ファインナルシャルプランナーは受験すべき?試験の受験経験者に聞いてみた

ファイナンシャルプランナー(FP)は人々の家計や経済的な将来設計の相談に乗ってくれるスペシャリスト。今回はファイナンシャルプランナー資格取得に向けて試験を受験した13人にアンケートを実施。ファインナンシャルプランナー資格を受験した理由は何か、取ってよかったことについて紹介します! 今後ファインナンシャルプランナー資格取得を目指している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

アンケート概要と回答者

情報:資格取得に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月6日〜19日(14日間)
人数(男性・女性):20代〜60代の男女265人(男性82人、女性183人)
※人数比は以下を参照、今回のFP試験受験者数は13人

ファイナンシャルプランナーの受験者

出典:イエゴト調査隊

ファイナンシャルプランナーの受験者の年齢

出典:イエゴト調査隊

ファイナンシャルプランナー(FP)とは

種類
ファイナンシャル・プランニング技能検定(1級、2級、3級)
AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格
CFP®(サーティファイド ファイナンシャル プランナー®)資格

年間試験回数
(1)ファイナンシャル・プランニング技能検定(1級):年1回
(2)ファイナンシャル・プランニング技能検定(2級、3級):年2回
(3)CFP®︎(サーティファイド ファイナンシャル プランナー®︎)資格:年2回
(4)AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格はFP技能検定2級合格と研修で取得可能

ファインナンシャルプランナー(FP)は家計や資金運用のスペシャリスト

ファイナンシャルプランナーは家計管理や貯蓄・家計管理のアドバイス、そして子どものための教育資金や住宅資金などの家族にとっての将来設計とその資金準備の相談に乗ってくれる家計経済のスペシャリストです。そのほか今ある資産を資産運用でどのように増やすか、老後の資金をどのように確保するかなど、今後の備えについても対応してくれます。

ファイナンシャルプランナー資格試験は合計年3回

ファイナンシャルプランナーになるためにはファイナンシャル・プランニング技能検定を受験する必要があります。検定は合計年3回。ファイナンシャル・プランニング技能検定1級は年1回、2級・3級はそれぞれ年2回ずつ。受ける級によって試験回数が異なるので注意が必要です。

AFP資格とは?

ファイナンシャルプランナーの関連資格はファイナンシャル・プランニング検定の他にAFP資格とCEP®︎資格の2つがあります。AFP資格は研修によって獲得することができ、ファイナンシャル・プランニング技能検定2級を取得していることを前提として、最新知識の獲得、顧客利益の最大化に伴走する倫理観を持ち合わせていることの資格です。

CEP®️資格とは?

CFP®︎資格には資格試験と実務経験3年以上と研修修了という制約があります。また、AFP資格保有者であることも必要であり、つまりCFP®︎資格はファイナンシャルプランナーの中のプロフェッショナルとしての認定資格であり、北アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニア地方など世界25カ国で認められている国際資格です。

ファイナンシャルプランナー(FP)の試験を受けたきっかけは?

ファイナンシャルプランナーの資格試験、ファイナンシャル・プランニング技能検定を受けるきっかけは何だったのでしょうか? 同じような境遇の人はぜひ参考にしてみてください。

  • 「経理として働いていて勉強する内容が少し重なるところがあり、プライベートでも相続や年金などについて考える機会があったので興味が沸いた」(40代女性)
  • 「昇給が見込めない状況の中で離れて暮らす両親に仕送りをしたいと考え、そのための資金を捻出しようと考えたため」(40代男性)
  • 「金融機関で働いていて、顧客の資産運用相談をする立場になったため、より丁寧な提案ができるよう知識を深めたいと思ったからです」(40代女性)
  • 「少しでも転職に役立つ資格を取りたいと思ったのとFPは日常生活でも役立つ資格だったため」(40代女性)

金融機関でのキャリアアップだけでなく日常生活での活用のため

今回アンケートに回答してくれた人の中には金融機関関係者でキャリアアップを目的とした人もいましたが、日常生活での活用も考えて受験した人もいました。家計管理や老後資金の調達は誰にでも当てはまる課題。友人の役に立ちたいと考えたため、ファイナンシャルプランナーの資格試験を受けた人も。まさに身近な経済に関するプロフェッショナルと言えるでしょう。

ファイナンシャルプランナー(FP)の試験を受けてよかったことは?

ファイナンシャル・プランニング試験を受験した結果として、よかったことを答えてもらいました。

  • 「人生のプランに対して、いつどれくらいお金がかかるのか、見通しを立てることができた」(30代女性)
  • 「当時勤務していた会社でその後も働き続けていたが管理職だったため部下に対しての助言などにより離職を防ぎ働きやすい環境を整えられたこと」(40代男性)
  • 「お客様からの信頼も大きくなり、キャリアアップへ繋がった」(20代男性)
  • 「資格を勉強するうちに税金や社会保障に関する知識がつき、これからの生活に役立てることができそうだと思った」(20代女性)
  • 「株の取引のみを行っていたが投資信託の購入や生命保険死亡保障は税金対策にも使えるので加入した」(40代女性)

将来設計の見通しを立てやすくなった・キャリアアップにつながった

ファイナンシャルプランナーは身近な経済のプロフェッショナルです。金融機関であれば顧客利益の最大化のための良きパートナーであり、個人であれば自分自身、ひいては周りの人やクライアントの経済問題の解決や疑問の解消に協力するスペシャリスト。報酬が上がったり、顧客からの信頼が獲得できたり、自分自身の将来の見通しを立てることができたと回答する人もいました。

まとめ

今回はファイナンシャルプランナーの資格取得に関してアンケートを実施しました。なぜ受験したのか、受験してよかったことはなにか。自分自身のキャリアアップだけでなく将来設計のため、友人の経済問題の解消のためと答える人も。結果として昇給や昇進、顧客からの信頼獲得を果たした人もいましたが、自身の将来設計に役立ったという口コミもありました。今後ファイナンシャルプランナー資格の取得を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

料理、掃除、買い物、子育てなどなど、家の中には様々な「イエゴト(=家事)」があります。そんな様々な「イエゴト」を、【ファンファン福岡イエゴト調査隊】メンバーが調査していきます!

目次