福岡市地下鉄七隈駅から城南市民センター方面へ徒歩約7分、福大通りに面したカフェ「カップケーキ&カフェ LYCKA(リッカ)」(福岡市城南区)。オープン7周年になる地域密着型のカフェで、福岡大学の学生にも人気の「映える」カップケーキがおいしいと聞きつけ、訪ねてみました。
店名の「リッカ」とは、スウェーデン語で“幸せ”という意味と教えてくれるのは、店長の小幡朝子さん。「おいしいものを食べ、かわいいものに囲まれ、当店の商品や空間でほっこり幸せを感じていただけたらという思いで名付けました」と話します。
焼き菓子の店を立ち上げたいと考えていた小幡さんは、さまざまなデコレーションで季節感やかわいさを表現できるカップケーキをメインにして、この店をスタート。オープン当初は、現在提供しているカップケーキの倍ほどのサイズだったといいますが、「女性はいろいろちょっとずつ食べたいんですよね。試行錯誤の末、小さなカップケーキになりました」と笑います。
カップケーキは直径5cmほどの2、3口で食べられるサイズで、女性や子どもでも3つくらいはペロリと食べられそうです。常時6、7種類が店頭に並んでいます。
材料には熊本県産のブランド卵「蘇陽の月」が使われ、カステラを思わせる濃厚な風味が印象的です。カラフルにデコレーションされた上品なバタークリームは舌でスッと溶け、優雅な甘さは生地との相性もぴったり。
「バタークリーム」「ショコラ」「ラズベリー」「レモン」は各120円(税込み)、栗がのった「モンブラン」は140円というお手頃価格も人気の理由の一つ。しっとりふわふわの「マフィン」は80円~と子どものお小遣いでも買えるリーズナブルさです。
上には動物などの形のかわいい砂糖菓子が飾られています。取材時はハロウィーン前だったので、おばけ型などユニークな飾りもそろっていました。
さらに、おいしさに驚いたのが、マフィンを一口サイズにカットし、ラスクのように焼き上げた同店オリジナルの「焼きマフィン」。
サクサクとした食感だけでなく、卵の風味が際立ち、まるで高級なたまごボーロといった新鮮なスイーツ! プレーンは220円、チョコは270円で、こちらもぜひ楽しんでほしいおすすめ品です。
11月末まで提供される予定の「紫芋ソフトクリーム」は、冷やし芋をそのまま食べているようなしっかりしっとりのサツマイモ感が人気。 コーンは230円ですが、カップ260円を選ぶと中にカットしたマフィンが入り、お得感も満足感もアップ!
イートインスペースもありますが、店の裏手の「西の堤池公園」は緑豊かで散歩にもってこい。テークアウトして公園でのんびりスイーツタイムを楽しむのもよさそうです。
カップケーキ&カフェ LYCKA
住所:福岡市城南区片江5-1-45-109 電話:092-866-5011 営業:11:30~12:30、13:30~18:00 日曜、祝日休 インスタグラム @lycka_0610