「私は子育てを立派にやりきった」とのたまう義母の裏の顔とは!?

 義母は「私は子育てを立派にやりきった!」と自信満々な人。でもいざ孫が生まれてみると、あれだけのことを言い切ったのになぜ? の連続。そんな義母を待ち受けていた運命とは… 人生に大事なことってなに? と心底考えさせられたエピソードをお届けしたいと思います。

目次

華やかな生活を送る義母との出会い

写真AC

 私の義母はブランド物を着こなし、お茶やお花といった趣味や旅行などを思う存分楽しむ専業主婦。
 「私は細かいこと全然気にしないし、まったく悩みがないのよね~」というほどあっけらかんとした性格です。

 そんな義母とはドロドロとした嫁姑問題もなく、私は待望のおめでたを迎えました。義母は
 「私は男の子2人の子育てを立派にやりきったの。だから不安なんてひとつもないわ。孫は私に任せて!」と自信満々。そんな義母の頼りになる言葉に、私は安心して出産を迎えました。

孫の面倒をまったくみようとしない義母

写真AC

 その後息子が生まれ、私は育児で四苦八苦の毎日。当時あまりおっぱいが出ないことに悩んでいた私は、義母にどうしたらいいか尋ねてみます。その答えは
 「そんな昔のこと忘れちゃった」… 何を聞いてもその答えが返ってくるだけ。そしていつも
 「人生なんとかなるわよ」と話を締めくくられました。

 そんな折、友達の結婚式に出席するため、生後4カ月の息子を初めて夫と義母に預けることに… 式後、実家に顔を出すと、なぜか憔悴しきった夫と元気いっぱいの義母。帰宅後、夫が一言ポツリとつぶやきました。
 「もう母ちゃんには息子を預けるな」と。

 理由を聞くと、息子の世話をしたのは全部夫で、義母は何もしなかったそうです。泣いているわが子に奮闘する夫を横目に見つつ、悠々自適にお茶を飲みながら
 「かわいいわね~」と言うだけの義母。夫は
 「手伝う気がないなら1人で子守した方がラク!」と憤慨していました。

義母の子育ての真実は…

 夫によると、実は義母は「いつも家にいなかった」ようで、おばあちゃん(義母の実母)に育てられたようなものだったそうです。義母は子育てを忘れたわけではなく、そもそもやってこなかったのです。そりゃあ育児のアドバイスができる訳がないですよね。

 ある時、幼稚園生になった息子が
 「おばあちゃん聞いてよ~」と楽しそうに義母に話しかけました。すると義母は
 「あら、そんなことより聞いてよ、私この間旅行に行ってね…」と息子の話を遮って、自分の話を披露。自分の話をスルーされた息子の表情はとっても寂しそう…。

 きっと義母は華やかなことが大好きなのでしょう。でも孫との絆とかは全く興味がないようで… そんな義母との付き合いはモヤモヤの連続で、いつしか私は義実家から足が遠のくようになっていました。

人生の最後にたどり着いた先とは?

写真AC

 そんな義母ですが、その後火事に見舞われ、彼女にとって大きな財産であった家や家財道具を失ってしまいました。そのショックでうつ病になり、ほとんど寝たきりの状態に。彼女は華やかでない悲運を乗り越えることができなかったのです。

 人生って楽しいことばかりでなく、その時々で出会う困難を乗り越える経験を積み重ねていくもの。それをしてこなかった義母は一度の困難でつまずき、もう立ち上がれなくなってしまいました。

 義母がよく言っていた「人生なんとかなるわよ」というセリフを、私は時折思い出します。「お義母さん、あなたの人生はなんとかなったんですか?」そう彼女に問いかけたい衝動をこらえながら…。

(ファンファン福岡ライター/日野原花)

あわせて読みたい
産後1カ月で義母が押しかけてきた! 義母激怒の事件発生で関係断裂  娘を出産する時、私は3歳の息子を連れて里帰りしました。3カ月の実家生活で母に懐く息子を見た義母は「今度は私が手伝いに行くわ!」と言い出したのです。自己主張が強い義母との生活は心配でしたが、義母の気持ちを尊重して、渋々承諾することに。ところが結果的には関係断裂する事件が起きたのです。
あわせて読みたい
義母はクレーマー! ギャフンと言わせたのは意外な人物だった 過去、義母の言動に困惑した時期がありました。義母はクレーマーだったのです! エスカレートしていく義母の言動に物申し、解決へ導いたのは意外な人物でした。
あわせて読みたい
生ゴミのような悪臭が!義母にもらったアサリにご用心! 突然ですが、アサリの旬をご存じですか?アサリの旬は、春から初夏にかけて。潮干狩りは、3月からGW明けが最盛期で、夏の貝は腐敗しやすく、貝毒を持っている場合もあるので、夏に潮干狩りは行われないそうです。先日、旬をすぎたアサリが、わが家で大事件を起こしました。一体なにがあったのでしょう。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

  • URLをコピーしました!

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次
閉じる