わが家の息子の卒園式の日、仲良くしていたママ友がとんでもない行動に出ました。大好きだったママ友がまさかこんな人だったなんて思いもしなかった…。ママ友の本性が明らかになり、大迷惑を受けた私がとった行動とは?
卒園式での悲劇
今日は息子が3年間通った保育園の卒園式。早起きしてドキドキしながら私と息子は保育園へ向かいました。少し早めに着いたので、息子はお友達と園庭で遊び、私は仲良しなママ友とお話しをしていました。
このママ友は息子が保育園に入園して初めてできたママ友で、話しやすくてとても気が合い、私の大好きなママでした。
時間になり、先生が
「時間です、集まって下さい」と声をかけました。園児は教室へ、保護者は卒園式の会場へと案内されます。
卒園式の会場へ入ると、出席番号順に席が決まっていました。わが家の名字は「あ行」なので、席は1番前の真ん中というとても良い席!
喜んだのも束の間、ふと気がつくと、さっきのママ友が私にカメラを渡そうとしているのです。
「うちの子ども撮ってくれる?」と一言。
一瞬どういうことか分かりませんでした。今はコロナ禍。卒園式は保護者1名のみの参加で、自分の子どもを撮るのにみんな精一杯という状況だったのです。
訳も分からず私はカメラを受け取ってしまい、式が始まってしまいました。ママ友は自分の席に戻ってビデオを撮る準備をしていました。
大切なわが子の姿を残したい
長男が通っていた保育園の卒園式は、外部のカメラマン等はおらず、後日写真を購入出来る状況でもありませんでした。つまり、今撮らなければ、卒園式の姿は残らないということなんです。
私は、ママ友の行動に不信感を抱きつつも、今日は大切な我が子の晴れ舞台… 一生に一度の子どもの姿を残したいという思いはみんな同じなはずだと気を取り直しました。
私は息子もママ友の子どももしっかりカメラに残すことに決め、それを実現することができました。
卒園式は無事終わり、ハプニングはあったものの、一生に一度の思い出が残せて良かったとホッとしていました。
ママ友の本性が明らかに
しかしママ友にカメラを返すとお礼ではなく、とんでもない言葉が…
「何これ。全然撮れてないじゃん!」ママ友は信じられないという表情でそう言いました。私はママ友のその言葉に驚き、カメラを覗きます 。
そこには私が撮った、ママ友の子どもが卒園証書を受け取る姿がちゃんとありました。
しかし、ママ友は
「もっと綺麗に撮ってくれてると思った」と…。まるで私が悪いかのように落胆していました。
私は精一杯頑張ったつもりでしたが、ママ友にそんな私の気持ちは届かなかったのです。息子の卒園式という晴れ舞台に、本当に残念な気持ちになりました。それと同時に、ママ友の本性が明らかになった瞬間でした。私はママ友が落胆した意味とは違った意味で落胆しました。
私は卒園式後、少しずつこのママ友から距離を置くことに。幸い、ママ友の子どもは女の子だったので、息子と特に仲良しという関係ではありませんでした。なんとも悲しい出来事ではありましたが、冷静に考えたら、このママ友とはそもそも考え方が違うということが明確に分かりました。この時それに気付けて良かった、と今では心から思っています。
思わぬ場面で本性が明らかになってしまうことが実際にあります。皆さんもママ友との関係には注意してみてくださいね。 大好きだったママ友と、息子の卒園とともにお別れする結果となった私の体験談でした。
(ファンファン福岡公式ライター / boudaa)