保育園で他の子どもとどう付き合う? 無邪気な一言にタジタジ

 私の子どもが通っている保育園では異年齢保育をしています。いつもは同じ年齢のクラスごとに部屋が分かれていますが、夕方や土曜日は0歳から5歳までの子供が同じ部屋で遊ぶよう。うちの子は0歳だし年上の子と一緒で怪我したりしないかな、と最初はドキドキ。
 実際始まってみると心配いらず! お姉ちゃんお兄ちゃん達からすごく可愛がってもらっている様子で安心でした。実は問題は私の方で…。

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年長クラスの子に言われた言葉に固まる…

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 登園から半年もたつと、他の学年の子の顔もわかってくるようになりました。送迎の時間はだいだい決まっているので、同じ時間に帰る子は私にも
 「◯◯くんのママだ!」と挨拶をしてくれて、顔を覚えてくれている様子でとってもかわいいのでした。

 私はショートカットでいつもパンツスタイル。職業柄、髪の色は赤・青・オレンジと派手な色に刈り上げで、ちょっとひと目をひく格好。特に覚えやすかったのかもしれません。

 ある日のお迎えの時間、年長組の女の子2人組が私のもとにトコトコとやってきて何か言いたそうな様子。肘で突っつき合いながらクスクス笑い合っているので
 「なにかな?」と聞いてみたら、片方の女の子が
 「◯◯くんのママは本当はパパなの?」と発言! 一瞬頭にハテナ。あ… そうか、私が男に見えると言っているんだ!

 なんと言ったらいいのか一瞬戸惑いましたが、その場では
 「パパじゃなくてママだよ」と答えたら、子どもたちはニヤニヤして走っていってしまいました。無邪気な子どもたちの急な言葉に大人はタジタジ。それにしても子供は面白い言葉を使うな〜と、子供の独特の感性に感心しました。

子供の珍回答に感心! 

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 別の日、年長の男の子に
 「◯◯くんのママは何で髪の毛がオレンジ色なの?」と、怪訝な顔で言われました。
 これも一瞬なんて答えようか戸惑う瞬間。もしかして私非難されてる? とも思いましたが
 「もともとは黒かったけど髪の色を変えたんだよ。私は気に入ってるよ。」と素直に伝えることに。すると
 「そうなんだ! にんじんの食べすぎじゃないんだ! よかった、にんじん美味しくないもんね! 俺もオレンジ好き!」と無邪気な返事。どうやら、食べたものの色に身体が変身する絵本があるようでした。

 他にも、美容院に行った日は
 「髪切ったの? 前よりいいよ」
 「今日はなんでメガネじゃないの? 誰かに貸しちゃったの?」
 「今日は、ももんちゃん(桃色のおまんじゅうのような赤ちゃんのキャラクター)にそっくりだね」と、迎えに行くたびに私にひとこと言って去っていく子どもたち。私が髪を切っても髪の色を変えても全然気づかない夫より、保育園の子どもたちのほうがよっぽど気づいてくれるかも…。

 子どもたちにとって私の外見はツッコミどころ満載! 喜んでくれるなら、おばさんなによりです。保育園にお迎えに行く途中「今日はどこを突っ込まれるのかな」とちょっとワクワクしながらお迎えに向かう毎日です。 

(ファンファン福岡公式ライター/落合歩)

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