新興」という名前で、調べたところ…

なかなかお目にかかれない品種に出会えるとは…嬉しいですね。 園の方によると、保存性が高く、収穫後も一月くらいはおいしい状態で保存できますよ、とのことでした。

いざ尋常に。梨ハントへ!!!

果樹園の中に入る前に、園の方に軽く説明を受けます。 ・おいしい新興梨の選び方 ①大きいものを選ぶ=(袋に入っているので)その袋がパンパンになっているか ②重いものを選ぶ=ずっしりと重量感があるか なるほど、この2点がこの狩りを充実させるワザなんですね。 籠を片手に、いざ出陣です!

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この白い包装紙にくるまれているのが今回の獲物です。 説明にもあったとおり「大きくて重い」ものを選ぶべく、捜索すること約5分。

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キミに決めた!と言わんばかりにもぎ取ります。 コツは下から上にグッと実を持ち上げるだけ!とっても簡単に採れちゃいます。 正直「いや、重いって言ったってなんだかんだ梨でしょ…」と思っていたのですが、 これは重い。そして大きい。丸い。 野球ボールの比じゃないくらい重いものもありました。 手に持ってみるとずっしりしていて、かなりインパクトがあります!

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結果、20分程度滞在し、5人でこの量を捕獲しました。 片手で持つのが少しだけつらい…という感じです。 梨の摘み取り量り売りは1kg=650円だそうで、だいたい一玉500~600グラム程度。 お腹と財布と相談の上、このくらいにしておいてやるよ…と4玉にてセーブ。 他の来園者も3~4玉が多いようでした。

フルーツ狩りもキャッシュレスの時代⁉

精算ということで籠を渡したところ、 園の方「現金ですか?PayPayですか?」 ………えっ!PayPayが使えるんですか⁉

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まさかのキャッシュレスも導入されていてとっても便利!非接触で精算できるのもありがたいですね。 さすが人気の果樹園さんです。 今回の私のお会計は4玉で1,300円でした。

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乾燥していたり割れていたりしないかなど、園の方が丁寧に見てくださるので 持って帰って開けてみたらがっかりなんてこともありません。 ご存知の通り7月からレジ袋が有料化になっているので、行かれる際はエコバッグを忘れずに。

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梨、といわれて普通にイメージするものよりも色が明るく、丸っこい実が特徴です。 また、やまんどんさんには敷地内に清水が湧き出ており、 果樹園で育つ果物にはその湧水が使用されているそう。 その湧水を汲んで持ち帰ることもできるのでぜひペットボトルを持参してみては。 ※土日、祝日は湧水の持ち帰りのみはNG、水の維持管理費100円(税込)要

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いざ実食!!!新興梨の実力やいかに。

帰宅し、早速食べてみました。 皮をむいている時点から爽やかな香りが止まりません!

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さすが旬、噛むたびにシャキっと音が鳴ります。 甘さもあるのですが、どちらかというと優しい酸味の方が口いっぱいに広がりました。 これが地元で採れることに誇りを感じます! 実際の新興の出回り時期は10月中旬頃からですが、 貯蔵されたものは年明けまで流通しているそうなので 狩りにいけない…という方も、これからスーパー等で探してみてくださいね。

果樹園が多いうきはエリアでも特に人気のスポットで 県内外から多くの方が訪れる「やまんどん」。 春から夏にかけてはいちご狩り、7月中旬はブルーベリー、8月上旬~9月はブドウ、 8月上旬~11月は梨、そして11月上旬~12月は柿…と色んなフルーツが年間通して楽しめます。 旬真っ盛りのフルーツをハントしにドライブしてみてはいかがでしょうか? ※いちごのみ食べ放題 今回は残念ながらカフェに行けなかったのですが、次は必ずリベンジしたいと思います!

施設名:やまんどん
住所:福岡県うきは市浮羽町山北2212-7

施設名:夢語寄家
住所:福岡県うきは市浮羽町山北2212-7
営業時間:11:00~16:30 日曜営業
定休日:水曜日 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
アクセス:車での利用がおすすめです。 筑後大石駅から2,368m

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

タンバリンと漫画とアビスパ福岡と旅行をこよなく愛して生きてます。たいせつなのは、何事もノリとタイミング。

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