サステナブルな“汚ママ” 2週間放置していたあるモノにドン引き

 数年前、高校時代の友人宅に遊びに行くことに。素敵な新築マイホームを建てたと聞いていたので、ワクワクしながら会いに行きました。しかし想像を絶する“汚ママ”の実態を目撃することになったのです。

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わくわくマイホーム訪問!

写真AC

 久しぶりに高校時代の友達と集まることになり、マイホームを建てたというA子の家に数人で遊びに行くことになりました。

 A子の家は大きな3階建て。家に着くと旦那さんが庭で車を洗っていました。2人の可愛い娘と、優しそうな旦那さんがいるA子。絵にかいたような素敵な家族で、「A子は幸せだな」なんて思いながらお邪魔しました。しかしリビングがある2階にあがると、そこには驚きの光景が広がっていたのです。

新築マイホームが悲しい汚部屋に

 2階は広いリビングと素敵なアイランドキッチン! にもかかわらず、その上には散乱したお菓子やジュースが山積みになり、今にも崩れ落ちそうな様子。

 私が持参したケーキを置く場所もなく、荷物を床に置こうとすると、床はペットの猫2匹の毛とフンのようなものがそこら中にくっついており靴下の裏は速攻で埃だらけに…。

 A子の家にはハイハイ期の赤ちゃんもいるので心配になり
 「なんか床がすごいことになってるけど大丈夫?」と聞いたところ
 「うちの猫、外から色々もってきちゃうんだよね」との返事が。いやいや、それだけでこんな汚さになるわけがない…。

バケツに入った黄土色の液体の正体

 皆でお昼ごはんを食べることになったのですが、料理を十分におけるスペースも無い状態。案の定、テーブルギリギリにおいていたパスタに私の2歳の息子が手を伸ばし、ミートソースパスタまみれになってしまいました。

 ソースが目に入りそうだったので、思わずティッシュに手を伸ばすと
 「あっ! ティッシュ使わないで、タオル使って」と異臭を放つ薄汚れたタオルを渡されました。

 さすがにこれを息子の顔には使えないと思い
 「タオルにソース染みがついちゃうし、シャワーさせてもらってもいいかな」と浴室に行く流れになったのです。 

 家に来た時から「なんか匂うな」とは思っていたのですが、この日は8人の小さい子どもたちがいたので、「誰かのおむつかな」と気にしていませんでした。しかし、浴室に進むにつれて強くなる異臭。

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 浴室のドアを開けると、そこにはバケツに入った黄土色の液体と、その上を旋回する小さな小バエが!
 「それは布おむつだよー。紙おむつってエコじゃないじゃん? サステナブルとか流行ってるし、ミニマルな暮らししたいから無駄なもの買わないようにしてるんだよね。旦那が2週間に1回まとめて手洗いで洗濯してくれるからすごい楽だよ! 経済的だし」と、まるで自分は賢く、時代に沿ったおしゃれな生活をしているとでも言いたいような様子のA子。

 「なんで2週間に1回? 軽く洗って洗濯機で洗えばよくない? せめて3日分とか!」思わず提案したら、
 「えー! 水道代もったいないじゃん」と。「そうか、だからティッシュも使っちゃダメだったんだ…」と妙に納得したのでした。

エコをはき違えている母親

写真AC

 布おむつ育児は素晴らしいと思います。でも小バエがわくほど放置して使うのが果たして本当に良いことなのか? 衛生面は大丈夫? と心配になってしまいました。

 エコな暮らしがしたいと言うA子ですが、物にあふれ、散らかり放題の室内…。「エコの意味知ってる?」と思わず聞きたくなるほどの生活環境でした。完全に意味をはき違えている汚ママにドン引きした出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター / Maiko)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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