大分県は乾(ほし)しいたけの生産量が日本一。新ブランド「うまみだけ」は、乾しいたけを香りやうま味、歯応えによって4種類に分類されています。そのおいしさや特徴、料理の使い分けについて、大分しいたけ食の伝道師・田中みどりさんに聞きました。【ファンファン福岡×九州うまかもん】
大分しいたけ食の伝道師に「うまみだけ」の特徴を聞きました
栄養たっぷり! 乾しいたけにたっぷり含まれる食物繊維とビタミンDは健康や美容面にグッド!! 戻し方もさまざま 水以外にも牛乳や豆乳、トマトジュースなどで戻せます。うま味たっぷりの「戻し汁」を使えば、スープやパスタ、シチューなど料理の幅も広がります。 多様な調理法! 品種ごとに特徴が表示されているので、素材を生かした調理法がいろいろ考えやすいのです。 洋食にも合います。
キャラクター「旨味多家(うまみだけ)」が目印
うまみだけ4種類の特徴
レシピ1:「サバしいたけ」 ※<にく丸>がおすすめ!
〈材料/作りやすい分量〉 うまみだけ にく丸…… 8枚 戻し汁………………… 大さじ3 サバ缶しょうゆ味…… サバの身65g+煮汁大さじ2 大葉…………………… 2枚 〈作り方〉 1.乾しいたけを水で戻し、半分に切る。軸は硬い部分を取り除き、薄く輪切りにする。大葉は千切りにして水にさらし、搾っておく。 2. 耐熱容器に、しいたけと戻し汁、サバの身と煮汁を入れて軽く全体を混ぜ、ふわっとラップをする。600Wで5分加熱する。 3.粗熱が取れたらラップを外し、全体を混ぜ合わせて大葉を盛る。
レシピ2:「乾しいたけグラタンスープ」 ※<とよくに>がおすすめ!
〈材料/2人分〉 うまみだけ とよくに…… 4枚 水………………………… 200㏄ 顆粒コンソメの素……… 小さじ2 湯………………………… 150㏄ ベーコン………………… 20g ニンニク………………… 1/2片 バゲット………………… 2枚 ピザ用チーズ…………… 20g 〈作り方〉 1.乾しいたけを水で戻し、石づきを取って3~5mmの薄切りにする。 2.顆粒コンソメの素を湯で溶かして、乾しいたけの戻し汁と合わせスープを作る。 3.ベーコンは手で食べやすい大きさに裂き、ニンニクはみじん切りにする。 4. 乾しいたけの薄切りと3を耐熱容器2つに等分に盛り、スープを注いでバゲット、ピザ用チーズをのせる。 5. 4にアルミホイルをかぶせ、オーブントースターで加熱する。ぐつぐつ煮立ったらアルミホイルを外し、表面にこんがり焼き色が付くまで焼く。