3カ月間で4回入院! 育休復帰後に母と息子を襲った悲劇

 1歳1カ月の息子が保育園へ入園してから生活はかなりハードモード。おそらく一生忘れることはない大切で過酷な3カ月間となりました。

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復職するも連日のおむかえコール

写真AC

 3月生まれの息子は、クラスで一番幼く登園するたび大号泣。全く保育園に慣れることはできませんでしたが、慣らし保育の間は発熱もせず毎日登園しました。

 ところが私が復職し、実際の保育が始まった途端、体調を崩すことが多くなった息子。大げさではなく、毎日保育園からおむかえコールがありました。

 ほとんど仕事ができない私に、職場の先輩ママたちは「子どもはすぐに熱を出すから仕方ないよ」と好意的でしたが、やはり後ろめたく感じていました。

息子 初めての入院

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 復職して2週間ほどたった4月後半の日曜夜のこと。熱を出し寝ている息子がなんだかけいれんのような発作を… でも、育児書に書いてあるような激しいものではなく、悪寒のように数十秒間震えたあと、ぐったりしていました。

 そのあとも同じような発作を何度かしたので小児科の電話相談へ連絡すると、即病院へ向かうよう指示されました。

 夫と3人で急いで指定された病院へ向かいました。診察中の医師の前で、私の膝の上の息子が再びけいれん。それを見た医師や看護師が険しい様子で慌ただしく動き出し、私と夫は診察室から出るように指示されました。驚きと不安と恐怖で待合室で号泣したことを覚えています。再度病室の息子を見たときには、ベッドの上でぐったりしており医師から入院を告げられました。

検査の結果、手術を受けることに

 検査の結果、息子は扁桃炎から高熱を出しやすく、さらに熱性けいれんを起こしやすい体質だということが判明しました。

 初めての入院は1週間程度。1歳児の入院は文字通り「つきっきり」です。ベッドの上でぐったりする息子をさすりながら、過ごしました。

 退院した後も定期的に血液検査をし、その検査結果からその場で入院を告げられたことが2度ありました。すぐ夫に連絡し、荷物を持ってきてもらい、私の会社や保育園へ入院することを伝えて、とバタバタでした。息子の様子は元気だったので、再入院は全くの想定外でした。

 様々な検査の結果、アデノイド(鼻の奥にあるリンパ組織のかたまり)切除の手術をすることで息子の扁桃炎が改善するとのこと。最後の入院は手術のためでした。

手術後の息子の様子

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 正直、1歳児に全身麻酔が必要な手術は抵抗がありましたが、夫としっかり話し合い、これが私たち家族にとって最善の策だと決断しました。いろいろ不安に感じることもありましたが、入院中はベッドの上で一緒に絵本を読んだり、折り紙をしたりして楽しく過ごせ、息子もよく笑い、ご機嫌なことが多かったです。術後は体調も落ち着き、退院後は保育士さんたちもびっくりするほど楽しく保育園で過ごせるようになった息子を見ると、手術してよかったと思います。

 息子が安心して保育園で過ごせるようになったのは、体調が落ち着いたことはもちろんですが、母と子で過ごした入院期間があったからではないでしょうか。あの期間にお互いの気持ちを確認し合い、次のステップへ進む覚悟を決めたように感じます。私にとっても息子にとっても大切な時間でした。

 今となれば良い思い出ですが、入院中は、私は会社を休みずっと息子と一緒の病院生活、夫は毎日病院へお見舞いに、と家族全員が息子中心で回ったハードモードの3カ月でした。正直、記憶はほとんどありません。いろいろありましたが、今も元気に成長している息子の存在をなおさらありがたく感じます。

(ファンファン福岡公式ライター/鶴野 ふみ)

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