新社会人でも貯蓄できる! ポイントや資金の活用方法までFPが解説

 新社会人は貯蓄が難しいと感じていませんか。今回はファイナンシャルプランナーの川畑が新社会人でも可能な貯蓄のコツをお伝えしていきます。貯めることと余裕資金を活用する方法を組み合わせることがポイントになりますので、確認していきましょう。

目次

意外と高い手数料 ATMは利用のタイミングや金融機関に注意

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 ATMは銀行内に設置されてあるものと、コンビニなどに設置されているものでは手数料が異なる場合があります。

 例えばゆうちょ銀行の場合、銀行内のATMは原則として時間や曜日は関係なく無料ですが、他の場所にあるATMだと平日の日中以外は少し手数料が高くなります(※ゆうちょ銀行 公式HP|参照元:https://www.jp-bank.japanpost.jp/ryokin/rkn_atm.html)。
 手数料が低いATMを選ぶのがベストですが、新社会人は忙しく、近場のATMを使うことも多いですよね。

 銀行によっては、独自のカードを発行しており、それを利用することで手数料を抑えられるケースがあります。そうしたカードを発行し、頻繁に利用するATMと同じ金融機関で口座を開設するのも手です。また、使いすぎには注意ですが、1度に少し多めの金額を引き出しておくという方法もあります。

口座の入出金履歴やクレジットカードの利用明細を把握する

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 残高を適切に把握することも貯蓄には重要です。

 最近では通帳を廃止する動きも見られますが、ネットなどでも残高確認は可能です。お金を引き出して残高だけを確認することが多い人は、月に1度くらいは自分がどれくらいの頻度でいくらくらいを入出金しているか把握してみると気付きがあるかもしれません。

 特に、1回が少額の買い物だとお金を使っている自覚が出にくく、うっかり使い過ぎてしまう可能性があります。カードの利用状況も口座残高と同じく定期的に確認しておきたいですね。

一般財形貯蓄で給料から自動的に貯蓄へ回す

 会社によっては一般財形貯蓄の制度を設けているケースもあります。

 これはお給料やボーナスから自分が決めた金額が自動的に引かれ、財形用の口座へ入金されるというシステムです。一般財形貯蓄は、必要であれば会社に申請するなどして引き出すことも可能です。ただし、あくまでも貯金をするために利用しているはずなので、自分なりにルールを持って活用すると良いでしょう。例えば、欲しいものや貯金額の目標を定めることで一般財形貯蓄を利用する意味が明確になるはずです。

今から始める資産運用で将来の資産づくり

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 貯めるだけでなく、余裕資金を運用して増やす方法もあります。投資信託であれば少額から投資可能で、長期運用すればより効率的に資産を増やせます。

 SBI証券の「投信積立」というサービスは100円から始められ、自分が決めたタイミングで資産の積み立てができます(※SBI証券 公式HP|参照元:https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLETmgR001Control&_DataStoreID=DSWPLETmgR001Control&OutSide=on&getFlg=on&burl=search_fund&cat1=fund&cat2=save&dir=info%2F&file=fund_tsumitate_04.html)。

 今の時代、預金していても超低金利で資産はほぼ増えません。物価が上昇すれば預金の金利ではインフレに追いつけないので、少しだけでも運用へ回してみてはいかがでしょうか。

 損失を出すこともあるので、まずは少額からスタートしてみることをおすすめします。

新社会人の貯蓄は「小さなところから」コツコツがポイント

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 ATMの手数料や、細かな出費が積もることで思いがけずお金を使ってしまう可能性があります。普段より、口座の動きやクレジットカードの明細はよく確認しておきたいですね。出ていくお金をなるべく減らすと同時に、一般財形貯蓄や少額からの運用を始めることにより、より効果的に手元にお金を残していくことが可能になります。

 1つ1つの貯蓄術は些細なことかもしれませんが、気持ちを新たにして生活している新社会人だからこそ取り組みやすいのではないでしょうか。

 貯蓄の第一歩として、まずは無理なくできることから意識してみてください。

(ファンファン福岡公式ライター/川畑彩花)

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