福岡、九州を代表する商店街である「新天町」。全国的に疲弊している商店街が多いと言われている中で、新天町は福岡の元気を体現するかのごとく多くの人で賑わうエネルギッシュな商店街です。そんな新天町の、一種の定番とも言える「クラブ」でランチをいただいてきました。
天神ランチで「クラブ行く?」と言えば・・・
「ランチ、クラブ行く?」と誘われたとして、多くの方は「踊るクラブ?中州のクラブ?」と訝し気に感じるかと思います。しかし、福岡市・天神周辺に明るい方はピンときて「いいね、行こうかクラブ」とこちらの商店街に足を運ぶことでしょう。
福岡・天神の中心に位置する「新天町商店街」です。開業から70年以上の歴史ある商店街で、ファッション、呉服、雑貨、飲食店など老舗から比較的最近オープンした若者向けの向けまで、約100店舗が並びます。全国的には商店街が疲弊しているという話題を聞くことも少なくありませんが、こちらの商店街はいつも多くの人通り!ご高齢の方が比較的多いですが、若い世代の姿も少なくなく「福岡の元気」を体現している商店街だと思います。
新天町・南通りの突き当りに存在する「クラブ」とは
前述の「クラブ」は、西鉄天神駅方面から「ソフトバンク」と「マクドナルド」が向き合う新天町「南通り」を進み、その突き当りにて確認できます。
大名にぬける出口の直前、左にファミリーマート、その先には2Fの福岡新天町郵便局に続く階段・・・・そこにある看板をよく見ると・・・・
これこそ新天町のクラブこと「新天町倶楽部」。新天町商店街で働く方々向けの社員食堂です。が、こちらの看板にも記載されているように一般の方にも開放されています。
2Fの郵便局の奥にある階段。本日のおすすめメニューが記載されてます。こちらを3Fに上ると・・・
充実の内容!みんなの社員食堂【新天町倶楽部】
3Fにあがるとすぐに、本日のおすすめを中心としたメニューがずらりと並び出迎えてくれます。この日は、少し遅めの訪問ということもあって、ちょこちょこと売り切れているメニューもありそうです。
こちらが定番商品のメニュー表。天神のど真ん中ですが社員食堂価格。基本的にボリュームがあるメニューばかりなのでコスパは非常に良いです!
メニューを決めたらこちらの厨房に並び注文します。注文すると基本その場で料理をよそってくれるスタイルです。学生時代の学食を思い出して少し懐かしい気分になります。なおこの日は、お昼時のピークは越えている時間ですが、そこそこの人が並んでいます。
オーダーしたメニューを受け取り飲食スペースへ。新天町で働いている方々らしき人、近隣につとめるビジネスマンらしき人、多くの人が食事を楽しんでいます。この感じ社員食堂ですよねぇ。
入り口から見て左手には、この食堂のある種名物とも言える、岡本太郎画伯が描いた絵があります。絵画に明るくはありませんが謎のエネルギーが伝わってきます。
入り口から見て右手は「新天町従業員専用」の飲食スペース。元来社員食堂なので、休憩時間に訪れる新天町で働く方々が座れなかったら本末転倒ですもんね。ただ「いつかは自分もあそこで食べてみたい」という謎の感情が沸いたりもします。
本日は【ミンチカツランチ】をいただきます!
本日はスペシャルランチにしようかと思ったものの、自分が頼む直前で売り切れてしまったため「ミンチカツランチ」(620円)をオーダーしました。見てください、このボリューム!スープとライスがついてこの価格はコスパ高いですよね。ちなみに高菜などお漬物は、自分で好きにとることができます。
ビューティホー!と叫びたくなる見た目もですが、味もうまし!です。新天町従業員の方はもちろん、一般の方も仕事のお昼休憩で利用するケースが多いように思いますが、まさに「パワーランチ」と言いますか、午後からまた仕事する活力がみなぎってきます!
元気な街、福岡を象徴する商店街・新天町。その「クラブ」で食べるランチは、福岡で働く人たちに元気を与えるランチでした。みなさまも天神にお立ち寄りの際は、ぜひ一度味わってみてください!
施設名:新天町倶楽部
住所:福岡県福岡市中央区天神2-7-1 新天町クラブ3F
営業時間:11:00~17:00(L.O.16:30)
日曜営業
定休日:無休(1/1のみ休み)
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
アクセス:福岡市営地下鉄・空港線・天神駅(徒歩5分程度)福岡市営地下鉄・七隈線・天神南駅(徒歩10分程度)西鉄バス「天神地区バス停」新天町方向へ。目印は、新天町郵便局となります・・・。 天神駅から227m