手織りの伝統技術で博多織の新作に挑戦し続けている木村佐次男(きむらさじお)さんの作品展が10月29日(木)~11月3日(火・祝)、福岡市博多区のはかた伝統工芸館で開催されます。
手織りの帯や日常使いの小物など約100点を展示
博多織の世界でも機械化・デジタル化が進む中、木村佐次男さんは昔ながらの手織り技術を守り続けている伝統工芸士。現在は娘のゆき子さんもその技法を受け継ぎ、親子2代で作品を生み出しています。 今回の作品展では、工房でしか入手できない完全手織りの博多織の帯をはじめ、バッグや財布、名刺入れ、ストールや帽子といった日常使いの小物など、約100点を展示・販売します。新商品として、マスクケースが登場します。
【木村佐次男さんプロフィル】 1936年 9月10日佐賀県馬渡島(まだらしま)生まれ 1951年 福岡県の博多織会社へ弟子入りをする 1970年 福岡県筑紫野市に工房を構え、独立 1991年 博多織伝統工芸士に認定(製織部門) 1993年 第17回福岡伝統的工芸展 入賞 1997年 福岡市技能職団体連合会より表彰 1998年 職業能力開発促進月間に福岡県より表彰 2005年 瑞宝単光章 受章 2008年 博多町人文化勲章 受章
木村博多織手織り専門工房展
日時:10月29日(木)~11月3日(火・祝)10:00~18:00 ※最終日は17:00まで 場所:はかた伝統工芸館 1階企画展示室(福岡市博多区上川端町6-1) 料金:無料 主催:木村博多織手織り専門工房 問い合わせ:はかた伝統工芸館 電話:092-409-5450