妊娠中のママは必読! パパと実践するといいことは?

 こんにちは。3児の子育て中のワーキングパパ、田中ひでのぶです。女性の皆さんは、妊娠が分かると、喜びとともに心配もあることでしょう。パパがもう少しフォローしてくれたらと思ったりしませんか? とはいえ男性は、妊娠を聞いただけで、パパになれるわけではありません。理想のパパを目指して、妊娠中のママからパパへ伝えておいてほしいこと、夫婦一緒に考えてほしいことをパパ目線で紹介します。

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男はいつ、パパの自覚が芽生えるのかを知ってほしい

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 女性は妊娠が分かってから、おなかの中で徐々に赤ちゃんが大きくなっていく過程を、身をもって体験することができます。  一方男性は、妻のおなかが大きくなるのを見ている「だけ」。産婦人科で撮影したエコー写真を見る「だけ」。つまり、赤ちゃんの成長をリアルに体感しないまま、突然パパになる感覚です。  私がパパとしての実感を持てたのは、赤ちゃんが生まれた後でした。実際に赤ちゃんを抱っこして、初めてパパになったと自覚します。ママとは10カ月くらいギャップがありますね。  ママには、これを理解してほしいのです。  そこで、産婦人科や育児用品店などで行われているのが、新米パパ・ママ向けのイベント。重りが入った「妊婦ジャケット」をパパが装着し、妊婦体験ができる内容などです。 ・自分の爪先が見えない ・肩凝りがひどくなる ・靴ひもが結べないくらい、かがめなくなる ・うつ伏せになれない  こうした、ママにとっては当たり前のことを実際に体験すると、自然と男性の意識も変わります。できるだけ夫婦で参加してみてはどうでしょうか。

出産前に2人の家事分担を決めておく

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 子どもが生まれると、妻には新たに「ママ」という役割が増えます。  授乳や寝かしつけなど、赤ちゃんの身の回りの世話をしながら、食事やお風呂の準備など日常的な家事をこなすのは、とても大変なこと。ましてや新生児や乳児の期間は、夜の授乳や夜泣きへの対応などが、昼夜を問わず続きます。  そんな時に、夫が「ご飯はまだ?」などの言葉を発すると、家庭にもう1人子どもが増えたような状態に。妻をイライラさせてしまいますよね。夫婦2人の時は許された言葉も、子どもが生まれてからはNG。パパも今まで以上に家事や育児を分担する必要があります。  そこで、赤ちゃんが生まれる前に、夫婦で家事の分担を決めておくとよいと思います。ママのおなかが大きくなってくると、自由に動けなくなりますし、無理も禁物です。    かがんだり動いたりする家事(お風呂やトイレ掃除など)や、においがきつい家事(炊飯、食事の用意)は、なるべくパパの担当に。男性に「夫」だけでなく「パパ」という新しい役割をぜひ任せてみて。  ただし、ここでママにお願いしたいのは、「決して評価をしない」こと。パパが一生懸命に食事を作っても、酷評されてしまうと自信がなくなったり、怒ったりするかもしれません。    仮に料理がおいしくなかったとしても、失敗してしまったとしても、大目に見てほしいのです。

納得し、2人で楽しみながら子育てを

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 初めての育児は夫婦2人とも手探りなことが多いもの。Webサイトで調べたり、育児本を読んだりのほか、SNSで流れてくる情報に振り回されたりもします。  パパだけではなく、ママにも知っておいてほしいのは、「自分たちが納得できる育児方法がベスト」ということ。  赤ちゃんのことは2人が誰よりもよく知っているはずですし、試行錯誤しながら育児をしていくはずです。それでも、夜泣きが毎日続いたり、うまく授乳できなかったり、さまざまな困難にぶつかることがあります。  そんな時、決して自己嫌悪にならないでください。自己嫌悪になるくらい、真剣に赤ちゃんのことを考えているという証拠です。ぜひ、2人で毎日の育児を楽しんでいきましょう。 (ファンファン福岡公式ライター/田中ひでのぶ)

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