初老の小市民・久留仁譲二です。プロフィールに書いたとおり、ジョージ・クルーニーと同い年ですが、きのう6月14日が誕生日のボウイ・ジョージも61歳で同い年であることを今さら知りました。ジョージだらけです。
余談ですが、同い年のことを「同級生」と言い出したのはいつ頃からでしょう。間違ってるし。
「松田龍平は松本潤の堀越高校の同級生」。これが正しい同級生の使い方でしょう。「わたし、綾瀬はるかと同級生なの」、本物のクラスメイトでない限り、この言い方やめて下さい。「えっ、ほんと。その頃から人気やったと?」。正直者の私は真に受けてこげな質問をしてしまいます。
話が逸れました。先週博多駅前三丁目で用事があり、終わったのが昼前だったので、同じビルの1階にあるなじみの居酒屋「てっ平」さんで昼ごはんをいただくことにしました。建て替え工事中の西日本シティ銀行の本店の南隣に公園がありますが、そのすぐ近くです。
お店の入口。看板通り大将の田中さんはいつもすごく元気です。似顔絵のイラストがのれんに描かれています。
人気店らしく、12時前だというのに、すでに大勢のお客さんが入っており、少しだけ待ちました。
なんだか気持ちが上がる手書きメニューです。てっ平はカツとまぐろが二大オシです。魚好きまぐろ好きの私ですが、カレーも大好き。悩みます。
メニューの裏も見てみます。鉄火丼とカツを両方いただくこともできます。ますます迷いが深まります。
なんとなく、舌と身体がカツカレーを欲しているようです。メニューの表に戻り、「ヒレカツ②枚カレー」を注文しました。カツの枚数を調整できるところが心にくい芸の細かさです。
大して待つこともなく出てまいりました。ヒレカツ②枚カレー。ざく切りキャベツ中心のサラダが付いてます。私はテレビで見たダイエット先生の言いつけを守り、先にサラダを飲み干すように一気食いです。あとは好物のカレーに全力集中です。
自分的に言うと、このてっ平のカツカレーが良いのは、ごはんにカレールウをかけた後にカツを乗っけてるところです。カツを乗せたあとにルウをかけると、その部分のごはんに味が付かず、文字通り「味気ない」気分になるからです。テーブル上のとんかつソースをいい具合にカツにかけます。
いやあ、毎度ながらサクッとしてて最高です。大きさもかみ砕くのにちょうど良い。幸福感に満たされます。
肝心のカレーも美味。お肉も野菜もゴロゴロしたおうちの「おかあさんのカレー」って感じです。誰でも無理なく食べられる辛さを抑えたマイルドな味です。まずまず激辛好きの私ですが、こういうタイプのカレーもイケるクチです。
そして、これまたうれしいのが、ルウがたっぷりで最後まで無くならない。配分を間違えてごはんだけ仕方なくいただく羽目に陥らない。お店の配慮だと思います。
カレーだと大体家では一皿3分以内で平らげる私ですが、お店では人目もあるので、少しゆっくりいただきました。それでも10分かかりませんね。大満足でした。きょうはカツカレーが正解だったようです。これで750円。最近昼めしでも油断してると、千円超えることも増えてきた中、ありがたいかぎりです。
私、大将とも仲良くお話しする間柄ですが、このブログはいわゆる「ステマ」ではありません。私自体が何の影響力もありませんから。
ただ、このブログで褒めちぎることで万一お店に人が沢山来たりしたら、常連さんにご迷惑をかけるかもしれんと思い、帰り際に大将に「ランチのこと、ブログ書いてよかですか?」と許可を取った次第です。
次回のランチはまぐろ、鉄火丼で攻めてみようと考えながら、お店を後にしました。
だいぶコロナも静かになってきたようでもあるので、いずれ夜の居酒屋としてのてっ平のことも書きたいと思います。
てっ平
福岡市博多区博多駅前3-23-12 光和ビル1階 電話092(471)9244