MAGICAL SPEC 2.27に「カッコかわいい」1周年記念ライブ

 福岡市を拠点に活動するアイドルグループ「MAGICAL SPEC(マジカルスペック)」が2月27日(日)にDRUM Be-1(福岡市中央区舞鶴)で「カッコかわいい」をテーマに掲げて1周年記念ライブ「first one magic!」を開きます。

写真提供:MAGICAL SPEC

 東京、横浜、大阪を巡る初ツアーのファイナル公演として企画されましたが、新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い3都市公演は延期となりました。メンバーは「観客の皆さんに1年の成長を楽しんでもらうだけではなく、初ツアー延期の悔しさも晴らす最高のステージにしたい」と意気込んでいます。誕生以来、コロナ禍のなかで暗中模索しながらメンバーが夢と希望を失わずに心を合わせて歩んできた1年。その集大成のライブは更なる飛躍を期待させるものになりそうです。

 メンバーとプロデューサーに話を聞いてきました。なお、SORAさんは取材に参加できなかったため後日文書で回答を頂いています。

目次

コロナ禍の足かせに負けず

写真提供:MAGICAL SPEC

 MAGICAL SPEC(以下、マジスペ)は、女性エンターテインメントユニット「トキヲイキル」の派生グループとして2021年2月27日に誕生。フューチャー・ベースも取り入れた軽快なエレクトロニック・ミュージックを中心に「楽曲で魅せる」グループを目指しています。トキヲイキルから岩本琴音さん(マジスペでの名義はKOTONE)と藤松宙愛さん(同SORA)、所属事務所(ジョブ・ネット)の育成グループから3人が参加。当初は非公開オーディションを通じて外部からもメンバーを加える予定でしたがコロナ禍の影響でオーディションへの参加辞退などがあり、「該当者なし」として5人での見切り発車となりました。

写真提供:五風

 6月には「虹のコンキスタドール」などの多くのアイドルグループに楽曲を提供してきた村カワ基成さんをサウンドプロデューサーに迎え音楽面を強化したほか、公開の追加オーディションを告知。7月22日に追加メンバーとしてHIMARIさんをお披露目し、9月25日の本デビューをもって念願の6人体制になりました。

HIMARIさん 撮影:seiji.s

 誕生した時からコロナ禍の影響を受けてきたマジスペはライブ活動も思うに任せませんでした。開催できたライブでも感染防止の観点からアイドルのライブにつきものの「コール&レスポンス」は見られず、さらには各地にファンを広げ、1周年へ弾みをつけるはずだった初のツアーも延期されました。コロナ禍という足かせをはめられながらの1年はメンバーにもスタッフにも不本意の連続だったはずです。

KOTONEさん 撮影:seiji.s

 1周年ライブについてKOTONEさんは「『コロナだからしょうがない』で終わらせたくない。『来てよかった』と感じてもらえるように万全の準備もしています。1年の成長だけではなく新たなマジスペの姿を披露し、1周年ライブを新たなスタートにしたい」と力を込めます。

写真提供:MAGICAL SPEC

がむしゃらに走った1年

 誕生から1年。MIHARUさんは「ライブで声援は禁止ですがマスク越しの表情や仕草、拍手でファンの反応を感じてきました。コロナ禍の影響が悔しい思いをしましたが、同時に多くの人に支えられていることも感じてきました」。KOTONEさんは「5人から6人体制に変わり、センターのSORAさんが個人としてのお仕事で長期間離脱したことも。また高校生メンバーが学業との関係で一時お休みしました。そのたびに歌うパートやフォーメーションの変更が必要で、1週間に3種類を覚えなくてはいけないこともありました」と苦労の一端も。

MIHARUさん 撮影:seiji.s

 途中加入となったHIMARIさんは「中学生の頃から憧れていたアイドルになれたのですが、歌もダンスも未経験でしたので、とても濃い半年でした。先輩たちのプロ意識にも圧倒されました。まだまだ先輩のレベルには達していませんが、憧れのSORAさんからいつかセンターを奪うぐらいの意気込みで頑張っています」と目を輝かせました。

 MOMOMIさんは「先輩ばかりに囲まれて最初は自分の意見をだすことができなかったのですが、HIMARIが加入したことで『先輩』の自覚も生まれ、自分の意見を先輩にぶつけることができるようになりました」と自らの成長を実感した様子。

MOMOMIさん 撮影:seiji.s

 センターのSORAさんは「マジスペでは私が先輩になってみんなをまとめることが増えたのですが、気持ちと行動が空回りすることもありました」と振り返り、最年少のRINKAさんは「育成グループを約3年間経験して待望のデビューができましたが練習の量と質の両方が凄く増えました。とにかくがむしゃらに走ってきた1年でした」と総括しました。

RINKAさん 撮影:seiji.s

カッコかわいく魅了

 メンバーが意気込む1周年ライブには多くの見どころがあります。

 村カワさんやISAKICKさん(175Rのベーシスト)の手によるスペシャルミックスについて「併せて新たなパフォーマンスを披露します」とKOTONEさん。「メンバーは、曲それぞれのカッコよさとかわいさをより伝えられるように表情や雰囲気などを曲ごとに考えながらレッスンをしています。今まで披露してきた曲でも、新しい世界を感じてもらえるはずです」と楽曲面での魅力をアピール。

写真提供:五風

 また、披露される新衣装について「前が短く後ろが長くなっているスカート部分にパニエを組み込んでいるので、ダンスでの躍動感とフワッとした綺麗なシルエットを楽しんでもらえるはずです。衣装の形は全員同じなのですが、マジスペのテーマカラー(青、白、金)の配色パターンを変えることでそれぞれ違った印象に仕上がっています」とHIMARIさんが教えてくれました。

写真提供:五風

 そして注目は新曲の披露。MIHARUさんは「今までにない可愛い曲です。ストーリー性も高く、それぞれのソロパートではメンバーの魅力が発揮されています。2年目のスタートを飾るのにふさわしい曲になっています」と自信をのぞかせました。

写真提供:MAGICAL SPEC

 ほかにも照明の工夫やマジスペのミュージックビデオ第1弾となる「DREAMIN’」を初公開するなど観客を魅了する仕掛けが盛り込まれているようです。

 さらに1周年ライブを前に「TWIG」や「Chu Love ♡」など初期の6曲がサブスクリプションで公開されており、「ぜひ予習してライブに来て欲しい」とメンバーは呼びかけています。

写真提供:MAGICAL SPEC

背水の陣の覚悟も

 ただ1周年ライブのチケット販売は苦戦中。大沼智哉プロデューサーによると、目標枚数の約3割にとどまってます(2月22日午後2時現在)。大沼プロデューサーは「コアなファン以外に広げられなかった」と現状を分析したうえで「ファンが新たなファンを巻き込めなかったのは、そこまでファンを熱くさせられなかったということ。私のプロデュース不足があったにせよ、マジスペが求められていないと思わざるを得ないです」と厳しい表情。

写真提供:五風

 「(1周年ライブは)グループにとってターニングポイントになるかもしれない」とマジスペの在り方の見直しに含みを持たせるような発言まで飛びだしました。

 大沼プロデューサーの真意は測りかねますが、マジスペの現状に納得していないことが伺えます。

写真提供:MAGICAL SPEC

 ライブ当日まであとわずか。集客とパフォーマンスの両方で追い込みをかける6人は、背水の陣の覚悟も持って1周年ライブのステージに立つことになりそうです。

 チケット販売などライブの詳細は公式サイトで確認を。

ライター:しげむら

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