福岡県が県内4大学の女子学生と連携 がん検診啓発「Cプロジェクト」スタート<PR>

 福岡県のがん検診受診率が、どのがんにおいても全国平均より下回っていると知っていましたか? 性別では女性が、年代別では若年層の受診率が低く、さらにコロナ禍で受診を控える傾向にあるといいます。そんな状況をふまえて、福岡県は、県内4大学の女子学生と連携して「Cプロジェクト」をスタートしました。がん検診受診を啓発するための企画・制作、広報展開に取り組むといいます。CとはCancer(キャンサー=がん)の頭文字です。6月12日、福岡県吉塚合同庁舎(福岡市博多区)で学生への任命状交付式が行われました。

目次

純真学園大、西日本工業大、福岡県立大、久留米大から参加

福岡県内の女子学生がアイデアを出す「Cプロジェクト」がスタートしました

 「Cプロジェクト」に連携するのは、純真学園大学(看護学科)、西日本工業大学(情報デザイン学科)、福岡県立大学(公共社会学科)、久留米大学(商学部・経済学部)。各大学から2人ずつ参加し、6~8月に4回程度、会議の場を持って啓発チラシやポスター、動画、グッズの制作に取り組むよう計画されています。がん征圧(せいあつ)月間である9月から制作物を展開する予定です。

福岡県吉塚合同庁舎での任命式(6月12日)の一コマ

 福岡県がん感染症疾病対策課長の牟田口徹さんは「受診率が低い福岡県。まず、どうすればもっと関心を持ってもらえるかが課題です。従来の行政によるアプローチだけでなく、特に受診率の低い若年女性の視点を取り入れたいと考え、女子大学生に参加していただきました。若い女性にアピールできるようなアイデアを出していただくなど、一緒に考えていきたい。さらに、がん検診の大切さを周囲の皆さんに伝えていただきたい」と話します。

「がん検診のこともっと知りたい」「SNSをうまく利用したい」

プロジェクトに参加する皆さん

 プロジェクト参加者に、スタート前の意気込みを聞きました。

 ■「私自身が、がんやがん検診についてよく知らなかったので、いい機会になると思います。自分の身近なこととして捉え、周囲にも伝えられればいいなと考えています」(西日本工業大3年・矢永彩乃さん)

 ■「広報活動でどう人の動きを促進できるかに以前から興味があったので参加しました。今、周囲の友達の家にはテレビがなかったり、新聞も読まなかったり。LINEで限られたニュースを見るという人が多いです。そんな世代にどうやって伝えていくかを考える必要がありそうです。SNSをうまく利用するなどを提案したい」(福岡県立大3年・脇田紀帆さん)

 ■「がんを患った家族もおらず、これまで自分には縁がないと思っていた話題だったのですが、この機会を得て少しずつ身近に感じてきました。県庁の皆さんがどんな仕事をされているかにも興味を持って参加しています」。(久留米大3年・田中麻葉さん)

 ■「福岡県のがん検診の受診率が低いことなどを今回初めて知りました。少しでも受診率が増えるようにアイデアを話していきたいです」(久留米大2年・柗﨑晴菜さん)

テレビ局の取材に対応する純真学園大学の2人

個人ワークやグループワークで「なぜ行かないの?」「どうすれば伝わる?」を考える

にこやかに自己紹介を済ませてグループワークへ

 任命状交付の後は、福岡県からのオリエンテーションに続き、まずは和気あいあいと自己紹介。「今一番ハマっていること」などを話しながら、お互いの距離を縮めていきます。

 その後、NPO法人がんのママをささえ隊ネットワークETERNAL BRIDGEで活動するがん治療専門医、乳腺専門医の金城舞さんによる「啓発素材を考える際にお伝えしておきたいこと」のレクチャーが開かれました。

グループワークではさまざまな意見が出ていました

 そして第1回目のプログラムへ。「ターゲットになりきって、なぜ、がん検診に行かないのかを考える」その上で「どうすれば伝わるかを考える」個人ワークとグループワークを実践。皆さん真剣な表情で、自分のこととして捉えながら取り組んでいました。

 広報展開先やグッズについてもアイデア提案が行われ、活発な意見が交わされました。今後、どのように展開していくのか、注目していきたいですね。

福岡県若年女性がん検診促進事業「Cプロジェクト」

問い合わせ:福岡県保険医療介護部 がん感染症疾病対策課
電話:092-643-3317
提供:福岡県

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次
閉じる